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名探偵ヘイドレクの物語

1 :名無し物書き@推敲中?:2011/01/30(日) 14:39:47
あのファンタジーヒーロー・ヘイドレクが名探偵として復活!

一人一行のリレー小説です。
では、スタート!

2 :名無し物書き@推敲中?:2011/01/30(日) 15:02:38
ヘイドレイクは脳天を銃弾で打ち抜かれて死んだ。

3 :名無し物書き@推敲中?:2011/01/30(日) 16:17:50
そこへ本物のヘイドレクが現れた。

4 :名無し物書き@推敲中?:2011/01/30(日) 16:50:50
ぼさぼさ頭のヘイドレクは絣の着物に羽織、袴を身につけていた。

5 :名無し物書き@推敲中?:2011/01/30(日) 18:11:08
身なりで武士を騙った罪は重く、無礼討ちにされて絶命した。

6 :名無し物書き@推敲中?:2011/01/30(日) 18:46:12
そこへこんどこそ本物のヘイドレクがやってきた。

7 :名無し物書き@推敲中?:2011/01/30(日) 18:59:53
一糸纏わぬ異国での蛮行によって鞭打ち刑に処され死亡した。

8 :名無し物書き@推敲中?:2011/01/30(日) 19:12:21
「ふー、死体だらけだな……」密室にうず高く積まれた死体を前に正真正銘まごうことなき本物のヘイドレクは額の汗をぬぐった。

9 :名無し物書き@推敲中?:2011/01/30(日) 22:15:09
通報を受けた自警団がスコープ越しに見たヘイドレクは凶悪な殺人犯として狙撃されて一命を落とすことになった。

10 :名無し物書き@推敲中?:2011/01/30(日) 22:22:12
額の汗をぬぐったために窓についた水滴程度に湿ったスウェットの裾を揺らしながら
ヘイドレクが操るキーボードの先は巨大匿名掲示板の書き込み欄をタイプしており、
今まさに書きこもうとしている理由はそのスレッドには他ならぬヘイドレクの誹謗中傷
――たとえばヘイドレクが死んだとかそれが変わり身の術の分身であったとか――
が書かれていたからであって、自分がそのように話題に上ることへの喜びを噛み締めつつも、
たとえ影武者であっても死んだ自分に対する苛立ちとうろたえも覚えつつ、
何とかストーリーを希望のある方向へ進めようと、
あるいは徒労に終わる試みかもしれないと思うが僅かな希望を胸に
今こうしてウイスキーをあおりつつこうして手を動かしているのである。

11 :名無し物書き@推敲中?:2011/01/30(日) 22:45:49
ぶるぶる震える手で久里浜式アルコール依存症テストをするヘイドレクの元へ権田警部から電話が掛かってきた。

12 :名無し物書き@推敲中?:2011/01/31(月) 06:20:54
「ヘイドレク君か、君より優秀な人材を確保したので関係はここまでにしたい」と無慈悲な声で関係を断ち切られ、
名探偵の道は完全に閉ざされてしまった。(了)

13 :名無し物書き@推敲中?:2011/01/31(月) 10:39:24
第2話「花嫁連続失踪事件」

14 :名無し物書き@推敲中?:2011/01/31(月) 15:31:24
ヘイドレクが探偵事務所で何やら調べものをしているところへひとりの男性が訪ねてきた。

15 :名無し物書き@推敲中?:2011/01/31(月) 15:48:43
「今日こそは滞納してる分まで払って貰いますよ」と大家が意気込んできたが、
三か月分どころか今月分も払うことができない危機的な状況にヘイドレクは一計を案じた。

16 :名無し物書き@推敲中?:2011/01/31(月) 17:07:21
家賃をよこせと手を突き出す大家がとつぜん口から大量の血を吐いて倒れた瞬間、これは毒殺に違いないと名探偵ヘイドレクは確信した。

17 :名無し物書き@推敲中?:2011/01/31(月) 17:11:08
間の悪いことに開いていたドアから中年の女性がヘイドレクを指さし、
「ひ、人殺しぃぃぃ!!」と騒ぎ始めた。

18 :名無し物書き@推敲中?:2011/01/31(月) 18:45:38
「この糞ババア、お前がやったんだろ!」自分に罪を擦りつけられた怒りと犯人は現場へ戻るという行動パターンのふたつから単純明快に深く考えもせず名探偵らしかぬ決断をヘイドレクは下し、主婦を指差した。

19 :名無し物書き@推敲中?:2011/01/31(月) 18:51:13
すると、どうしたことか女性は目を潤ませて「素敵」と呟く吊り橋効果に似た反応を表し、
「あなたこそ」などと吊られたヘイドレクと共に手を取って現場から逃げ出した。

20 :名無し物書き@推敲中?:2011/01/31(月) 19:32:45
この中年女性は花嫁であり、しかもヘイドレクが花嫁と逃げ出すのはこれで28人目だった。

21 :名無し物書き@推敲中?:2011/01/31(月) 21:33:43
路地裏に逃げ込んだ二人は人気の無さに安堵して見つめ合い、妙な気分になったことは言うまでもない。

22 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/01(火) 00:00:21
ちなみにヘイドレクは長年の過酷な探偵稼業で髪の毛はすっかり抜け落ち頬はげっそりとこけ肌には無数のニキビが吹き出した超絶不細工であり、
そして中年女性の方はこの歳まで働きもせずに親の脛をかじり続けて暴飲暴食をした挙げく体重200キロにまで達した超絶デブだ。

23 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/01(火) 01:40:35
そんな二人のやりとりを、遠間から見つめる一人の影。

24 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/01(火) 02:12:25
そして影はなぜか小刻みに揺れている……理由は二人のやり取りを見ながら
手淫をしており、つまりこの影の主はデブ専であり且つ禿げ専でもあったのだ。

25 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/01(火) 03:40:50
とその時、辺りに銃声が鳴り響いて変態男の胸から血しぶきがあがった。

26 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/01(火) 05:20:37
凶弾に倒れた男に歩み寄るヘイドレク
自分にそっくりな男が倒れていた
事実は小説より奇なりか…

やれやれ忙しくなりそうだと加えたタバコのフィルターは何故か湿っていた



27 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/01(火) 07:41:16
ビルに挟まれた窮屈そうな空から霧雨に似た雨が降っていたことに気づき、
二人は視線を交わした後にある場所に移動した。

28 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/01(火) 12:47:14
事務所とよぶにはあまりにも滑稽なヘイドレクお手製の建物に入った
濡れた上着を脱ぐと外見とは釣り合わないヘイドレクの鍛えぬかれた肉体に女はポップコーンのように弾けた
それ以上男と女に言葉いらなかった


29 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/01(火) 13:15:49



――――――――――――自 主 規 制――――――――――――




30 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/01(火) 15:49:52
ヘイドレクは言葉はいらないだろ、自重しる、
と言いつつさるぐつわと手錠と浣腸を取り出し
「これが平成の3種の神器あるヨ」と叫んだ。

31 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/01(火) 16:07:25
「ちょwwwwwwおまwwwwwwwwww」と叫んだのも無理のないことで、
全身を亀甲縛りにされて後ろ手に手錠の宙吊りにされたのはヘイドレクであった。

32 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/01(火) 16:09:31
するとどうだろう。ヘイドレクの姿がみるみる変わっていくではないか。

33 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/01(火) 16:27:17
恐怖と恥辱に塗れたせいなのか全身が青く変わり、「ぼくどら――」と言い終わらないうちに
女の放った拳がヘイドレクのこめかみに炸裂した。

34 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/01(火) 17:27:21
なんと女は絶滅したと思われていた幻の拳法の伝承者モロゾフだったのだ
淫乱卑猥拳の奥義を受けたヘイドレクのこめかみから溢れたのは真っ白な液体
みるみる力を失いその場に倒れこんだヘイドレク、その時だったぁ〜

名探偵の文句は俺に言え

35 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/01(火) 17:33:36
ポーズまで決めてニヤリと笑った数秒後に第二の男は淫乱卑猥拳の餌食となって吹っ飛ばされた壁際に横たわり、
ビクンビクンと全身を勃起した一物のように怪しげな動きを見せるのだった。

36 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/01(火) 17:43:28
ヘイドレクは起き上がり、そろそろ捜査に入ろうと
iphoneを取り出し警部に電話した。

37 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/01(火) 17:55:23
「はい。もしもし」と、不機嫌そうな声で電話に出たのは権田警部であった。

38 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/01(火) 18:08:55
権田警部は開口一番、
「……おい、そのiphoneにはソニータイマーが仕込まれていて近日中に
爆発するからすぐ鑑識にまわします。私によこしなさい」
と注意を喚起した。

39 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/01(火) 19:04:40
娘の事を考えていた
娘などいないが
息子の事を考えていた
今だに現役だ
未来の事を考えていた


これはソニータイマーなんかじゃない
時限爆弾だ
ヘイドレクは走りだした

40 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/01(火) 20:12:16
「クソ! なんで俺が、いつもこんな……!」

41 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/01(火) 20:54:49
どかああああああん!

42 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/01(火) 21:44:35
間一髪爆発を免れたヘイドレクはその足で小売店に向かっていた、新しい携帯電話を購入するためだ

ざわ…ざわ…

43 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/01(火) 23:48:15
小売店へ向かっているだけなのになぜ町の人たちは僕を見てざわざわしているんだろう?と、ヘイドレクは不思議に思った。

44 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/02(水) 03:23:13
しかし実は街の人たちはヘイドレクを見ているんじゃなくてヘイドレクの後ろのほうを見ていたのだった

45 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/02(水) 14:47:51
そこには一人の美少女が!

46 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/02(水) 15:20:01
片手に出刃包丁を持ってヘイドレクに忍び寄ってくる

47 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/02(水) 20:18:55
ヘイドレクは目からビームを出そうかと、かけているサングラスに手をかけた。

48 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/02(水) 23:15:57
オブティックブラスト


49 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/02(水) 23:21:19
「こ、これは……!」地面に書かれてある謎の文字を読んでヘイドレクの顔色がみるみる青ざめていく。

50 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/02(水) 23:48:31










御馳走はすでにない

51 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/03(木) 01:35:31
これを機会にヘイドレクはダイエットすることにした。

52 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/03(木) 02:42:14
ダイエット開始3日目で禁断症状からラーメン二郎に向かったヘイドレク
ジロリアンにダイエットなんて無理やったんや…関西出身だったのかヘイドレク

53 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/03(木) 03:40:04
関西出身のヘイドレクがラーメン屋に入ると吉元新喜劇ばりにヤクザ者たちが現れてそこの店主たちを脅し始めた。

54 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/03(木) 16:42:08
ヘイドレクは「ごめんくさい」と、チャーリー浜みたくボケてみた

55 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/03(木) 17:51:29
「お前はヘイドレク・チャップマン!!」カウンターで隣の男が私の名前を呼んだ。見覚えがある顔だが名前が思い出せない。悶々とした気持ちで啜るラーメンふと横を見るとその男は

56 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/03(木) 19:52:06
懐から一枚の名刺を取り出し私に手渡してきた。
その名刺を見て、私は驚愕した。

57 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/03(木) 20:48:46
そこにはこう書かれていた。
「ココロのスキマ、お埋めします
 友愛事業団 外務主任 喪黒福造」

58 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/04(金) 00:17:57
「どーん」と叫んでヘイドレクはその男を突飛ばし、金も払わず店から逃走した。

59 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/04(金) 00:38:19
しかし見かけによらず喪黒の足はヘイドレクよりも早かった!

60 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/04(金) 01:17:54
そしてヘイドレクを追い越し、一着でゴールした

61 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/04(金) 03:18:09
と、とつぜん喪黒は口から血を吐いて倒れた!

62 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/04(金) 04:23:45
つまらなすぎるみんなもう少し意欲だせよ

63 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/04(金) 14:17:42
ギャラリーの中からそんな声が上がった。ヘイドレクは戦慄した。この声は…

64 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/04(金) 16:38:48
あずにゃんの声に違いない

65 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/04(金) 18:08:37
と、思いきや

66 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/04(金) 19:17:20
あずにゃんにソックリな

67 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/04(金) 20:52:46
髪型をした

68 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/04(金) 23:25:30
フィギュアを持った

69 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/05(土) 00:14:27
ヲタク

70 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/05(土) 02:14:29
を、あやつる謎の男

71 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/05(土) 03:06:45
が卒業した中学の

72 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/05(土) 03:27:07
用務員さんのご家族が

73 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/05(土) 04:13:59
死体となって発見された

74 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/05(土) 13:31:05
近所の林の中に

75 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/05(土) 15:20:40
iphoneを取り出し権田警部に報告しなくては

76 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/05(土) 15:48:49
と書かれた看板が発見された。

77 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/05(土) 16:49:22
とメールに打ち込んだ。

78 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/05(土) 17:28:42
ところを見ていた主婦が実は

79 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/05(土) 17:47:38
権田警部その人だった。

80 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/05(土) 18:27:29
はずもなく

81 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/05(土) 19:01:24
からの〜

82 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/05(土) 20:37:34
権田警部の弟が本当は

83 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/05(土) 22:09:35
真犯人だった

84 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/05(土) 22:31:52
そういう妄想にとりつかれたヘイドレクは

85 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/06(日) 00:13:47
また権田警部の妄想の産物だった

86 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/06(日) 01:26:13
かもしれないけど

87 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/06(日) 02:38:21
顔なじみのマスターが言うには

88 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/06(日) 04:31:41
権田警部とヘイドレクは

89 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/06(日) 13:12:34
デキていた

90 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/06(日) 16:30:23
だからあの凄惨極まりない事件は起きたのだと溜め息をつきながらグラスを拭き、

91 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/06(日) 18:42:50
なぜかそのグラスを思いきり床に叩きつけた!

92 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/06(日) 20:53:42
割れたグラスの破片が客たちの急所へ突き刺さり、バーは阿鼻叫喚の地獄と化した。

93 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/06(日) 21:42:07
夢を見てヘイドレクは飛び起きた。悪夢だ……。
パジャマが寝汗でぐっしょりと濡れている。

94 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/06(日) 22:29:06
怯えるヘイドレクの肩を権田警部がやさしく抱き寄せる。
「何も心配しなくていい。お前は、俺が守る!」
二人は裸で強く抱き合った。

95 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/06(日) 23:54:04
カットォォォオオオオ!!!!
監督の蛮声とともに、ヘイドレクはホモビデオの1カットを終えて呟いた。

96 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/07(月) 00:35:03
「ふー、今日はがんばったぞ」
汁男優から着実にレベルアップして今やホモAV界の重鎮になったヘイドレクはスタッフにガウンを着せてもらうと、額の汗を軽く拭った。

97 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/07(月) 02:45:08
名探偵じゃなかったの?

98 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/07(月) 03:47:59
そう、ヘイドレクは名探偵なのだ!
「こんなことしてる場合じゃない!」と、叫ぶやいなや事件を探しに町へ飛び出した!

99 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/07(月) 06:26:05
すると怪しげな男がパチンコ屋に入って行った。後を追うヘイドレク。迷わず新台に座る。1Kで22かぁ…等価にしてはまぁまぁだ。続行!!

100 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/07(月) 14:50:41
激熱リーチを外しまくるヘイドレク。
なにかがおかしい……。

101 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/07(月) 18:22:38
「これは遠隔だ!」ヘイドレクはパチンコ店の事務所めがけ駆け出した。

102 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/07(月) 21:05:11
勢いよく事務所のドアを開けると、そこに座っていたのはあいつだった。

103 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/07(月) 22:39:51
あいつは胸から血を流して死んでいた。

104 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/08(火) 00:54:34
「あ、あいつぅぅぅ!」ヘイドレクは大親友あいつの死を前に号泣した

105 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/08(火) 00:54:35
だが、本当に死んでいるのだろうか? 確かめなくてはならない。

106 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/08(火) 01:08:30
かたわらにあった鈍器のような物であいつの頭を思いきりぶん殴ってみる。

107 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/08(火) 01:24:16
あいつは色っぽい声を出して呻いた。

108 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/08(火) 01:59:36
念のためもう一回ぶん殴ってみるとあいつの声は途切れた。
やはり死んでいたのだ。なんてことだ……。

109 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/08(火) 04:00:39
ヘイドレクは自分の指紋がべたべた付いた鈍器を放り投げ、事務所を後にした

110 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/08(火) 05:53:17
「あの・・・これ忘れ物です」掃除のおばさんが届けてきた!

111 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/08(火) 07:50:19
ヘイドレクは無視した

112 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/08(火) 11:31:39
「あんた、聞こえないのかい?忘れ物だったら!」
苛々した風情のおばさんはいきなり鈍器で殴りかかってきた。

113 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/08(火) 12:20:31
既に後方視覚を獲得していたヘイドレクは、振り返ることもなくサッとかわした。

114 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/08(火) 12:20:37
しかしなぜかまったく避ける気のないヘイドレクは胸の前で両手を握り合わせて目を閉じた。

115 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/08(火) 12:32:19
と、まったく異なる動きをほぼ同時になし得たヘイドレクに掃除のおばさんは驚愕した。

116 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/08(火) 15:00:58
おじさんはもっと驚愕した。

117 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/08(火) 15:51:53
それは大きい方を失禁するほどの驚愕ぶりぶりだった。

118 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/08(火) 16:44:31
驚愕することにかけては誰にも負けない自信のあるヘイドレクはひどく嫉妬した

119 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/08(火) 17:34:44
ところで、このヘイドレクという男、いったい何者なのであろうか。

120 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/08(火) 17:48:30
そもそも本当に男なのであろうか

121 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/08(火) 19:02:28
ヘイドレクという名前も嘘臭い…

122 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/08(火) 19:13:33
疑心暗鬼に陥ったヘイドレクは

123 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/08(火) 21:53:26
心を閉ざし人里離れた山奥に引きこもった

124 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/09(水) 00:07:50
暇を持て余し陶芸など嗜んでみたところ、なんと天才的な出来であった

125 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/09(水) 00:10:29
しかしその才能が世に出ることはなく、ヘイドレクの生涯は幕を閉じた。

126 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/09(水) 00:31:10
ヘイドレクの死体は生前の彼の生きざまを反映したかのように腐乱した状態でいつまでたっても骨化せず、ひどい悪臭をふもとの村まで漂わせ続けた。

127 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/09(水) 00:54:06
この物語はここから始まる…

128 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/09(水) 01:03:50
小さい頃のヘイドレクはみんなから「神童」と呼ばれていた。

129 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/09(水) 02:27:38
ヘイドレクが無理やりそう呼ばせていたのだった

130 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/09(水) 02:32:23
虚栄で塗り固められたヘイドレクの幼少期は、しかしある日を境に劇的に変化する事となる。

131 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/09(水) 03:30:28
「やーい、やーい、ウンコまん。ウンコまん」
小学生のヘイドレクが大便をしていると、トイレのドアの上から雑巾を絞った水が降ってきた。
同じクラスの悪餓鬼どもである。ヘイドレクはイジメられていた。
「くっそうぅぅ」ヘイドレクの目に怒りの炎が燃えた。

132 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/09(水) 14:40:44
「か、火事だー!」と、叫び声がひびいた

133 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/09(水) 18:14:27
火元はヘイドレクの目であった。

134 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/09(水) 20:26:03
ヘイドレクは燃え尽きた。

135 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/10(木) 00:00:44
輝くためには、燃えなければならない。――そう、この事件がヘイドレクのスター性を如実に物語っていたのだ!

136 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/10(木) 03:22:12
スターヘイドレクは東京ドームでのコンサートを明日に控えていた。

137 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/10(木) 17:05:00
しかしメンバー間で音楽の方向性について口論することもあった

138 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/10(木) 19:08:21
それは時に殴り合いにまで発展した

139 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/10(木) 19:57:27
むしろ一方的にヘイドレクが袋にされた。

140 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/11(金) 00:09:14
「もう、解散だーっ!」ヘイドレクは叫んだ

141 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/11(金) 00:24:00
音楽界から身を引いたヘイドレクは、実家に戻り引き篭もり生活を送っていた。

142 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/11(金) 02:51:17
目に涙を浮かべた母はヘイドレクの部屋の前に食事を置くと足音を立てないように気をつけてながらゆっくり階段を下りていく毎日だ。

143 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/11(金) 03:17:34
だが、そんなヘイドレクには、まだ野望があった。

144 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/11(金) 03:50:45
イケメン過ぎる何かになることだった。

145 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/11(金) 13:55:41
イケメン過ぎる探偵がいいなあ、とヘイドレクは思った。

146 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/11(金) 20:55:52
しかしヘイドレクは不細工だった

147 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/11(金) 22:59:02
生まれた頃は。

148 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/12(土) 01:52:15
そう、今のヘイドレクは超美男子であった!

149 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/12(土) 03:12:00
新宿二丁目での人気に限ってのことだった

150 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/12(土) 05:27:19
「モテるんならなんでもいいや」
ヘイドレクはやけくそになってハッテン場として名高い某サウナへと赴いた。

151 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/12(土) 16:04:02
そこで26歳営業バイ※と出会ったのだった。

http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/employee/1290514647/870

152 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/12(土) 17:31:01
ノンケだったヘイドレクはたちまち男色家になってしまった

153 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/12(土) 23:24:05
「ヘイドレクってキモいよね〜」街を歩く女子高生たちが誰はばかることなくヘイドレクを指差してそう言った。

154 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/13(日) 02:50:09
「キモい言うほうがキモいんだよ!」ヘイドレクは子供みたいな反論をした

155 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/13(日) 04:10:46

【Wikipedia】"桃尻"の定義を巡ってwiki史上最大の編集合戦が勃発 ★7
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/parksports/1217581664/

156 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/13(日) 06:26:56
ヘイドレクの目は女子高生たちの桃尻に釘付けだった。

157 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/14(月) 04:23:56
そのとたん女子高生たちは口から血を吐いて倒れた。

158 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/14(月) 17:45:26
ヘイドレクも口から血を吐いて倒れた

159 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/14(月) 19:19:59
それを周りで見ていた人々は白目をむいてぶっ倒れた。

160 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/14(月) 22:47:43
そこへ権田警部がやってきた。

161 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/15(火) 00:33:14
チョコボール向井もやってきた。

162 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/15(火) 00:48:02
するとたちまちヘイドレクの体が変化していき、

163 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/15(火) 00:51:09
ヘイドレク2になった。

164 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/15(火) 01:48:18
ヘイドレク2は進化ではなく退化だった

165 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/15(火) 03:13:30
「退化も進化の一種だ」とヘイドレク3はうそぶいた。

166 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/15(火) 03:22:07
「そんなわけないだろ!」と、権田警部4は喚いた。

167 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/15(火) 04:26:27
そんなわけある!、そんなわけない!の言い合いの果てに二人は相撲で決着をつけることにした。

168 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/15(火) 07:31:54
行司役を買って出たのはなぜかGカップバストの金髪美女だった。

169 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/15(火) 09:43:08
金髪美女は叫んだ。
「はっけよーい、のこらない!」

170 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/15(火) 12:04:31
ヘイドレクと権田警部「どすこらない!」

171 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/15(火) 13:07:58
「この勝負、権田警部の勝ち!」金髪美女は面倒臭くなってそう叫んだ。

172 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/15(火) 15:20:24
「八百長だ!」散髪屋のオヤジが声を上げた。

173 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/15(火) 15:38:01
「や、お、ちょ!や、お、ちょ!や、お、ちょ!」町中の人々が大合唱した

174 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/15(火) 19:33:55
いたたまれなくなってヘイドレクは逃げ出した!

175 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/15(火) 20:55:53
逃げ出したことで八百長を認めてしまったヘイドレクは町民たちから袋叩きにあった。

176 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/15(火) 21:18:28
袋叩きとは読んで字の如く袋で叩くのである

177 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/15(火) 22:13:51
その袋はデパートの福袋で中には鈍器に相当するであろうプレステ3が2台も入っていた。

178 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/15(火) 22:39:43
なかなかいい袋だったので、ヘイドレクは袋を頭から被り「袋男」として生きることに決めた。

179 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/16(水) 00:20:03
その様子を影で見ていたヘイドレクジュニアは、

180 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/16(水) 14:06:52
ズボンのチャックをあけて自らのジュニアをしごくのかと思いきや、

181 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/16(水) 14:15:30
袋男をおふくろと呼ぶことに決めた。

182 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/16(水) 15:52:37
ヘイドレクが家に帰ると、とつぜん息子が自分のことを「お袋」などと呼んだからパニクった。

183 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/16(水) 17:55:14
そもそもヘイドレクには息子などいなかった

184 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/16(水) 18:54:01
ついでにいうと家もなかった

185 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/16(水) 19:56:50
もっと根本的なことをいうとそいつはヘイドレクですらなかった。

186 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/16(水) 21:05:46
「俺はいったいなに者なんだー!」そいつは頭をかかえた。

187 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/16(水) 22:03:58
頭を抱えた瞬間、そいつの立っている地面が1メートル四方ほど観音開きに落ち込んだ。
「うわああああああ!」

188 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/17(木) 00:00:53
しかし穴の底にはトランポリンがあった

「ぅぁぁぁあああああ!」

189 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/17(木) 00:11:55
すでに閉じてしまった観音開きのコンクリートの地面に物凄い速さで迫っていく。
「ぎゃああああああ!」

190 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/17(木) 01:15:27
そして人間の形に戸に穴が開いた

191 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/17(木) 01:42:22
戸に穴が開いた家はわけあり物件として売りに出された。

192 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/17(木) 03:00:19
真・ヘイドレクはその物件を購入することにした。

193 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/17(木) 03:07:36
この物件を新たな探偵事務所とし、世界に名を轟かせるのだ。

194 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/17(木) 07:16:30
そのためには有能な助手が必要だ、とヘイドレクは考えた。

195 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/17(木) 09:10:02
街に有能な助手を探しに出かけた

196 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/17(木) 10:11:59
町にはマッチ売りの少女がいた。

197 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/17(木) 10:47:42
「マッチ一本千円ね、マッチが消えるまで見て良いよ」
そう言ってスカートをたくし上げた。何も履いていなかった

198 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/17(木) 11:55:28
これまでのヘイドレクなら迷わずマッチを買っていたはずなのに、なぜかこの時ばかりは真剣な顔で少女をいさめた。
「馬鹿なマネはするな!」

199 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/17(木) 11:58:57
「あなたのマッチにも火がついちゃったの? そっちは2万円で消してあげるわ」

200 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/17(木) 12:35:57
「1万5千円にまけろ!」

201 :666:2011/02/17(木) 13:07:16
そう言った時、ヘイドレクは肩を叩かれた。

202 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/17(木) 13:27:09
振り返る。
「……!? いない?」

そこには誰もいなかった。
ふと見ると少女はしゃがみ、そして高く飛び上がった。
木の枝に上がると火のついたマッチ棒をつぎつぎと飛ばしてきた。



203 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/17(木) 13:43:33
ヘイドレクはそれを八卦掌の動きで巧みにかわした。

204 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/17(木) 13:56:31
少女はニヤリと笑うとトックリを取り出し中身を口に含む
そして霧のように吹きかけてきた、肩についたマッチの火に引火する
「酒じゃない、オイルだ!」あわてて服の火を叩いてけす。
少女はそれを指差し「ケケケ、よく見ろ!」と笑う。
服だけではない地面に落ちたマッチの火が枯れ草に燃え移り炎は大きくなっていた
よく見るとマッチの火はヘイドレクを囲むように落ちていた
「やられた、囲まれた!」
気づくと炎に囲まれていた。


205 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/17(木) 14:02:14
その炎はまさに魔法陣の形をとっており、ヘイドレクはその中心に立たされている。
そして少女は何やら西洋の言葉で呪文らしきものを唱えると右手に持った杖を高くかかげた。
「いでよ地獄の魔神!その者を焼き尽くせ!」

206 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/17(木) 14:03:57
そして明かりがつき少女は言った
「1万5千円だとここまでですね、延長します?」

207 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/17(木) 14:45:52
1万5千円で死にかけたヘイドレクである。
そくざに言った。「誰がするかっ!」

208 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/17(木) 15:02:06
すると少女はみるみるうちに成長し、巨大な乳房と丸い尻を有する美しい美女へと変身し、こう言った。
「あら残念。ここからはこの体でサービスするつもりだったのに」

209 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/17(木) 15:08:27
「やっぱりする!」ヘイドレクはあっさりと翻意した。

210 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/17(木) 15:41:59
ヘイドレクは興奮しながらも平静を装うために、まず美女の名前を聞いた。

211 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/17(木) 18:25:16
美女は言った。
「マッチ売りの少女よ。マッチ売りのが姓で少女が名前ね」

212 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/17(木) 19:24:12
ヘイドレクはどうしても美女の名前が聞きたかった。
「お願いだから誤魔化さないで君の本当の名前を教えてくれないか」

213 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/17(木) 21:34:11
「そ、そうだわ。思い出した!私の名前はジェニファーよ!素敵な名前でしょ!?」

214 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/17(木) 21:37:07
だがしかしそれを叫んだのはマッチ売りの少女ではなく

215 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/17(木) 22:14:01
道端のうん子だった。

216 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/17(木) 22:33:29
ヘイドレクはうん子の声に惹かれ、そして二人は恋人となった。

217 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/17(木) 22:33:40
ヘイドレクはマッチ売りの少女そこのけでウン子に一目惚れした

218 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/17(木) 22:43:29
ヘイドレクとうん子の挙式が決まった頃、

219 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/17(木) 22:48:19
「うんこ、愛してるよー!」
炎天下のアスファルトでもうもうと湯気を立てる一本糞にヘイドレクは飛びついて抱きしめて口づけて、なんと驚いたことに感極まって涙まで流した。

220 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/17(木) 23:29:43
ヘイドレクとうん子の恋はみごと成就し、子宝に恵まれた。
「うひひひ。僕のかわいい赤ちゃんたち」
腐敗したウン子から湧く大量の蛆虫をとろんとした目で見つめるヘイドレクの唇から一筋の涎が糸を引いた。

221 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/18(金) 01:26:48
「ヘイドレク、しっかりしろ!目を覚ませ!」権田警部がここぞとばかりに登場してきた。

222 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/18(金) 01:27:57
権田警部はヘイドレクの天使のように無防備な寝顔にドキっとさせられていた。

223 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/18(金) 02:04:16
中年になっても今だに性が未分化な権田警部は背徳的な快感にうち震えながらヘイドレクに唇を近づけていく……。

224 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/18(金) 12:27:46
しかし、権田警部は寸前で動きをぴたりと止めざるを得なかった。
ジェニファーがコルトパイソンの銃口を権田警部のこめかみにつきつけていたからだ。
「この変態野郎。てめえにこの男は渡すかよ」
「ククク……やはりおまえもこの男の力を求める者か……」

225 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/18(金) 15:57:04
「なんだよ〜。せっかく気持ちよく寝ていたのに〜」ヘイドレクが目を覚ましてしまった。
拗ねた顔がまた、いちだんと愛らしい。

226 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/18(金) 20:42:01
そのヘイドレクの顔を見たとたんジェニファーと権田の体から力が抜けていく。
ヘイドレクの魅力にまさに骨抜きになったのだろう。
二人の目はハートの形でピンクになっている。

227 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/18(金) 21:34:51
見る者すべてを骨抜きにする力!ーーおそるべしプリティ・ヘイドレク!

228 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/18(金) 22:32:21
「これこそ悪魔の能力だ……」と、権田警部はつぶやいた

229 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/18(金) 22:35:29
呟いた権田警部の右手は、知らず知らずの内にその股間に向かって移動し始めていた。

230 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/18(金) 23:02:45
このままアソコをしごけば俺は猿の如く死ぬまで続けてしまうに違いない。と、権田警部は確信した。
「ダメだダメだダメだ!うわああああああ!」脂汗を浮かべ絶叫する。
が、右手は止まらない。ヘイドレクの魔性の魅力がそうさせる。
「どうしたの、権田さん」この世のものとも思えぬ色っぽいしなを作り、艶然と微笑むヘイドレク!
悪魔の能力を有すし者、プリティ・ヘイドレクっ!!

231 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/18(金) 23:07:53
その時なんとジェニファーが

232 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/18(金) 23:14:03
左手を股関に向かってのばし始め

233 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/18(金) 23:52:56
最終的に300メートル超の長い腕になった。

234 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/19(土) 00:09:25
正確には301メートルだった

235 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/19(土) 00:32:21
「いや、301メートルはないだろ」とヘイドレクはいい、
権田は「いや、それ以上ある」と断言した。
ふたりは昼飯をかけてジェニファーの腕の長さを測ることにした。

236 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/19(土) 02:10:15
ジェニファーは嫌がった

237 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/19(土) 02:11:06
「おいちょっと、お前押さえつけろ」
「おう!」
「つか、おまえ、なに、わきの下から測ってんだよ、こうだろ」
「はぁ?腕の長さ測るのに肩から測る馬鹿どこに居るんだよ」
「ここだよ、服屋はこう測るだろ!」

どこから測るかでモメだした
そこでジェニファーは

238 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/19(土) 03:35:17
「ごめんなさい……みんな私が悪いの!この腕さえなければ、この腕さえ……!」
どりゃあと叫んで自らの腕をぶった切った!

239 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/19(土) 05:19:07
するとどうだろう、ぶった切られた腕の切断面から無数の触手がヌメヌメと生えてきてヘイドレクと権田警部をがんじがらめに縛り上げた!

240 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/19(土) 07:49:17
「くっ、化け物め。こうなったら」ヘイドレクの瞳が怪しく光った

241 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/19(土) 08:24:32
ヘイドレクの頭が爆発した!

242 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/19(土) 09:15:02
そして肩から新しい顔が生えてきたが

243 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/19(土) 09:21:32
女の顔よりも驚くべき点は

244 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/19(土) 09:42:57
その顔が国民的な映画女優アンナ・クリストファーの顔だったことだ。

245 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/19(土) 09:54:18
そしてこれを読んでる何人かは、そいつを知らないのでググってみてる

246 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/19(土) 10:04:47
康夫はぶち切れた。「ぐぐり方が分からない!」
2ちゃん以外にパソコンを使ったことのない康夫は奇声をあげて部屋の壁へ飛び蹴りをかました。

247 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/19(土) 10:12:36
突然映像が止まり、
康夫が宙に浮いたポーズのままストップモーションでカメラは360度から彼を映す
康夫の奇声もスロー再生のため音程が低くなって間延びしてスピーカーから流れる

248 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/19(土) 10:15:20
権田警部こと権田康夫はもはや正常な思考ができなかった。

249 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/19(土) 11:06:19
ならば異常な思考でこの危機を乗りきろうと思った

250 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/19(土) 11:55:19
異常な思考でこの危機を乗りきろうという思考そのものが異常であった。

251 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/19(土) 13:58:24
しかし肩から顔面を生やしたヘイドレクと腕の切断面から触手を生やしたジェニファーの二人はもっと異常だった。

252 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/19(土) 14:27:15
権田警部の頭の中の異常な妄想はもう何時間も続いていた。
その頃、ハイウェイをフェアレディZが走っていた。運転席に座っているのはジェニファーだ。
そして、助手席にはヘイドレクがいる。
ジェニファーはハンドルを握り、ヘイドレクの方には顔を向けずに前を見ながら言った。
「あれがあなたの能力なのね」
「……ああ、そうさ」
「最初に自分の能力に気づいたのはいつ頃かしら」
「最初はたぶん小学生の時だね。好きな子がいてさ。意識せずにその子に能力を使ってたんだ。
今と違ってその頃はまだ能力のコントロールができなかったから……」
「その子はどうなったの?」
「僕の思う通りになった。だけど、徐々に言動や行動が支離滅裂になって、最後には、人間の尊厳を無くしてしまった。
彼女のことは今でも忘れられない……」
ジェニファーはつぶやくように言った。
「幻覚を見せる能力……相手を操る能力か……」
ヘイドレクは確かめるように言った。
「ねえ、僕は、君の方を選んで正解だったんだよね」
「ええ、現に変身能力と魔法攻撃能力を持つ私だってこうして組織の中で認められて、
仕事を任せられてる。それに、お金にも困らず何不自由ない暮らしをしてるしね。
何よりあの変態ホモ野郎より私の方がいいでしょ」
ヘイドレクはジェニファーのシートベルトに押さえつけられた巨大な乳房と美しい横顔を見た。
ヘイドレクは確信を持って答えた。
「ああ、そうだね」

253 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/19(土) 20:59:52.49
そしてヘイドレクはもう一つ確信していた。
やれる、と。

254 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/19(土) 22:02:21.00
ヘイドレクはもっこりした

255 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/19(土) 22:28:28.11
もちろん額の真ん中のほくろの事である

256 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/19(土) 22:31:28.90
そしてそのほくろが膨れ上がり、

257 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/19(土) 22:32:59.00
ビームを撃つ

258 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/19(土) 23:50:14.01
セクシービーム!

259 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/20(日) 00:03:10.20
膨れ上がったほくろが弾け、中からはかつて誰も見た事も無いおどろおどろしい物体が飛び出した。
それは・・・

260 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/20(日) 02:12:02.81
ひし形でぐにょぐにょしていて、

261 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/20(日) 04:18:46.37
すさまじい悪臭を放っており、

262 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/20(日) 04:25:34.70
でも食べると味は良かった

263 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/20(日) 06:09:46.60
しかし毒性はあったようで、食べたとたん苦しみ出した。

264 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/20(日) 09:08:01.58
「うぎゃあああ、し、死ぬうぅ!」

265 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/20(日) 10:31:35.41
権田警部の妄想はまだ続いている!

266 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/20(日) 13:18:14.95
「警部ちゃん……ここにご飯おいておくわよ」引きこもり歴10年の警部の部屋の前に食事の乗った盆を置いて母はそっと涙を拭った。

267 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/20(日) 16:00:29.54
「スカートひらり翻し〜、ハートに火がついたように〜♪」と、警部はミニのスカートを履いて踊りながら歌っていた。

268 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/20(日) 16:31:06.38
権田警部が時間の感覚さえ失くしてしまった頃、ジェニファーとヘイドレクが乗ったフェアレディZは
海沿いに立つ白を基調とした現代的なデザインの家の前で止まった。
「ふう、着いたわ。さあ、中に入りましょう」
二人は車を降りた。
玄関抜けて、リビングに入ると、ヘイドレクの目には暖かな日の光と青い海の景色が飛び込んできた。
「すごい景色だね。いい部屋だ」
「でしょ。私も気に入ってるの」
「まだ新しいけど、いつからここに住んでるの」
「いいえ、違うわ。ここは私のセーフハウス兼別荘よ。買ったのはつい最近よ。いつもはもっと都会の方であくせく暮らしてるわ」


269 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/20(日) 17:28:16.31
「都会のほうであくせく暮らしているだって?なぜ、なぜそんなまねを……」ヘイドレクの表情が曇った。「なにかわけがありそうだな。聞かせてくれないか」
合成皮革の黒のソファーに腰を下ろし、頭を抱え込んだ。
遮光カーテン越しの夕日がその頬に深い陰影を作っている。
ヘイドレクはいっきに十歳以上も老けたように見えた。

270 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/21(月) 11:11:51.04
ジェニファーは目をかっぴろげてガタガタと震え出した

271 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/21(月) 11:32:31.08
その後で、ジェニファーは悪戯っぽく笑って言った。
「なんてね。驚いた?あくせく暮らしているのは組織とは関係ないわ。
私の個人的な理由よ。だから安心してヘイドレク」
ヘイドレクは安堵して言った。
「まったく君って人は」
「君って人は?」
「すごく魅力的だよ」
その言葉にジェニファーはけらけらと少女のように笑った。
「あら、うれしいわ。ねえ、ヘイドレク。もう、日が暮れてきたし、お風呂に入りたいんじゃない?
沸かしてあげるから、入ってくれば?ここはお風呂からも海が見えるのよ」
「本当に?それは入りたいな。でも君より先でいいのかい」
「ええ、だってあなたはお客様ですもの。私は夕食の下準備でもしながら、待ってるわ。だからゆっくり入ってきてね」

272 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/21(月) 13:13:27.55
「ゆっくり入ってきて、だって!?」ヘイドレクは息を飲んだ。「ふ、風呂にか!?」
右手で額を押さえてよろめく。
壁にぶっかり、そのまま身を持たせかけた。
「な、なぜそんなことを……」喉の奥から声を絞り出すように言った。「なにか深い事情がありそうだな……。聞かせてくれないか」

273 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/21(月) 14:38:01.80
ジェニファーは言った。
「ヘイドレク。ふざけてないで入ってきて。じゃないと晩ご飯作ってあげないわよ」


274 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/21(月) 15:49:59.11
「いいかジェニファー、よく聞いてくれ」ヘイドレクは真剣な表情だ。「僕はけしてふざけてなんかいない」
こんどはジェニファーが息を飲む。これはただごとではない。ヘイドレクの様子から、そう察した。
「君のいうみたいに物事は単純じゃないんだ。そりゃあ、ある程度まではこの世界のありように僕らは合わせていけるかもしれない。
だけど」と、言葉をきってジェニファーを見つめる。「それは根本的な解決にはならない。入り口も出口もない個人的な記憶みたいにね。ここまでは分かってくれたよね」

275 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/21(月) 16:24:55.26
ジェニファーは脱糞した

276 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/21(月) 16:32:50.12
ジェニファーはゆっくりと言い聞かせるように話し始めた。
「ヘイドレク。私たちにできることは受け入れること。それしかないのよ。
あなた車の中で言ったわよね。昔、好きな子に自分の能力でひどいことしてしまった。それが忘れられないって。
でもね。ヘイドレク。それは特別なことじゃないのよ。組織にはあなたみたいな人がたくさんいるわ。
みんな人とは少し違った能力を持って生まれてきたってだけで辛い思いをしてきた人達ばかりよ。私だってそうだわ。
でもね。ヘイドレク。あなたはもう一人じゃないのよ。それだけはわかってほしいの」
ヘイドレクは何も話さなかった。ずっとジェニファーの済んだ瞳を見ていた。
それはジェニファーも同じだった。
それから、少し経ってヘイドレクは言った。
「ジェニファー、僕お風呂に入ってくるよ……」



277 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/21(月) 17:53:12.83
ジェニファーは舌打ちした。
「あの馬鹿、いちいち風呂行くくらいでごちゃごちゃ言いやがって」
風呂場からはヘイドレクの鼻歌が聞こえてくる。
ジェニファーは仕返しに何かいたずらをすることにした。

278 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/21(月) 20:21:23.19
寝ているヘイドレクの顔に落書きをすることである。

279 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/21(月) 21:19:10.90
しかし風呂場から出てきたヘイドレクの顔にはすでにラクガキがされていた!

280 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/21(月) 22:14:58.00
「ジェニファー、さっき脱糞しただろう」と。

281 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/21(月) 23:09:03.51
「してないわ!」と、糞まみれで。

282 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/22(火) 01:13:26.60
と、とつぜん電話が鳴った。

283 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/22(火) 01:43:24.69
ヘイドレクの携帯電話だった。

284 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/22(火) 03:33:39.35
間違い電話だった

285 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/22(火) 09:59:26.58
ヘイドレクとジェニファーは間違いを認めなかった。

286 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/22(火) 10:04:46.63
未来の自分からの

287 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/22(火) 10:55:19.01
ツイートにはこう書かれていた。
ちゃんとストーリーを紡げ。下劣で低能なクズども。

288 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/22(火) 14:03:38.09
その言葉に反応したのはジェニファーだった。彼女はかんかんになって怒った。
ヘイドレクはそんなジェニファーをなだめる役だ。彼には下劣で低脳なクズなどといった自覚はまるでない。

289 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/22(火) 15:10:20.05
ヘイドレクは村上春樹の小説の登場人物のようにやれやれと思った。
しかし、そうやってやれやれと思ってみても、自分が村上春樹の小説の登場人物でないことには変わりがなかった。
ヘイドレクは自分の境遇を呪わずにはいられなかった。
どうして、僕はこんな下劣で低能な人間たちが集まる場所に生まれてしまったのか。
小学生でもないのにうんこ、うんこと言って喜んでいる姿を見るとヘイドレクは膨大な虚無を感じた。
しかも、それが作家志望の人間たちであるというから始末に負えない。
物語の中の登場人物の使命がいかに作家の考え通りに演じることだからといって、正直ヘイドレクは嫌気が差してきていた。
もう、作家の考えなど無視して、自分で村上春樹の小説の登場人物のように振舞ってしまったら、どうか。
ヘイドレクはそう思った。
例えば、ジェニファーを口説いて、セックスをしてみるのはどうか。
村上春樹の小説によくあるいわゆる物語における鍵としてのセックスだ。
それなら、下心を差し引いても何かが変わりそうな予感がしないでもない。
ヘイドレクはその考えを実行に移すことにした。

290 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/22(火) 17:03:19.60
「じぇーにーふぁ〜」と、妙なアクセントで鼻息荒く、目をかっぴろげ、まずは口づけを迫るヘイドレク。
まるでテレビ番組「秘密の県民ショウ」の東京一郎そのものである。が、これはあくまでも偶然の一致だ。彼の地が出たにしか過ぎない。

そもそもヘイドレクは文盲なので村上春木どころか本自体をぜんぜん読んだことがない。漫画ですら絵を見て楽しむ。
股関がモッコリしている。

291 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/22(火) 18:41:22.53
ジェニファーの股関ももっこりしている

292 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/22(火) 20:32:43.50
ジェニファーは男の娘だった。

293 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/22(火) 20:55:19.63
ヘイドレクはべつに男の娘でもかまわなかった

294 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/22(火) 21:23:46.30
むしろ男の娘のほうがよかった

295 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/22(火) 23:37:22.18
しかしティファニーにしてみればヘイドレクだけは絶対に嫌だった。

296 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/22(火) 23:43:45.21
ここで、突然出てきたティファニーという娘の出生について語らなくてはなるまい。

297 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/23(水) 09:52:06.06
ジェニファーはため息まじりにぽつぽつと語り始めた。「ティファニーは、私の妹なの」

298 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/23(水) 12:59:04.04
ティファニーは言った。
「それよりも、お姉ちゃんまたなの?」
ヘイドレクは尋ねた。
「またって?」
「うーん。どうやらあなたはお姉ちゃんの彼氏さんみたいだから教えてもいいかな。
お姉ちゃんはね。緊張すると無意識に変身能力を使って、性別が変わってしまう癖があるのよ」

299 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/23(水) 14:36:35.49
「なに、性別が変わるだってぇ!?」ヘイドレクは目をむいた。
「そうよ。やっぱり知らなかったのね」
「だったらあんな女いらんな。年増で肉便器で、そのうえ化け物なら」ごくりと唾を飲み込む。
ヘイドレクの視線はティファニーの豊満な胸に釘付けだ。

300 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/23(水) 14:47:23.43
すると突然、ティファニーの携帯電話が鳴った。
「あ、ちょっと失礼。もしもし、え、今から?本当に?うん。行くよ。絶対に行く」
ティファニーは興奮した様子で携帯電話を閉じるとヘイドレクに言った。
「ヘイドレクさん、すいません。本当はもう少しお話がしたかったけど、急に用事が入っちゃった。
だからもう行かなくなくちゃ。それじゃ、お姉ちゃんをよろしくね」
そう言うと、ティファニーはすぐさま玄関を出て行ってしまった。
そうしてまたもやヘイドレクとジェニファーは二人きりになった。

301 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/23(水) 16:48:51.62
「さっきはひどいこと言ってごめん」と、ヘイドレクはあやまった

302 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/23(水) 20:10:46.87
しかし顔は半笑いだった

303 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/23(水) 20:13:25.30
その頃、地球のどっかではメロスが激怒していた

304 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/23(水) 20:44:12.16
「もう我慢ならん。ヘイドレクのやろう! 流石のわしも堪忍袋の緒が切れるっちゅうに」
メロスは思わず握り締めたメロンを捻りつぶしてしまった。

305 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/23(水) 22:05:09.73
メンロには剃刀が入っていたので手が血だらけになった。

306 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/23(水) 23:44:18.29
メロスは血をごくごく飲んだ

307 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/23(水) 23:57:59.73
すると驚くべきことに

308 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/24(木) 02:08:45.20
その様子を見ていた近所の主婦が、

309 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/24(木) 09:15:08.53
右手に持っていた買い物カゴを

310 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/24(木) 10:49:05.48
大きなスポーツバッグの中に無理矢理押し込んだ。彼女は買い物かごマニアだったのだ。
しかし、それをこの道10年の万引きGメンである四月一日加奈子(女)が見逃すはずもなかった。
ちなみに、加奈子のスリーサイズはB128W60H103で、身長は198センチ。
スポーツ経験はバレーボール、バスケ、レスリング、ブラジリアン柔術、ムエタイという経験がある。
年齢は現在28歳である。

311 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/24(木) 12:01:41.91
しかし主婦の方も負けてはいない。加奈子に後ろから肩を叩かれるやいなや、自分が悪いも何も関係なくジロリと睨み返した。
腕には自信がある。こんな女に負けるわけがない。
傭兵として世界中の戦地を転々とし、実戦に即した軍隊式格闘技を極めたのだ。
ルールに縛られた格闘技なんてしょせんはお遊び。スポーツでしかない。恐れるに足りぬ。
「文句があるなら、かかってきな」バックを放り投げ、ぼきぼきと指を鳴らす。万引きGメンの加奈子を見おろした。
元傭兵の主婦は身長2メートル30センチのマッチョであった。

312 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/24(木) 13:01:14.24
加奈子は主婦の威圧にも屈せず落ちつき払って携帯電話で警察を呼んだ。
加奈子は運動神経が良いだけでなく、理性的な女性だった。

313 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/24(木) 14:15:45.60
その理性を上回るのが傭兵マッチョ主婦の暴力である。
警察だろうが軍隊だろうが何だろうが、しょせんは対人間でしかない。
世界各国で武装した多くの兵を葬ってきた実績があるのだ。警察など、ものの数ではない。
主婦の戦闘能力は軍事大国のそれをはるかに凌駕する。

314 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/24(木) 14:41:24.24
脳みそまで筋肉でできているかのような独活の大木は本気でそんなことを思っていたかもしれないが、
現実的な話そんなことがあるわけがなかった。
事実、主婦は警察に取り押さえられ、公務執行妨害の現行犯でそのまま連行された。

315 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/24(木) 15:25:19.43
警察は言う
「率直に言おう。我々は、君の力がほしい、君もこれからの人生を牢屋で暮らすのはいやだろう? 君は戦場に生きるべき人間だ」

316 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/24(木) 16:31:42.40
しかしながら、検察や裁判所がそんなことを許すはずもなく、
主婦は裁判を受けて有罪となり執行猶予なしの実刑判決を受けることになった。
刑務所の暮らしは主婦にとって過酷なものになった。
なぜなら、主婦が刑務所のルールに従わず、ことあるごとに暴れたからだ。
そのおかげで主婦はほとんどの時間を独房の中で拘束されて過ごした。
そして、それは主婦にある変化を及ぼした。
主婦の体は時間の経過ともにみるみる小さくなり、筋力も落ちていったのだ。
実は主婦の体は軍の研究機関によって薬づけにされてできた紛い物だったのだ。
主婦はほとんど見る影もなく萎んでしまった。それはまるでやせ細った老婆のようであった。
しかし、それは仕方のないことだった。今まで体に無理をしてあの体型を維持してきたのだから。
小さくなったことによって主婦の拘束具はその意味を無くしたが、
主婦にはもはや脱獄を考える気力も体力も残ってはいなかった。
それどころか主婦の体の異変は脳にまで達した。脳の委縮が始まったのだ。
その現象は主婦から論理的思考能力を奪い去った。
つまるところ、主婦は満足に言葉を話すことも数を数えることも何かを記憶することもできなくなってしまったのだった。

317 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/24(木) 17:27:17.82
痩せ衰えた小柄な主婦が前に手錠をかけられ刑務所の廊下を看守と共に歩いている。処刑場へと向かっているのだ。
たかが公務執行妨害ごときでの死刑は初であり、裁判官が判決を下したその時には彼女をのぞく全員が爆笑した。
法律もなにもない。それは死刑囚が本来いるべきところは刑務所ではなく拘置所なのをとってみても明らかである。
彼女は口の端からヨダレをたらし、へらへらと笑っていた。自らの置かれた理不尽な状況を知らないでいられるのは、ある意味幸せかも知れない。
外にでると前方彼方の林に霧雨が注いで、その左側にセメント造りの小さな建物が見えた。
看守は彼女に傘をさしてやり、そこへ導いて行く。
――と、林の中から何者かが現れたのは、その時だ!

318 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/24(木) 19:44:58.86
それはメロスだった。
そしてこう叫んだ。
「それはおれの妹だ。妹に手を出すな」
看守は言う。
「何を馬鹿げたことを。メロスよ。このクソ女がお前の妹であってもなくても関係がないのだ。
今ここでこのクソ女は死ぬのだ。だがなメロスよ。それは当然の報いなのだ。この女は今まで世界中の戦場で
たくさんの人間を殺してきたのだ。そんな人間が生きていて良い道理など存在しないのだよ」
その言葉を聞き、メロスは再度激怒した。
メロスは激怒したまま看守にこう言い放った。
「お前は人間失格だ!」
そして、メロスは天に向けて右腕を掲げ、呪文を唱えた。
「出でよ。召喚獣、安部公房!」
メロスはなんと安部公房を召喚した。
そして、さらに召喚された安部公房が今度は砂の女を召喚する。
砂の女は一見しただけではただのスコップを持ったいやらしい体つきの女であるが、
そのパワーは計り知れないものがある。
なぜなら毎晩スコップで大量の砂を掘り出しているので、
その作業が筋肉トレーニングの役割を果たし、自ずと常人ならず筋力が身についたのである。
事実、砂の女は夫を簡単に殴り飛ばしてしまった経験があった。
ちなみにこれは余談だが、砂の女がいつもスコップを持っているのはブランケット症候群だからである。
砂の女は安部公房が命ずると、人間とは思えないスピードで看守にスコップで殴りかかった。

319 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/24(木) 19:52:39.65
看守は、その砂の女に歓喜し、ひどく興奮した。
それは、女のなまめかしさに反応したからではない。
同じ、「能力者」と出会えたことが、看守は嬉しくて仕方なかったのである。
・・・・・・成る程、自分はこの女と戦う為に能力を手に入れたのかもしれない。
看守は、猛るもののふの心とともに・・・
平沢進を召喚した。そしてその平沢進は、白虎野の娘を召喚した。
バトルがはじまる・・・・・・!!

320 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/24(木) 21:48:12.09
はずであったろう・・・。砂の女が人間とは思えぬスピードで攻撃を仕掛けなければ。
実際のところ看守はひと声短く「ひっ」と叫んだだけで絶命していた。
砂の女が降り下ろすスコップが脳天を直撃すると、血しぶきをあげながらその頭部は両肩の間にめり込んでしまったのである。
メロスはぱちんと指を弾いて安部公房、砂の女両者を消すと妹の元へ駆け寄った。
「大丈夫か!?」
「あぐぅ・・・あがぐぅっ・・・お、お兄・・・お兄ちゃん」
兄の腕に抱き起こされ、愛の力が思考能力の回復という奇跡をもたらしたっ!!

321 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/24(木) 23:18:39.40
のもつかの間、妹は口から血を吐いて脱糞した

322 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/25(金) 00:46:15.05
メロスも負けじと脱糞し返す。

323 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/25(金) 01:56:58.84
たちまち便器は糞が山盛りとなって流れなくなった!

324 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/25(金) 03:23:41.43
山を見たら登らずにはいられない性分のメロスとその妹である。
スポーツ用品店で登山用具一式を買い揃えると慌ただしく便器のところへ戻ってきた。
「いくぞ」
「はい。お兄さま」

325 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/25(金) 05:40:46.01
「だけど…」と、妹は口ごもる。
「ん、どうした?」
「なんかこの山、動いてない?」
二人の目の前で山が振動し始めた!

326 :sage:2011/02/25(金) 07:43:14.06
目の錯覚だった

327 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/25(金) 09:15:50.61
いっぽうその頃ヘイドレクは探偵家業を廃業し、職業安定所の長い列に並んでいた。

328 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/25(金) 09:33:55.33
しかしながら、ヘイドレクはすでにジェニファーと同じ組織に加入していたため、
組織から多額の金を貰っていた。
組織から貰った金額は合計すると、すでに10億を超えていた。
なので、ヘイドレクには働く必要がなかった。
おまけにジェニファーとはあれから、なんやかんやあって彼氏彼女の関係になることに成功した。
メロスが激怒していた頃、ヘイドレクはとても幸せな毎日を過ごしていたのだ。

329 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/25(金) 10:44:50.58
しかし金はいくらあっても邪魔にはならない。
「僕やっぱり職安に行ってくるよ!」ヘイドレクは少年のように瞳を輝かせて玄関を飛び出した。

330 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/25(金) 11:56:39.92
職安にはいろいろな人がいた。
その中にはヘイドレクと同じく探偵を廃業して、新しい職を求めにやってきた人が2人いた。
一人はシャーロック・ホームズという人で、もう一人はフィリップ・マーロウという人だった。
ヘイドレクは元同業だったせいもあって、その二人とすぐに打ち解けた。

331 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/25(金) 12:47:19.71
ヘイドレクは喜々として語る。
「僕ね、密室殺人事件を解決したことがあるんだよ!みんなを大広間に集めて、この中に犯人はいる!
って宣言していちばんビクッてした人を捕まえたんだ!ビクッてする人は怪しいでしょ。すごい推理でしょ!」

332 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/25(金) 13:45:41.92
そう言ってヘイドレクは息を引き取った。

333 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/25(金) 13:54:04.98
シャーロック・ホームズは時計を見た。
「時間だ」
「もうそんな時間かい、これから一杯どうだい?」
「明日のヘイドレクを用意しなくてはいけないんだよ」
「そうですか」
フィリップ・マーロウはそっとスレを閉じ出ていった。

334 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/25(金) 15:15:19.60
またまた場面は変わってメロスとその妹である。
果たして彼らはいったい何をしていたのか?
何もしていない。二人並んでぼうとしていた。
本当はウンコの山になんか登りたくなかったのである。他に何も思いつかなかったからそれらしい行動をしたまでだ。
行動を起こしてから「こりゃ書き手の食いつきが悪いな」と、気がついた。
馬鹿な二人である。

335 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/25(金) 16:35:27.78
だが、もっと馬鹿なのはメロスとその妹にウンコをさせた書き手だった。


336 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/25(金) 17:37:59.13
職安から酒場にやってきて一人で酒を飲む探偵がいた。
(このまま酒を飲み今日一日を終わらせるのはもったいないな……)
フィリップ・マーロウはジョッキをテーブルのはしに追いやりノートパソコンを開いた。
「どれ、メロスの方は私が片付けるか」
フィリップ・マーロウはそのまま画面の中に消えていった。

フィリップ・マーロウはメロスと妹の前に現れた。
しかしメロスたちはフィリップ・マーロウのことを動く山だと錯覚していた。

337 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/25(金) 19:00:01.21
「山がこっちに歩いてくるよ」
「ああ。歩いてくる」
メロスと妹はアンニュイな表情で地べたに膝を抱え座っている。
彼らには覇気というものがまるでない。二人とも死んだ魚のような目をしていた。
「やあ。君がメロスで、そちらは妹さんだね」フィリップ・マーロウは務めてにこやかに声をかけた。
「ええ……」
「うん……」
二人の視線は確かにフィリップ・マーロウの目に向けられているのだが、視覚認識をちゃんとしているのかどうか疑わしい。
フィリップ・マーロウの目を透かしてその遥か後ろのほうを見ているようにもみえる。
フィリップ・マーロウはメロスとその妹の肩を揺すぶった。
「しっかりしたまえ。わたしは君らを消しにきた。だが無抵抗な人間を一方的にやるのは気が引ける。立ち上がって、戦うんだ!」

338 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/25(金) 19:15:14.50
「うんこ・・・」
「えっ?」
「うんこがほっぺに付いてるよ」
「あっ!?」
やられた・・・ フィリップ・マーロウは戦意をすっかり失ってしまったことに気が付いた。

339 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/25(金) 19:51:08.68
……シャーロック・ホームズならもっと上手くやれたのだろうか?
メロスたちに戦意を削がれたフィリップ・マーロウはそう思った。

その頃シャーロック・ホームズはヘイドレクを自宅の地下室に持ち込んでいた。
「あと一人か」
シャーロック・ホームズの眼前には冷たいヘイドレクとジェニファーが横たわる。
それを眺めていると携帯に着信が入る。ティファニーからだ。
(まるで今日の終わりを催促しているようだな)そう思いつつ携帯にでる。
「すまない……ああ、わかってる……もちろんさ……愛してるよ、ティファニー」
そういって切るシャーロック・ホームズであった。
「さあ、三人目を並べなくては」
シャーロック・ホームズは地下室の扉を閉め出かけていった。

340 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/26(土) 09:27:46.22
「行ったみたいだな」
シャーロック・ホームズが地下室を出て行くと、驚くべきことにヘイドレクの死体が寝台からむっくりと起き上がった。
「ええ」つづいてジェニファーの死体も起き上がる。
「さあ、予定通りに作戦を遂行するぞ」
顔面の皮膚をつかんでばりばり音を立てて剥がし始めた。
その皮膚――すなわち特殊メイクの下から現れた顔はなんとあのメロスとその妹のものであった!


341 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/26(土) 14:47:09.23
そしてまた顔面をひっぺがすとふたたびヘイドレクとジェニファーの顔があらわれた!

342 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/26(土) 16:20:07.31
追いつめられたフィリップ・マーロウは禁忌の奥義を使うしかなかった。

フィリップ・マーロウは懐の小瓶を地面に叩きつけ、立ち昇り始めた煙の中で印を結びつつ呪文を唱える。
――同時に紫色の煙がフィリップ・マーロウたち3人を包み込んでいった。

煙が風で流されると1人の影しかなかった。
《融合の術》――フィリップ・マーロウ、メロス、メロスの妹は一つになった。
「今日から私はメロップ・妹ロウだ」
一つになった存在はそう言うと先ほどとは別の印を結んだ。



メロップ・妹ロウはノートパソコンの前で座っている。
辺りは何事もなかったかのように酔った男たちの賑わいでいっぱいの様子。
メロップ・妹ロウは酒場のマスターに新しいビールを頼んだ。
(不格好だが上手くいった)――テッテレー♪テッテレー♪――
ノートパソコンに一通のメール。メロップ・妹ロウはビール片手に成功の余韻に浸りながらメールのタイトルに目をやってみた。

親愛なるフィリップ・マーロウ様へ〜あなたのティファニーより

343 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/26(土) 16:22:25.57
ジェニファーは言った。
「ヘイドレク、どうやら権田警部の組織に見つかったみたいね」
「ああ。まさか、彼がそうだったなんて。ジェニファーすまない。僕のせいで」
「いいのよ。どうせ遅かれ早かれ、やつらは私たちの元にやってきたわ。
なぜなら、やつらは世界中の能力者を自分たちの組織に入れようとしてるんだもの。
しかも、その際、手段は選ばない」

344 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/26(土) 18:27:28.03
「私がホームズ?」
「ええお願い、私はフィリップをヤるわ」
フィリップを誘うメールを打ち終え、加奈子の問いに答えるティファニー。

「これでビッチ生活ともおさらばよ」
「ティファニーの演技には恐れ入るよ」
ストレッチをする加奈子を背にティファニーは満面の笑みを浮かべ送信した。

345 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/26(土) 20:02:04.64
「ねえ、ご飯たべに行かない?」ティファニーが訊いた。
「そうね、じゃあご相伴に預かろうかしら」加奈子はご相伴の意味もわからずそう答えた。
「マックにリベンジね!」ティファニーの場合はマックに続く横文字を使いたかっただけである。
「夢のようだわ」
「そうね。覚めなきゃいいわね」
これで会話の成立した二人は着替えを済ませると車庫へ降りて行った。

346 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/26(土) 20:13:46.02
車庫には3匹のキモ豚が這っている。しかしこれは妹の足であり、別段おかしくない。
姉のフェアレディZと比べても優れているとティファニーは思っているようだ。

347 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/26(土) 21:15:43.69
「ティファニーさま、今日はわたくしめにお尻を乗せてください」
「なにを言ってるんだ、今日は俺がお尻担当だろ!」
「いや、俺だろ!てめぇは昨日やったばかりじゃないか!」
「なんだと!?」
「やるか!?」
「二人まとめて地獄へ送ってやる!」
三人のキモ豚たちは大喧嘩を始めた。

348 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/26(土) 21:41:18.96
3人のキモ豚たちの様子をティファニーと共に見ていた加奈子が呆れながら言う。
「あなたたちのパンツの性能で勝負を決めなさい、今すぐよ」
「そうね、加奈子。マックに早く行きたいもの」
それを聞いたキモ豚たちは自身のパンツを競い合う。
「ぼくのブリーフこそ最高だ」
「いいや、ボクのトランクス(象タイプ)のほうが素晴らしい」
「何いってんだ、僕のボクサーパンツのもっこり具合こそ一番だ」

349 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/27(日) 00:19:34.94
フルチンでパンツ片手に大声をあげるキモヲタたち。
それをぐうぜん買い物帰りの主婦が見かけてしまった。
「きゃああああああ」白目をむいて通りにぶっ倒れた。

350 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/27(日) 08:30:03.96
「に、逃げろ!」
ティファニーたちは逃げ出した!

351 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/27(日) 13:50:10.22
そこへ権田警部がやってきた

352 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/27(日) 15:43:37.54
ティファニーと加奈子はマックについた

353 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/27(日) 15:48:18.44
マックでモスバーガーを頼んでみた

354 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/27(日) 15:58:12.03
「ブス馬鹿ァー」が手に入った

355 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/27(日) 16:23:41.66
ブス馬鹿ァーを食べたとたん加奈子とティファニーの様子がおかしくなり始めた

356 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/27(日) 17:34:15.81
とつぜん笑い出したのだ!

357 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/27(日) 19:37:42.05
一方その頃、ジェニファーとヘイドレクは荷物をまとめて愛車のフェアレディZで
海沿いに立つジェニファーのセーフハウス兼別荘から逃げていた。

358 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/27(日) 20:33:15.58
微かな重みを持った潮風が二人の火照った顔を冷ますかのように渦を巻く。
思わず細めたその目の先には透き通るような青い空と、綿菓子のように膨らんだ真っ白な雲が浮かんでいる。
何も問題なかった。そして全てが上手く運んでいた。

359 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/27(日) 21:32:21.57
――はずだった。綿菓子のように膨らんだ真っ白な雲の異変に気づくまでは。

360 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/27(日) 22:21:48.82
そう、それは綿菓子のように膨らんだ雲ではなく、雲のように空に浮かぶ綿菓子だったのだ!

361 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/28(月) 00:19:25.59
その綿菓子を見てヘイドレクは子供の頃に行った夏祭りを思い出した。
暗く悲しい、今も心の傷となって残っている夏祭りのあの思い出を。

362 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/28(月) 00:44:13.10
神社の裏で起きた出来事。失うことで出来た心の傷。ヘイドレクは尻に力を入れた。

363 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/28(月) 07:26:21.89
「茂吉おじさんについて行ったらあかんぞ」父と母は口やかましくそう言っていた。
村の郵便局の裏手に小さな家を構えてひとり暮らしをする茂吉おじさん。
いつもにこにこしていて、とても優しそうであった。悪い人には見えなかった。
父と母がなぜそんなことを言うのか、ヘイドレクにはぜんぜん分からなかった。
あの事件が起こるまで……。

心が痛い。ついでにアナルも痛い。
夏祭り。忘れられない悲惨な夏祭り――。

364 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/28(月) 10:59:08.31
そして、同時にヘイドレクは思う。
ホモセクシャルも腐女子もみんな死ねばいい。

365 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/28(月) 11:15:04.90
そして私も消えよう。

366 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/28(月) 11:26:55.92
そう言って茂吉おじさんは死んだ。
真夜中の神社の裏でヘイドレクを犯してフルチンのまま首吊り自殺した。
ヘイドレクはアナルが痛いのと目の前で人が死んだショックとで泣き叫んだ。
「うわあああああん」

367 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/28(月) 11:49:12.00
そしてヘイドレクはまたもや思う。
ホモと腐女子はゴキブリ以下のクズだから死滅した方がいい。

368 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/28(月) 11:59:03.97
「だから俺も死のうと思うんだ……」あの神社の一件以来ホモの道に目覚めてしまったヘイドレクはジェニファーにそう言った。

369 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/28(月) 14:09:25.73
「男に二言はないだろうな!?」腐女子のジェニファーは鬼のような顔をぐいっとヘイドレクに近づけた。

370 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/28(月) 14:17:37.17
しかしながら、ジェニファーが腐女子である可能性は皆無だった。
なぜなら、権田警部の一件のあとの発言でジェニファーがホモを嫌っているのは明確だからだ。
そして、同じくヘイドレクもホモを嫌っているので、その可能性は皆無だった。
かくして、ホモ野郎の薄汚い妄想は打ち砕かれたのである。

371 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/28(月) 14:55:26.72
薄汚いホモ野郎が仲間になりたそうな目でじっとこちらを見つめていたのでヘイドレクとジェニファーは仕方なく愛車フェアレディZの後部座席に乗せてあげた。


372 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/28(月) 15:05:10.40
しかしながら、敵から逃げている途中で見ず知らずの人間を車に乗せるほど、
ジェニファーとヘイドレクは馬鹿ではなかったので、やはりそれを乗せずに走り去ることにした。


373 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/28(月) 15:09:35.58
薄汚いホモ野郎は叫んだ。
「俺はお前らの力になれる!俺は、俺は、組織を抜けてきた者なんだ!」

374 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/28(月) 15:36:50.70
次の瞬間、空気を貫く音がした。ミラー越しのホモ野郎は頭が吹き飛んでいる。

375 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/28(月) 16:00:09.15
だが、そのことにジェニファーとヘイドレクが気づくことはなかった。
薄汚いホモ野郎はそのまま死んだ。

376 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/28(月) 16:07:11.83
薄汚いホモ野郎が死んで数日後、ヘイドレクとジェニファーの前に美しいホモ野郎が現れた。

377 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/28(月) 16:19:15.27
しかし、ヘイドレクとジェニファーには無関係の人だったので、普通に通り過ぎた。


378 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/28(月) 17:32:21.91
追いかけたのはヘイドレクの方である。
「そこのビューティフルなお兄さん、ちょっと!」
これからはってん場のサウナへ行こうとしていた美しいホモ野郎は眉をひそめて振り返った。
その表情がまたヘイドレクの心を強く捕らえる。まさに一顧傾城!
ヘイドレクもさっそくひそみに倣って同じ表情をしてみたがこちらの方は却って怪しさを倍増しただけである。
浮浪者の如き蓬髪を風になびかせながら眉をしかめた剣呑な顔でこっちへ向かって全力疾走してくる外国人を見て美しいホモ野郎は悲鳴をあげて逃げ出した。

379 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/28(月) 18:37:15.71
美しいホモは笑みを浮かべ自身の顔をはぎ取る。
「死体が歩くとは驚いたよ。君はゾンビですか?」
ホームズはそう言いながら銃口をヘイドレクに向けた。

380 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/28(月) 18:46:12.32
ヘイドレクはそのままホームズを走り過ぎてはるか彼方の角刈り兄さん目指して行く。
「ビューティフルなお兄さーん」

381 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/28(月) 20:25:10.03
すると自称ビューティフルなムキムキマッチョなお兄さんたちがわらわらと集まってきた

382 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/28(月) 20:29:17.18
わらわらとはいったい何者なのか?
お兄さんたちとの関係は?

383 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/28(月) 20:43:00.46
その頃、無視されたホームズは一人虚しく佇んでいた。
ヘイドレクの驚愕する顔を期待していたホームズにとってそれは余りにも想定外の出来事だった。と同時に、彼のプライドは木からすべって落ちてしまった猿のように酷く傷ついた。
「あのやろう、ただじゃおかねえ・・・」
冷静沈着で鳴らしてきたホームズの顔に、次第に憎悪の色が浮かび始めた。


384 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/28(月) 20:59:21.00
「いくらならいいんだ!」

385 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/28(月) 21:14:17.20
「300円!」
ヘイドレクは自分を安売りした

386 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/28(月) 21:31:50.05
「ふざけるな!」300円しか貰えないと思ったわらわらのムキムキマッチョなお兄さんたちは怒り狂った。

387 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/28(月) 21:44:46.18
しかし脳ミソまで筋肉で出来ているムキムキマッチョのお兄さんたちに300円をぜんぶ1円玉で渡したところ「こんなに貰ってもいいのか!?」と、驚かれた。

388 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/28(月) 21:49:21.60
笑笑のムキムキマッチョなお兄さんたちが怒っていると魚民の漁師風ホソマッチョなお兄さんたちも集まってきた。

389 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/28(月) 21:52:23.06
モミクチャにされているヘイドレクに一人の男が竿を差し伸べた。
白木屋のヒゲマッチョである。

390 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/28(月) 22:08:41.53
ヒゲマッチョはどうやら牛乳を飲んだあとらしくヒゲの下半分が白くなっていた

391 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/28(月) 22:18:47.56
ヘイドレクは顔を赤らめた。
ヒゲマッチョのヒゲの白い液体を精液と勘違いしたのだ。

392 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/28(月) 23:02:07.54
ヒゲマッチョは口を拭って手のひらを見た。
「あ、あのオヤジの精液つけっぱなしだった」

ヘイドレクの勘違いではなかった。

393 :名無し物書き@推敲中?:2011/02/28(月) 23:34:03.34
「ところでヘイドレク君、わたしがオヤジの精液で口ヒゲを濡らしていた理由が分かるかね?。これはとても大事なことなんだ、よく考えてくれたまえ」


394 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/01(火) 00:55:14.88
ヘイドレクは答えた。
「ヒゲマッチョさんのお口が火事(ヒゲマッチョさんが火照っていた)だったからですね?」

395 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/01(火) 07:34:27.43
「正解!」ヒゲマッチョがそう叫ぶとヘイドレクはみんなから胴上げされた。

396 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/01(火) 09:29:10.37
以上、精神病棟より権田警部の妄想でした。


397 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/01(火) 10:59:25.86
だが待って欲しい。全てが妄想と決まったわけではない。
ここまでの記述に、矛盾が存在する…
そこに、謎を解くカギはあった。

398 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/01(火) 11:22:02.65
むしろ矛盾だらけであり、何の謎を解けばいいのかすら誰にも分からなかった。

399 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/01(火) 11:58:46.71
だが結局、精神障害者の妄想なので矛盾があっても仕方がないという結論にたどり着いた。

400 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/01(火) 12:29:51.94
「ほら権田さん、お花がきれいですよ」
「あうあう……ぐがあっ」
コの字型に建てられた精神病院の中庭を権田警部が付き添いの看護婦と共に歩いている。
目の焦点は定まらず、口の端からヨダレを垂れ流し、寝間着の股関部が黄色く濡れていた。
もはや彼には会話能力などない。
自らの脳内宇宙で翼をひろげ自由に飛び回っている。

401 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/01(火) 15:17:50.79
「また権田か、死ねばいいのに」そう言って替えの衣服を取りに行く看護師。

402 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/01(火) 15:39:51.52
の後ろをついて行く怪しい男。

403 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/01(火) 15:52:12.15
男はぶつぶつと呟く。
「ホモとウンコが大好きな変態クズ野郎が出てきたら、精神障害者の権田警部の妄想で全て片付ければいい」

404 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/01(火) 16:38:47.46
そう予定を立てた3日後に権田警部は死んだ

405 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/01(火) 18:01:20.37
――《一時停止》止まった時間の世界で権田警部が動き出す。彼に三日後は来ないのだ。

406 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/01(火) 18:24:06.96
権田警部は時間の止まった世界で四角い顔を歪めた。
短く刈られた髪の毛に指を突っ込んで忌々しげに呟く。
「素直に死なせてくれよ、まったく……」
骨太の男らしい体を丸めて長嘆息した。
頬までびっしりと生えた無精髭が彼の苦悩を物語っているかのようだった。

407 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/01(火) 19:09:07.53
「権田さんだけずるい!僕も描写してよ!」と、とつぜんヘイドレクがやってきた。

408 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/01(火) 20:19:18.75
しかし、勢い余ってヘイドレクは重要なコードに足を引っ掛けて、
電源を落としてしまった。
そのおかげで世界は急に夜になった。

409 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/01(火) 20:41:13.14
恐ろしい事にヘイドレクは天体の軌道を変えうる力を持っていた。

410 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/01(火) 20:58:33.83
この時間が止まった世界が再び動き出せば地球は大変なことになるだろう。
ヘイドレクは地球の自転を止めてしまったからだ。

411 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/01(火) 21:11:07.78
そして危惧していた通り世界が再び動き出したせいで大変なことになった。
新婚ほやほやの歌舞伎俳優が暴走族にぶん殴られるわ、力士は野球賭博をしたうえ八百長もするわ、
受験生は携帯でネットを利用してカンニングをするわ、人々はラー油をオカズに飯を食うわで上に下にの大騒ぎ。
ヘイドレクは責任を問われて裁判もなしに刑務所へぶち込まれた。

412 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/01(火) 21:55:47.86
第一部――完

413 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/01(火) 22:07:44.45
第二部==ヘイドレクvs怪人22面相==

414 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/01(火) 22:48:45.12
明智君!

415 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/01(火) 23:05:56.30
体中に22の人面を持つ明智君と同室になったヘイドレク
毎日22の人面たちが明智会議を開いている
それはまるで呪文のようだ

416 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/01(火) 23:06:28.33
なんだい、ヘイドレク君?

417 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/01(火) 23:20:58.75
と、19番目の人面が口を開いた

418 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/01(火) 23:58:18.00
「君も会議に参加しないかい?」19番目の人面は穏やかな笑みを浮かべる。

419 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/02(水) 03:34:52.42
ヘイドレクはその人面に名を付けた。19番目の人面、イク面、略して「アヘ顔」と。

420 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/02(水) 07:43:03.62
アへ顔はよく見ると美人であった

421 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/02(水) 11:23:17.14
ヘイドレクはアへ顔に告白した。
「僕と結婚を前提に付き合ってください!」

422 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/02(水) 12:11:09.77
だが、その直後、多重人格障害者の明智の内面で殺し合いが起き、
19番目の人物は消滅してしまった。

423 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/02(水) 13:10:09.18
そのとき02番目の人面が声をかけた
ヘイドレクはその人面はレイプ目と名付けた

424 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/02(水) 13:20:26.73
無節操なヘイドレクはレイプ目にもコクってみた

425 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/02(水) 14:21:21.68
「ずっとあなたのことが好きでした。付き合ってください!」
アへ顔に告白した直後に、しかも今はじめて合ったばかりでヘイドレクはぬけぬけとそう言った。

426 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/02(水) 14:39:21.59
そう言った直後、アヘ顔が復活した

427 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/02(水) 15:02:23.00
しかも明智の体から剥がれ落ちるやいなやトカゲの尻尾の如く肉体が生えてひとりの人間となった。
立ち上がってヘイドレクに詰め寄る。「この浮気者!」
ヘイドレクの首を締めた。

428 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/02(水) 16:44:13.45
ヘイドレクは躊躇なく、能力を使い、ナンバー19の意識を支配した。
ちなみにナンバー19は身長180センチB100W59H92で
ブロンドの長い髪と透き通るような青い目を持った女性である。

429 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/02(水) 21:04:06.50
逆にヘイドレクは身長156センチ、体重120キロのブサ面である。
ゆいいつチンコがでかいことだけが自慢だ。

430 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/02(水) 23:34:51.19
そのチンコはまさに無用の長物だった

431 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/03(木) 08:07:35.51
無用の長物をヤフオクに出品してみた。

432 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/03(木) 12:27:28.14
無用の長物はあまりにも生々しくヘイドレクは猥褻物陳列罪で捕まった。

433 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/03(木) 12:50:01.73
ヘイドレクは脱獄した

434 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/03(木) 13:18:39.80
でも刑務所に長物を忘れてきた

435 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/03(木) 14:25:18.66
長物を取りに戻ったヘイドレクはたちまち捕まって女性看守のバター犬として生きることになった。

436 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/03(木) 15:13:26.66
しかしヘイドレクは女性看守が前から飼っている二匹のバター犬とどうしても仲良くなれなかった。
ヘイドレクは犬仲間も出来ずひとり(一匹?)ぼっちだった。

437 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/03(木) 15:47:32.39
だがしかし、看守の調教は新入りのヘイドレクに対して念入りに行われた。
看守はまず、ヘイドレクを裸にして、手首と足首に手錠をかけた。
そして、手錠の部分を天井からつり下がる鎖へとつないだ。
するとヘイドレクは万歳をしたままつま先立ちをする格好になった。
看守はさらにヘイドレクに目隠しをする。
それらが終わると、看守はヘイドレクの耳元で囁いた。
「お前の一番好きな人間は誰だ」
ヘイドレクは恐る恐る答える。
「……ジェニファーだ」
「そいつはお前の何だ」
「……恋人さ」
「そうかい。恋人かい……ふーん……」
看守は黒い警棒をヘイドレクの脇腹をめがけて振り下ろした。
「うあ」
ヘイドレクは溜まらず呻く。
「お前みたいなクソ豚に恋人なんているわけないだろ」
「違う。本当なんだ。嘘じゃない」
「黙れ!」
看守はさらに警棒を何度も同じところを狙って振り下ろした。
ヘイドレクは身をよじって逃げようとするが、手足を縛られているためにそれはうまくいかなかった。
看守は風に吹かれたみのむしのように動くヘイドレクをあざ笑うかのように、容赦のない打撃を正確に同じ場所に入れていった。
その度にヘイドレクは鋭い痛みを感じ、うめき声をあげるのだった。
殴られているヘイドレクは看守が自分の言ったことを嘘だと思っているから、自分を殴っているのだと思っていたが、
それは勘違いだった。
実は看守にはヘイドレクが本当のことを言っていることがわかっていた。
しかしその上でヘイドレクを殴りつけているのは、これから先、理不尽なことを言われても、イエスと答えさせるためだった。

438 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/03(木) 16:50:12.94
そしてヘイドレクは情け容赦ない看守の調教で見事に人間性を喪失した。
看守が黒い物を白いと言えば何のためらいもなく「はいその通りです」と、ロボットの如く答えるようになった。
もはや彼にはジェニファーを愛した日々の記憶などこれっぽっちもない。
頭がいかれてしまったのだろう。日に三度地下室に運ばれてくる食事のステンレス製容器に自分が映ってもそれが誰だか認識できないでいる。
看守のバター犬二匹も薄気味悪がってヘイドレクには近づかなくなった。前はよく噛みついたりしたのだが。
「この馬鹿!私のわんちゃんたちが怯えているじゃない!」
「はい僕は馬鹿です。僕が悪いです」
今日もヘイドレクは看守にいちゃもんを付けられ特殊警棒でしたたかにぶん殴られている。
この理屈だと人間社会どころか犬社会のカースト制度においても最底辺に位置づけられているのだが、ヘイドレクはまったく腹が立たない。表情もない。
「誠意が感じらねぇんだよ!ゴルァ」逆に能面のような顔で機械的に返事をするヘイドレクに看守が腹を立てるくらいだ。
「あー、もう我慢ならん」看守は壁のフックへかけてあった刃渡り1メートルの青竜刀を手に取った。
「お前に選ばしてやる。まず人体のどの部分から失いたい?」血走った目で青竜刀を高くかかげる。
「看守さまのお好きなように」ヘイドレクはそう答えた。

439 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/03(木) 19:11:49.36
看守の好きなのはおっぱいだからヘイドレクにはおっぱいがないから困ったよ。

440 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/03(木) 19:45:20.97
ここまで来ると、頭の良い読者なら何かに気付くはずである。
すなわち、ヘイドレクはなぜ能力を使わないのかということである。

441 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/03(木) 20:27:12.49
ヘイドレクは能力で看守を吹き飛ばし脱獄した

442 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/03(木) 21:05:46.67
吹き飛ばされた看守も能力を使ってふたたびヘイドレクを捕まえた。

443 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/03(木) 21:11:40.47
だがそれはヘイドレクの能力によって作り出されたヘイドレクの幻だった。


444 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/03(木) 21:13:50.98
ヘイドレクを捕まえたはずの看守だが実はアヘ顔とレイプ目に捕まっていた

445 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/03(木) 21:19:44.65
昨日の敵は今日の友ということでヘイドレクは看守を助けに行った。

446 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/03(木) 21:23:14.35
だが、その途中でまたもやヘイドレクは極めて重要なコードに足を引っ掛けてしまう。
そのおかげで、世界中の火山が一斉に噴火した。

447 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/03(木) 21:28:46.92
奇跡的に死亡者はひとりだけで、そのひとりはジェニファーだった

448 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/03(木) 21:43:28.10
同姓同名の別人だった

449 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/03(木) 22:01:43.60
本物のジェニファーはヘイドレクがコードに足を引っかけた時にはもう死んでいたのだ。

450 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/03(木) 22:20:42.46
ヘイドレクが踏み殺したのだった

451 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/03(木) 22:40:00.01
ヘイドレクは整形手術を受けて逃亡した。

452 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/03(木) 23:30:03.37
整形した顔はオサマビンラディンにそっくりだった。

453 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/04(金) 00:05:02.33
チンコビンビンwwwwビンラディンwwww

454 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/04(金) 00:11:45.61
と、呪文を唱えヘイドレクは西遊記の世界へ転移した

455 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/04(金) 00:17:41.23
第二部 完

456 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/04(金) 00:22:42.25
第三部
ついにあの男が蘇る・・・
その名は
看守

457 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/04(金) 06:42:48.65
看守はヘイドレクに復讐をするためゾンビになって蘇った。

458 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/04(金) 07:56:39.66
良く見たらバンビだった

459 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/04(金) 09:27:35.48
看守は小鹿をよくしらないので「めえええっ」と、適当に鳴いた。

460 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/04(金) 09:28:39.86
もみじ鍋に最適

461 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/04(金) 10:03:39.53
ちなみに前の文章を読めばわかるのだが看守は女性である。

462 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/04(金) 12:04:01.73
看守が女であることを思い出してヘイドレクはほっとした。女性相手になら負ける気がしない。
ヘイドレクは女へ暴力を振るうのに何の抵抗感も持たない最低の男だった。

463 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/04(金) 12:31:44.15
だがヘイドレクの身長は150センチ台であるし、
投獄されている間にほとんど食事をしていなかったことと
精神的ストレスによって体重は53キロにまで落ちていた。
一方、女性看守はというと身長186センチ体重67キロ。
学生時代、レスリングで鍛えた体はふっくらとした乳房と丸い尻を除けば
女性らしからぬ筋肉質な体であった。
しかも、看守という職業についてからも非番の日は必ずジムに通い、
ランニング20キロ、バイク40キロといった有酸素運動の後に
マシンを使った筋肉トレーニングをみっちりとやり、最後は水泳で5キロを泳いだ。
そのおかげで、女性看守の肉体は男女の体の構造の違いという壁を軽く凌駕していた。

464 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/04(金) 13:22:14.61
向かいの通りからガラス張りのジムの中を見てヘイドレクは驚愕した。
「あの女が俺の命を狙っているのか……」冷や汗が流れる。「なんらかの手を打たねば!」
家に帰ると雑誌の類いをかたっぱしから開き始めた。
通信教育で空手を習うつもりだった。

465 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/04(金) 13:47:31.12
だが、通信教育の空手なんていうものは存在しなかった。
ヘイドレクは途方に暮れて、夜の街に飲みに出かけた。
ヘイドレクが入ったのはクレオというしがないバーだった。
ヘイドレクは光り輝く酒瓶の隊列を前にして、カウンター席に座ると、ジンライムを注文した。
何杯かお代りをするうちに、ふと気付くと隣には東洋系の黒髪の美女が座っていた。
ヘイドレクは酔っていたせいもあり、なれなれしく話しかけた。
むろん、その時は彼女が形意拳、八卦掌、太極拳、八極拳、劈掛掌、蟷螂拳など数々の中国武術を学んだ若き天才だとは知らずに。

466 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/04(金) 14:24:22.15
美女はヘイドレクに一目惚れした。
なぜなら今のヘイドレクはチビでもデブでもブサでもなかったのだ。
成長期にあったヘイドレクは身長が伸びて体重も落ち、劇的に顔つきが変わったのである。ウエンツ瑛士そっくりになった。
美女が惚れるのも無理はない。
二人はその日のうちにベッドを共にして付き合うこととなった。
外国語を覚えるにはその国の恋人をつくるのが最もはやいというが、
それは中国拳法も同じであったらしくヘイドレクの腕前はみるみる上達していった。

467 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/04(金) 14:35:21.61
美女の名前は李香扇(りこうせん)といった。
彼女は武術の才能だけでなく、商才もあり、
中華料理のレストランと中国拳法の道場のオーナーもやっていた

468 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/04(金) 16:54:31.00
ヘイドレクは李家の倉から如意棒とキントウンというバイクをパクる。
李家の中華料理屋で只飯食らいの生活をしていたヘイドレクの前に玄奘二蔵が現れた。
玄奘二蔵とは李香扇の父である。
彼はヘイドレクのチンコにキンコを付けた。勃起すると締め付けられてしまうものだ。
キンコの締め付けの痛さからチンコは勃起を出来ない、娘の貞操を思う父の愛であった。
ちなみに李香扇は三蔵である。

469 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/04(金) 16:55:30.27
中華料理店に顔を出したあとヘイドレクは道場へ向かう。
彼は時々、師範代の役を買って出ているのだ。

李香扇の教えかたがよかったのと、元々才能もあったに違いない。
中国武術を始めてわずか数ヶ月でヘイドレクは達人の域に達していた。



ーーが、ヘイドレクは道場へ足を踏み入れたとたん度肝を抜かれた。
床といわず壁といわず全てが血の色一色に染まっていたのだ!
「どうしたんだ!いったい、何があった!?」靴脱ぎ場に倒れている道場生へ声をかける。
「や、やられました……。ど、道場破りです……」
「道場破りだと!それはいつのことだ!?」
「ほんの30分前……」
「ほんの30分!?たったそれだけの時間で全員がやられたというのか!50人もいる道場生、全員がっ!」

ヘイドレクはあらためて道場全体を見渡した。
生半可な怪我ではない。一目で重態とわかる。道場生全員が。

今話している者も腕と足があり得ない方向に折れ曲がって顔面は原型をとどめていない。
「くそっ!」ヘイドレクは壁を思いきり殴った。「誰にやられたんだ!?」
「見たこともない……奴でした」
「見たこともない……。じゃあ、どんな奴だった!?何か特徴とかは!?」



道場生は喉の奥から声を絞り出すかのようにこう答えて、気を失った。
「信じられないくらいデカくて、強い……、強い……、女でした」

470 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/04(金) 17:48:15.21
ヘイドレクの後ろから加奈子が襲いかかった。
さらにその後ろにはティファニーとキモ豚3人が!

471 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/04(金) 18:08:03.74
ヘイドレクはさっと身を避けて攻撃をかわし加奈子の顔面に拳を叩き込んだ!
それを見て戦意を喪失したティファニーとキモブタ三人は蜘蛛の子を散らすように逃げていく。
もう昔のヘイドレクではない。中国武術を極めし達人なのだ!
鼻血を垂れ流しながら尻であとじさる加奈子に余裕の笑みを浮かべて近づいていった。
「ゆ、ゆるしてちょうだい」
「否、ゆるさん!」
壁に追い詰められた加奈子にヘイドレクのとどめの鉄拳が炸裂する!

472 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/04(金) 19:11:20.07
鉄拳を炸裂させたはずだった……しかし!
加奈子のブラジリアン柔術にまんまとハマったヘイドレクの姿がそこにあった。
間接をキメられ身動きのとれないヘイドレク。
逃げたはずのキモ豚たちはいつの間にか戻りヘイドレクを蹴りつける。
ティファニーは少し離れた位置から煙草をふかしていた。

473 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/04(金) 19:13:33.70
と、ふたたびヘイドレクが加奈子の顔面へ拳を叩き込んだとたん、その顔面がぱっかりと2つに割れ、
中から現れたのは愛しきジェニファーの顔だった!

474 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/04(金) 19:16:13.93
慢心、それが全てである。
あとに残ったのは無様に血反吐を垂れ流し両腕をへし折られ倒れたヘイドレクだった。

475 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/04(金) 19:19:22.22
「シンクロニシティー」と、誰かが叫んだ!

476 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/04(金) 20:12:22.23
叫んだ誰かは何者かによって射殺され、ヘイドレクを残してみな去って行った。
李香扇さえも無様に負傷したヘイドレクに愛想をつかして中国に帰って行った。
夕焼け空をカーッと鳴いて烏が飛んだ。

第三部・完

477 :弧高の鬼才:2011/03/04(金) 20:15:34.58
チンコにキンコ

478 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/04(金) 21:14:01.20
第四部「銀河鉄道とヘイドレク」

両腕が使いモノにならなくなったヘイドレクは生身の肉体に愛想を尽かす。
ヘイドレクはアンドロイドとなるべく999に乗り込んだ。
車窓からテニスボールほどの地球が見える。

479 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/04(金) 22:28:33.06
両腕が使いものにならなくなったことより、もはや題名すら探偵とは何の関係もなくなったことにヘイドレクは悄然とした。

480 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/04(金) 23:51:04.91
ヘイドレクが溜め息ばかりをついているうちに999はある星に到着した。
ヘイドレクはホームに降りる。
「は〜」辺りを歩いているのは奇妙キテレツな姿形の宇宙人たちばかりだ。
その中のひとり、頭から触角を生やした緑色の宇宙人に声をかけてみた。
「あのー、すいません」
「すまないと思うなら、声をかけるな!」
いきなり殴られた。

481 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/05(土) 00:21:32.24
殴られたことで怒りの眼差しを向けるヘイドレク。
「なんだこのヘタレめ、まだやられたいのか!」
そういうと宇宙人は鋭い爪でヘイドレクの両腕を切断した。
肩からスッパリと斬られたヘイドレクは混沌としながら死を覚悟する。
そこへ珍妙な宇宙生物が現れヘイドレクに言った。
「そこの死体モドキ、今から俺たちの宿主になれ」
こうしてヘイドレクは宇宙生物に寄生されることになった。
徐々に意識が薄れるはずだったヘイドレクは逆に意識が鮮明になる。
そして自分の腕が転がっているのを確認するがなぜだか自分には腕があった。
ヘイドレクの両腕は宇宙生物のレフとライで形成されていたのだ。
(夢じゃなかったのか)ヘイドレクが頭の中でつぶやいた言葉にレフとライが答える。
(おまえの頭の中を見させてもらった。さっさとアンドロイドになろうぜ)
(俺たちも寄生せずに生きていける体になりたいぜ。よろしくな兄弟)
「あ……ああ。」
安堵・恐怖・混乱・希望、色々なものが胸中で渦巻きながらもヘイドレクはスリーナインへ戻っていった。

482 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/05(土) 09:13:27.79
空腹を覚えていたヘイドレクはそのまま真っ直ぐ食堂車に向かった。
空いている席に腰を下ろして料理を注文する。「食虫植物のサラダと人面魚のムニエルを頼む」
メニュー表を閉じて窓外に目を転じた。
深い闇の中、いくつもの星がまたたいている。もう地球はどの方角にあるのかすら分からない。
ヘイドレクの頬を涙が伝う。
「くよくよすんなよ」レフとライが同時に慰めた。「機械の体もそう悪くないと思うぜ」
「う、うん……。そうだな。こうなっちまったもんは、しょうがないよな。前向きにならなきゃな」ヘイドレクは鼻をすすってレフとライに頷きかける。
赤く腫れた目で自分の両腕に何やら喋っているヘイドレクを周りの乗客は薄気味悪げに見つめていた。

483 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/05(土) 12:43:34.45
「見せ物じゃねーんだよ!こっち見んな!」ヘイドレクは暴れ出した

484 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/05(土) 13:30:05.41
しかし、レフとライはそれに協力しなかったために、ヘイドレクは足技だけで暴れなければならなかった。


485 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/05(土) 13:34:42.99
カポエラをやっていてよかった、とヘイドレクは思った。

486 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/05(土) 14:01:25.93
だがカポエラは、自分の体を支えるために手を使わなければならないので、
ヘイドレクは大技を繰り出した際に派手にすっ転んだ。

487 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/05(土) 15:00:17.93
後頭部をしたたかに強打して脳震盪を起こすヘイドレク。
もはや動くこともままならない。

「よーし、しあげだ!」
「おう!」
どこの馬の骨とも分からぬ地球人ごときに無礼を働かれ怒りに燃える宇宙人たちは食堂車のテーブルを蹴倒し、
左右からその面をヘイドレクめがけ押して行った。
このままでは万力の如く左右から押し潰され、ヘイドレクは絶命してしまうことだろう。

レフとライが叫んだ。「やめてちょうだい!」
ヘイドレクの体から離れ、宇宙人に哀願する。
が、狂気に支配された彼らにその言葉は届かない。

二人は互いに見つめ頷き合った。

ヘイドレクに向かって言う。
「あんちゃん、ありがとよ」
「お兄さまができたみたいで、とても嬉しかったですわ」
そして、「いくぞレフ」
「うん」


ーー二人は迫りくるテーブルを小さな体で支え、石化した!

488 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/05(土) 16:39:57.16
レフとライが死んでもヘイドレクはまるで痛痒を感じなかった。
むしろあんなクソガキどもが死んでよかったとすら思った。ひどい男である。
「なんだこいつ、今ほっとしやがったぞ!」
「ひでぇ野郎だ!」
それがますます宇宙人たちの怒りを買った。

489 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/05(土) 16:52:28.46
その時だった。999が急停車したのだ。
車内の乗客たちはバランスを崩し、将棋倒しになった。
一瞬のうちに悲鳴と怒号と混乱で満たされる車内。
その前までが大したこともないと感じられるほど車内はひどい有様だった。
そして、さらにその混乱を助長するかのようにこんなアナウンスが流れたのだった。
「乗客の皆さまにお伝えします。つい先ほど、999は宇宙海賊の襲撃に合い、トレインジャックされました。
繰り返します。999は宇宙海賊にトレインジャックされました」

490 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/05(土) 19:36:36.54
宇宙海賊たちは食堂車へどやどやとなだれ込んできた。車内を見回す。誰かを探しているようだ。
「あっ。あいつです、船長!」頬に切り傷のある海賊がヘイドレクを指さして叫んだ。
「おお、見つけたぞ」海賊たちを掻き分けて船長と呼ばれた大男が後ろからのっそりと歩み出る。
右の義手と左の義足で片目にアイパッチをしたステレオタイプな海賊の親分だ。
義手のフックをヘイドレクのシャツの胸ぐらに引っかけ、持ち上げた。
「ひ、ひぃぃぃっ」しょんべんをちびりながら震えるヘイドレク。
「行くぞ」
海賊たちはヘイドレクと共に999を出て行った。

491 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/05(土) 21:50:56.47
海賊の子分が「いい肉便器ですぜ、こりゃ」と、ヘイドレクを見て舌なめずりした。

492 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/05(土) 23:44:14.41
「お前には勝てんさ」と船長はウインクした

493 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/06(日) 08:42:38.30
ヘイドレクはぞっとした

494 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/06(日) 10:00:48.91
ヘイドレクの中で神社の悪夢が蘇る

495 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/06(日) 11:12:36.58
よく見ると海賊の船長はあの時の神社の男ではないか!

496 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/06(日) 12:11:53.56
「ヘイドレク、助けにきたわよ!」
ジェニファーがやってきた!

497 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/06(日) 14:59:33.87
しかし場所を間違えていた

498 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/06(日) 15:49:29.29
しかたがないのでヘイドレクたちがジェニファーの場所に行った。

499 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/06(日) 17:01:33.06
「こ、殺されるーっ。助けてくれー!」ヘイドレクは叫んだ。

500 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/06(日) 18:10:14.64
だが、そこにジェニファーの姿はない。
迷子になっているのだった。

501 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/06(日) 18:32:57.98
ヘイドレクたちはジェニファーを手分けして探すことにした

502 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/06(日) 18:46:36.14
すると、ふいに後ろからヘイドレクの肩を叩くものがいた。
ヘイドレクが振り返るとそこには変わらず美しいジェニファーの姿があった。
「ジェ!?もが……」
声をあげそうになったヘイドレクの口をジェニファーはとっさに手でふさいだ。
「しっ、大きな声をあげたらあいつらに気付かれちゃうでしょ。そしたら、私の作戦も台無しよ」
ヘイドレクはジェニファーに口をふさいでる手を離してもらうと、小声になって聞いた。
「作戦?」
「そうよ作戦よ。わざとドジっ子を演じて、あいつらが私を手分けして探すように仕向けたのよ」
「なるほど。さすがジェニファー。その知的なところ嫌いじゃないぜ」
「馬鹿!」
ジェニファーは軽くヘイドレクの頭をチョップした。
「ふざけてる場合じゃないでしょ。それにね。私知ってるんだからね。李香扇とのこと。帰ったら全部説明してもらうから。覚悟してなさいよ」

503 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/06(日) 20:47:04.50
李香扇!ーーそうだ、彼女との愛欲にまみれた倒錯的な日々。それをジェニファーに話さなくてはならないのだ!
ヘイドレクは、あせった。
「ジェ、ジェニファー」
「なーに?」声の穏やかさとは裏腹にジェニファーの表情はこの世のものとは思えぬほどに恐ろしい。こめかみに浮かんだ青筋がぴくぴくと痙攣している。
「いや、なんでもない……」ヘイドレクは青菜に塩だ。これ以上なにか言ったら殺されるかもしれない。
「さあ、行くわよ」中央公園の噴水の陰から海賊一味の様子をうかがっていたジェニファーがすくっと立ち上がった。ヘイドレクの腕を取る。
そして二人は公園を出て行った。

前門の虎の海賊たちから逃れたヘイドレク。
しかし後門の狼のジェニファーに連れられて行ったヘイドレク。


その運命やいかに!

504 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/06(日) 21:47:13.70
「お、お腹が痛い……」ヘイドレクは仮病を使うことにした

505 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/06(日) 22:15:44.42
闇医者の経験もあるジェニファーはヘイドレクの腹を切り開いた。

506 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/06(日) 23:49:25.01
腹の中でレフとライが寝ていた
「ノックぐらいしてくれよ!」
「くれよ!」
「あら、ごめんなさい」
ジェニファーはそっと腹を縫い合わせた

507 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/07(月) 07:08:42.18
どうやらお腹は問題ないらしいという結論に達したジェニファーはヘイドレクの顔と頭のどちらかを手術することにした。
ヘイドレクの場合はこの2つが特に悪い。

508 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/07(月) 10:59:35.12
誰がどう考えてもその前にジェニファーが手術するべきはヘイドレクの両腕だった。
だが、いくら多才なジェニファーでも、ほとんど使いものにならなくなった両腕を
治すとなるとこれはちょっと無謀である。
だから、ジェニファーはバイオテクノロジーの高度な技術を持つ組織のメディカルセンターに
ヘイドレクを連れていくことにした。
そこで、ヘイドレクの新しい両腕を細胞レベルから作ってしまおうと思ったのだ。

509 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/07(月) 12:10:45.11
しかしメディカルセンターに行くことをヘイドレクは拒否した。
なんせ小学生の時に予防接種の注射で大暴れしたほどの男である。筋金入りの医者嫌いだ。
両腕の大手術を受けるくらいならか〇わのままの方がよいとさえ思っている。
「お前ひとりで行けばいいだろ!」ヘイドレクは子供みたいなことを言った。

510 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/07(月) 14:11:59.76
「仕方ないわね……」
ジェニファーはそう言うと、髪をかきあげた。
そして胸元のボタンをいくつか外し、その豊満の胸の存在を強調すると、
先ほどから背を向けて目を合わせようとしないヘイドレクに向かってこう言った。
「ヘイドレク。ちょっとヘイドレク。こっちを向いて」
「ジェニファー、僕は病院になんて行きたくないんだ。嫌なんだ。嫌いなんだよ。あそこだけは」
「違うわ。ヘイドレク。キスしたいのよ」
「え?」
ヘイドレクは急に思いもしないことを言われ、戸惑った。そして、そのせいで自ずとジェニファーの方へ振り返ってしまった。
自分の方をチラチラと見ながら戸惑いと照れを隠し通せないヘイドレクをジェニファーはかわいいと思ったが、ヘイドレクを病院に連れていくためだからと、迷いは見せなかった。
「ヘイドレク。目をつぶって」
「で、でも、いきなりだし……急に言われたって……こっちにも心の準備というものが……」
「いいから早く」
「じゃ、じゃあ、わかったよ……」
そう言うと、ヘイドレクはジェニファーに顔を向けたまま目をつぶった。
だが、その後にきたものはヘイドレクが期待してたものではなかった。
それは刺激臭だった。ハンカチで鼻と口を押さえたジェニファーがスプレー吹きかけたのだ。
ヘイドレクは驚いて目を開いたが、すぐに頭が重くなり、意識を失くしてしまった。
倒れそうになるヘイドレクをジェニファーは支えた。
そしてそのまま、愛車のフェアレディZの後部座席にヘイドレクを運ぶと、自分は運転席に座り、メディカルセンターに向かったのだった。

511 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/07(月) 15:25:17.29
メディカルセンターの廊下をヘイドレクの乗ったストレッチャーが走っている。
「ヘイドレクしっかりするんだ!」と、声をかけるのは権田警部だ。
「そうよヘイドレク、諦めないで!」と同時に言ったのはティファニー&加奈子。
あの神社の茂吉おじさん、キモデブ三人衆、海賊一味、とにかく全員が大集合していた。
ちなみに前のレスを読めば分かるのだがヘイドレクが気を失っているのはジェニファーの吹き掛けたスプレーのせいであり、
命にかかわるようなことではないのだが、心の底からみんな心配そうな顔をしている。

持つべきものは友!


よかったな、ヘイドレク!

512 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/07(月) 16:09:46.62
――夢だった。現実は違う。目を覚ましたヘイドレクが見た光景。
それは頭から血を流し膝をつくジェニファーと、苦しそうに横たわる権田警部。
キモ豚や海賊一味もあちらこちらで倒れている。
未だぼんやりとしているヘイドレクの耳に言い争う声が聞こえてくる。
「話が違うじゃないの! 姉さんを巻き込むなんて!」
「キモ豚たちはどうでもいいのね、ティファニー?」
「アイツらは放っておいても平気よ」
「我々の標的はヘイドレクとジェニファー、それにお前。ティファニーだよ」
「ティファニーは俺が潰してやる、いいだろ? ホームズ」
「ああ、もちろんだ。メロップ」
「君たちは狂ってる……ヘイドレクが……私の部下が……」
加奈子&ティファニー、ホームズとメロップ、それに茂吉キャプテンの声。
ヘイドレクは探偵らしくこのやりとりから推理する。
なにがどうなり、結果としてこの惨状が起こったのかを。

513 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/07(月) 16:29:47.45
恐らくジェニファーは俺を助けようとしてくれたのだろう……権田警部もそうだ。
茂吉おじさんたちは俺のアナルの為に協力してくれた……のか?
問題はティファニーたちとホームズたちだ……
(兄弟!……オイ兄弟!)ライとレフの声が聞こえる。
(ティファニーたちとホームズたちが兄弟を襲ってきたんだ。メロップって奴が不思議な力でこんな風にしちまった……)
そうか――彼ら(ティファニーたちとホームズたち)は俺だけを倒すのかジェニファーも含めてなのかで意見が違っていたということか……ジェニファーは俺の味方だ。
それなら――
「俺はまだ生きてるぞ!」
(ここからどうやってティファニーたちを味方につけるか……ホームズたちは俺やジェニファー、それにティファニーまで狙っている!)

514 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/07(月) 16:38:05.23
再びライとレフが両腕となり戦闘態勢に入るヘイドレク。
「ジェニファー、権田警部を連れて下がってろ」
「ティファニー……ジェニファーを頼む」
「一時共闘というわけね。ティファニーはジェニファーたちを。私はヘイドレクと共にアイツらを潰すわ」
「……今だけよ! 加奈子」
ヘイドレクと加奈子vsホームズとメロップの戦いが始まろうとしていた。

515 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/07(月) 16:45:42.96
その時だった。どこからか、涼やかな女性の声が聞こえた。
「ヘイドレク。ヘイドレク。どうしたの?」
それはジェニファーの声だった。
ベッドに横たわっているヘイドレクは目を開けた。
するとそこには、ヘイドレクを心配そうな顔で見ているジェニファーの姿があった。
ヘイドレクはそれを見て今まで自分が本当にくだらない内容の夢を見ていたことを知ったのだった。
考えてみれば、精神病棟でよだれを垂らしているはずの権田警部が出てきている時点で現実的ではないと思うべきだった。

516 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/07(月) 17:00:49.65
ヘイドレクが真っ先に動いた。レフがムチのようにしなりながら、伸びホームズを絡め
ヘイドレクは突進した。ライはヘイドレクの意志を汲みランス形状となりホームズへ!



「加奈子と言ったか、俺の中のメロス妹がお前を殺せと喚き散らしてやがる」
「メロス妹……ああ、万引きの……」
「俺の一部がそういうのだ、お前はここで死んでもら――」
加奈子の膝がメロップの顔面に直撃。メロップはその衝撃で転がる。
「ムエタイの膝は凶器なのよ」
加奈子は顔面を押さえるメロップめがけ肘を穿つ。
メロップはまたも直撃しもんどり打った。(このアマ……)メロップの手刀が空を斬り真空波が加奈子の頬をかすめた。

517 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/07(月) 17:38:52.72
しかしこれもまた現実ではなかった。
今、ヘイドレクはメディカルセンターの一室の手術台に両の手足を革ベルトで拘束され寝かしつけられている。
足首と手首にはりつけられた端子と、コイルでコンピューターとつながている頭のヘルメットが物恐ろしい。
横に佇んでいた見るからにキチ〇イ博士然とした白衣の老人がジェニファーに目で何やら合図を送る。
ジェニファーはコンピューターのレバーを勢いよく下ろした。

518 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/07(月) 18:32:06.76
と、うたた寝から目覚めたヘイドレクはそろそろ次の惑星に着く頃かと時計を見た

519 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/07(月) 19:56:45.59
「あら、もうこんな時間なのね」横から時計をのぞきこんでメーテルが言う。
メーテルはジェニファーだ。黒一色の服装で長い帽子をかぶっている。
髪の毛は元から金髪なのでこれは問題ない。いわれてみれば顔もどことなく似ている。
ただ、乗車券の確認にきた車掌を見てヘイドレクは腰を抜かした。それは明らかに権田警部だったのだ。
制服に詰め物をして体型を丸くみせようとしているのは分かるが、顔がほとんど丸出しである。
帽子を深くかぶっているだけで、ぜんぜん闇に光る目にはなっていない。
「乗車券のほうを」おそらく声真似の方は諦めてしまったのだろう、権田警部そのままだった。
「お前、病院はどうした!」ヘイドレクは訊いた。
「病院?なんのことですか?」権田警部はとぼけた。

520 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/07(月) 20:13:18.36
同車両には会ったこともないのに知った顔がいた、キモ豚3人だ

521 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/07(月) 20:20:58.98
肌寒い風がヘイドレクの頬を撫でた。キモ豚の席の車窓が開いているせいだ。



――(ここは宇宙だぞ?)ヘイドレクの推理力が働き始める

522 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/07(月) 20:30:15.12
アトラクション……? 疑惑がヘイドレクの脳内に浮かんだ。

523 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/07(月) 20:42:10.91
キモブタ三人は通りすがり的な役立たずのキャラだったのでヘイドレクは何の惜しげもなく窓から宇宙空間に投げ捨てた

524 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/07(月) 21:07:13.87
飛んでるブタは驚異である キモ豚たちはヘイドレクの乗る車両だけ分離させてしまった

525 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/07(月) 21:50:52.26
しかし飛んでいるヘイドレクはさらに脅威であった。
たちまちのうちにキモブタ三人を瞬殺すると分離されていた車両を元通りにしてしまった。

526 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/07(月) 22:23:18.09
ジェニファーはそんなヘイドレクに惚れ直した

527 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/08(火) 01:04:50.07
ヘイドレクは宇宙に出たことを後悔した
車両に戻れなくなったからだ
999は見る見る離れていった



ヘイドレクは考えるのを止めた
キモ豚の肉塊と共に浮遊し続けるヘイドレク



一方、車両にはティファニーと加奈子がいた
キモ豚がいたのだから当然である

528 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/08(火) 01:39:32.54
突然お肉たちが復活
さすがやられ役、再生能力は侮れない
「列車に戻るザマス」
「そうでゲソ」
「全速前進だクマ」
キモ豚たちはアナルブースターで飛び去っていった

529 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/08(火) 02:48:27.61
ヘイドレクはキモ豚にまたがって帰ってきた
なぜかそれ以来キモ豚たちからケンシロウと呼ばれることになるヘイドレク

530 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/08(火) 06:49:24.36
逆にヘイドレクはキモブタたちに1号2号3号と非人間的な呼び方をした。

531 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/08(火) 08:27:20.02
そのヘイドレクの対応にキモ豚たち3人はぶち切れた。
謀叛を企てる。

532 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/08(火) 10:22:28.22
そのとき、唐突にジェニファーの声が聞こえた。
「ヘイドレク。ヘイドレク。起きて。もう次の星に着いたわよ」
どうやら、ヘイドレクは座席で眠ってしまっていたのだった。
けだるさを追い払うためにヘイドレクは伸びをした。そして言った。
「ジェニファー。どうやら、僕は夢を見ていたみたいだ」
荷物を確認しながら、ジェニファーは聞いた。
「どんな夢?」
「さあ、思い出せない。だけど、すごくくだらない夢だった気がするよ」
「そう、なら忘れちゃった方がいいわよ。そして、次にまたいい夢を見ればいいわ」
「ああ、そうだね」

533 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/08(火) 12:07:58.98
とは言ってみたもののヘイドレクには疑念が残る。
あの精緻な技巧をこらした壮大な燦然と光り輝く出来事が夢だったとは、とても思えない。
果たして自分はノーベル文学賞にさえ匹敵するよな夢をそうもたやすく見れるものなのだろうか……?

否、あり得ない。ーーヘイドレクはそう結論に達した。

534 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/08(火) 13:30:36.21
という妄想をヘイドレクはした。
しかし、現実というのは往々にしてつまらないもので、
ヘイドレクが見た景色が光り輝いていればいるほど疑わしいことは
理性的な人なら誰しもが気づくことだった。
そもそも、夢というのは映像であって、ノーベル文学賞を持ち出すのは非常におかしいことだった。
もしも、持ち出すのであれば、ヘイドレクはアカデミー賞などの映画の賞を持ち出すべきであった。
事実、ヘイドレクもそのことに気付き、自分の中だけで恥ずかしくなった。

535 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/08(火) 13:32:48.68
こんなくだらんスレに書き込むヤツの気が知れん。

536 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/08(火) 13:44:27.36
自分自身の気がしれない、そう叫んでいる乞食が駅の構内を走り回っていた。
ヘイドレクは妙に興味をそそられて、まじまじとその乞食を見ていたが、
ジェニファーにああいうのとは関わらない方がいいわ。ろくなことにはならないからと言われ、
やむおえなく、乞食に別れを告げた。

537 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/08(火) 14:32:06.26
外に出たヘイドレクは目を疑った。
動く歩道に空中の透明パイプを走る車。
宇宙人たちは何の素材か分からぬ銀色の全身タイツを着こんでいる。
手塚治虫の漫画の世界だ。
「これは大昔に人間が考えた未来の地球の姿じゃないか!」唾を飛ばしながらジェニファーにそう言った。

538 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/08(火) 15:00:41.39
き〜た〜な〜い〜(ハート とジェニファーに怒られた

539 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/08(火) 16:24:00.26
「ごめん、ジェニファー……」ヘイドレクは何のひねりもなくあやまった

540 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/08(火) 17:18:52.43
ジェニファーとヘイドレクはまずはこの星の組織の本部へ向かった。
住む場所と仕事をもらうためだった。

541 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/08(火) 17:57:55.09
だが全く言葉が通じなかった。
ヘイドレクは仕方なくジェスチャーでコミュニケーションをとることにした。

542 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/08(火) 18:06:11.95
ヘイドレクは握りこぶしの中指と人差し指の間にはさんだ親指をぐねぐね動かしながら卑猥な笑みを浮かべてみた。

543 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/08(火) 18:32:18.67
もちろん足の指で作った握りこぶしだ

544 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/08(火) 19:00:38.34
「〇£#&%*@▲!」と、星の者はすかさず警察に通報した。
どうやらヘイドレクはこの星で最もやってはいけないことをやってしまったらしい。
横を見るとジェニファーが白目を剥いてぶっ倒れていた。

545 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/08(火) 20:01:57.42
白目を剥いてぶっ倒れたジェニファーを見て星の者も白目を剥いてぶっ倒れた。
この星では女性が白目を剥いてぶっ倒れるのはかなりショッキングなことなのだろう。
ヘイドレクは気絶しているジェニファーを背負って逃げ出した。

546 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/08(火) 20:39:18.49
しかし本当のところは宇宙人が倒れた理由は持病のせいだった。
しかもさっき電話したのはヘイドレクを仕事に推薦したのだった。
ヘイドレクは逃げてソンをした。

547 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/08(火) 20:56:21.33
地響きと共にゴジラが現れ街を破壊し始めた

548 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/08(火) 21:00:37.00
メジャーリーグでの移籍先に不満を持っていたのだった

549 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/08(火) 21:14:15.58
伝説の勇者イチローも現れた

550 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/08(火) 21:24:04.78
次いでイラブーとノモーも現れた

551 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/08(火) 21:26:17.34
最後に大魔人があらわれた

552 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/08(火) 21:33:41.70
それは佐々木主浩のことではなく本物の大魔人だったので誰も彼には勝てなかった。
ヘイドレクやジェニファー等その他の登場人物たちもついでに踏み潰され、あとには何も残らなかったという。

第4部・完

553 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/09(水) 01:43:35.56
第五部 地獄探偵ヘイドレク

ヘイドレクは死んだ。彼は今、お花畑を抜けた先の三途の川にいる。
三途フェリーのチケットを買うため列に並んでいるのだが、途方もない数の宇宙人たちも並んでいる。
大魔人に潰された人々なのだろう、ゴジラやイチローもいる。
ジェニファーを探したかったがお花畑からこっちずっと整列させられているのだ。探しようがない。
何百時間経っただろうか、やっとチケット売場の窓口に立つヘイドレク。
売り子のお嬢さんは頭の上に輪っかを浮かせているのが見える。
「えーっと、地球のヘイドレクさんですねー」
「え? あ、はい」
「うわあ、黒チケですかー」
「黒チケ?」
「地球の言葉でいう《地獄》行きのチケットですよー」
「え……ええ!? 針の山や血の池で延々と苦しみ続けるんですか俺は!?」
「あー、それは地獄で犯罪した人たちの話ですよー。普通はそんなことありません。ではあちらの第072ゲートでお待ちになって下さいねー」
そう言われゲートに向かわされるヘイドレク。ここから逃れようとか売り子のねぇちゃん口説こうとか思えないのは天の力の仕業なのだろうか? ヘイドレクは只ひたすらに第072ゲートに向け歩き続けた。

554 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/09(水) 02:27:56.55
第072ゲートに着いたヘイドレクは船が来るまで台オナして待っていた。
皆していたし、まさかこの数秒後にジェニファーが来ようとは思っていなかったからだ。

555 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/09(水) 06:45:47.37
ジェニファーは台オナしているヘイドレクと知り合いに思われるのが嫌で目も合わさず通り過ぎた。

556 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/09(水) 07:00:05.03
そのままジェニファーは第081ゲートに停泊しているフェリーに乗ったようだ。
ヘイドレクの方も無事フェリーに乗り072号は三途の川を航行し始めた。

557 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/09(水) 08:29:54.32
ジェニファーの乗ったフェリーとは違い、ヘイドレクのフェリーはたちまち川に沈んでいった。泥船だったのである。
船内はパニックになった。
「うわーっ、助けてくれーっ!」
「ぎゃー、死にたくないぃぃぃ!」
三途の川は赤くぶくぶくと泡立っており、暇な奴が持ち物をそこに投げ込んだところみるみる溶けていったのだ。
もう霊となっているのだから死ぬことはなかろうが、それでもひどく苦痛を味わうのは間違いない。
「みんな落ち着け!」ヘイドレクがリーダーぶってそう叫んだ。「船の中の穴を治すんだ。むやみに恐慌をきたしたって何の解決にもならない!」
しかしヘイドレクの言うことを聞くものなど一人もいない。

558 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/09(水) 10:27:36.30
その時だった。ヘイドレクのもとに蜘蛛の糸が垂れてきた。

559 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/09(水) 11:59:15.39
舌の根も乾かぬうちにヘイドレクはその糸に大慌てで飛びついた。
ヘイドレクの後を追うように糸をよじ上ってくる奴らを見てパニくる。
「切れるじゃないか、馬鹿!下りろ!これは俺の糸だあああ!」

560 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/09(水) 12:29:55.87
すると、その蜘蛛の糸は巨大な糸井重里に変化した。
重里は自分の体にしがみついているヘイドレクをひょいと指で掴むと顔の前まで持ってきて、こう言った。
「ヘイドレク君。そんなこと言っちゃいかんでしょ。助かりたいのはみんな一緒なんだからさ」
ヘイドレクは反省し謝った。
「すみませんでした。マスター重里。僕は自分を見失っていました」
「分かればいいんだよ」
重里はそう言うと、ヘイドレクをジェニファーと同じ船に乗せてあげた。
むろん、ヘイドレクと同じ船に乗っていた人たちも同様に助けてあげたのだった。

561 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/09(水) 14:32:38.91
フェリーは港に着いた。まずは地獄である。
「お名前を呼ばれたかたから順番に降りてくださいね」霊界の案内役の娘が言う。「ヘイドレクさん」
「はい」ヘイドレクは立ち上がってタラップを降りていく。そして振り返るとフェリーはヘイドレクだけを降ろしてそのままどこかへ行ってしまった。
「地獄は俺だけかよっ!」ヘイドレクは三村まさかず風に突っ込んだ。

562 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/09(水) 15:43:54.69
地獄はそれはそれは陰惨たる場所であった。
たしかに血の池や針の山などなかったが、それのほうがいくらかマシであったろう。
ヘイドレクがまず行った先は借金地獄であった。
身に覚えのない借金を背負わされ、アパートのドアといわず郵便受けといわず無数の催促状がべたべたと貼られて、
昼夜を問わずその筋の方からの脅迫まがいの電話が鳴り続けた。
近所の人々からは白い目で見られ、あることないこと噂され、子供は学校でイジメに遭い、妻はとうとう自殺した。
ヘイドレクは気の狂う一歩手前の状態に追い込まれた。

563 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/09(水) 17:16:25.16
ヘイドレクは逃げだすことにした。

564 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/09(水) 18:23:47.29
地獄から逃げ出したヘイドレクは以前自分が探偵事務所を構えていた場所に行ってみた

565 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/09(水) 20:03:38.15
するとそこには「真・ヘイドレク探偵事務所」の看板を出した建物があった。

566 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/09(水) 20:10:26.65
というか、そこは地獄であることに変わりはない。
ヘイドレクは自分のよく知る街並みだったせいで錯覚したのだ。

567 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/09(水) 20:38:58.55
事務所に入るとティファニーと加奈子、キモ豚たちがいた
「遅かったですね」×3
「権田警部も時期にくるわよ」
「姉さんもね」
「え!? どういうことだ?」
困惑するヘイドレクをよそにキモ豚たちはせっせと部屋の掃除や整理を続け、加奈子は柔軟体操を始めだす
空気を読んだティファニーは梅昆布茶をすすりながらヘイドレクの質問に答えた
「地球は滅んだのよ、あなたが自転を止めたせいでね」
「え……」
「別に気にすることなんてないわ、地獄の生活は地球とたいして変わらないもの」
そこへ丁度ジェニファーと権田警部がレフとライに連れられやってきた
「おう兄弟」
「やあ兄弟」
「ヘイドレク! 地獄に着て早々事件だぞ」
「もう台オナは止めてよね」
みんな口々にヘイドレクに語りかけるが、その中の権田警部の言葉が気になるヘイドレクだった

568 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/10(木) 06:58:13.76
そして翌日、権田警部が死んだ。
頭を鈍器のような物で殴られたらしい。他殺の線が強いそうだ。

権田警部の言葉が思い出される。――「ヘイドレク! 地獄に着て早々事件だぞ」

まさかあれは、自分の死を予言していたのだろうか!?

569 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/10(木) 08:57:32.11
ヘイドレクは現場に行ってみることにした。

570 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/10(木) 11:54:15.67
犯人は現場に戻るの格言を絶対視する地獄警察の手によってヘイドレクは有無を言わさず逮捕されてしまった。

571 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/10(木) 14:33:28.60
逮捕されたヘイドレクは3日後に処刑されることが決まった。
裁判などない。ヘイドレクを逮捕した警察官数人があみだクジでそう決めたのだ。
ちなみに7本ある棒線のうち6本までは処刑で、残りの1本がやり直しであった。つまりどの道、処刑は確定していた。
警察官たちは恐怖に泣き叫ぶヘイドレクを横目に爆笑しながらあみだクジをしたものだ。
今、ヘイドレクは地下牢に監禁され寒さに震えている。
これも真冬にわざわざ看守たちが冷房を入れたのだった。


572 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/10(木) 16:05:09.47
ヘイドレクはあまりの寒さに隠し持っていたプルトニウム一気飲みし、
体の中で核分裂反応を起こした。
しかしそれはコントロールされたものではなかったためにヘイドレクはメルトダウンを起こした。
もちろん看守たちはみんな揃って被爆した。
そのおかげで看守たちは長年白血病に苦しんだが、そこには家族の献身的な支えがあり、感動的な逸話が数多く生まれた。
けれどもこれは別の物語、いつかまた、別のときに話すことにしよう。

573 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/10(木) 17:10:53.89
まぁ、なにはともあれヘイドレクは脱獄することに成功した。
いったいこのスレが始まってから何度脱獄したのだろう。ヘイドレク自身ですら覚えていない。
地下牢から地上に出るとジェニファーが愛車のフェアレディZで待っていた。
「はやく乗って!」
二人は猛スピードで車を飛ばして行く。

574 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/10(木) 19:03:29.12
しかし、ひどい悪路のためジェニファーはものの見事にハンドルを取られてガードレールに突っ込んだ。

575 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/10(木) 20:29:08.27
そのまま崖下に落ちていく。
「うわあああああ」
「きゃあああああ」

576 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/10(木) 20:36:42.45
ガードレールは大破したが、特殊素材で作られたジェニファーのフェアレディZには
傷一つ付かなかった。
中の二人も完全衝撃吸収構造により怪我をすることはなかった。
ジェニファーは車をバックさせると、手慣れた調子で運転席に備え付けられたボタンと画面を操作し、
フェアレディZをオフロードモードにチェンジさせた。
そして、何事もなかったかのようにまた走り出した。

577 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/10(木) 20:52:50.22
走り出した車の中でヘイドレクはジェニファーに言う。
「なんで7分もあるのに>>575-576のレスがつながっていないんだ!?おかしいじゃないか!」
「きっと携帯だったのよ」
「いや、長文ならいざ知らず、たったの4行だぞ!4行!」
「うるさいわね。私に訊かれたって、分からないわよ!本人に訊けばいいじゃない!」
助手席から身を乗り出して目の前で四本指を立てるヘイドレクを横目に睨んだ。
二人を乗せた車はそのまま地平線のかなたに遠ざかっていく……。

578 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/10(木) 20:55:55.39
空を覆い尽くしている赤い雲を突き抜け閻魔の手の平がフェアレディZを潰した
「あかんよ、そりゃあかん、10時間死刑だよもう」
閻魔はペシャンコになったヘイドレクとジェニファーをフェアレディZごと釜茹で地獄に放り込んだ
地獄では死なない、地獄の死刑とは死の恐怖や死の痛みを受けさせる拷問なのだ

579 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/10(木) 21:11:39.14
「ジェニファーが茹でダコみたいだ」
「ヘイドレクなんてゴツゴツしてて茹でガニみたいよ」

580 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/10(木) 21:15:37.67
「そんなことより、ジェニファー、なんだか君の服溶けているように思えるんだけど……」


581 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/10(木) 21:26:15.82
「ちょ……ヘイドレク……バカ///」

582 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/10(木) 21:33:35.64
「ねえヘイドレク、さっきより近づいてない?」
「気のせいだろ?」

583 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/10(木) 21:35:20.05
「ジェ二ファー!」
ヘイドレクは突然、ジェニファーに抱きついた。
そしてジェニファーの目を見つめながら囁く。
「ジェニファー、君が欲しんだ」
ジェニファーは答えなかった。
しかし、答えの代わりにジェニファーはヘイドレクに熱いキスをした。
そのまま舌を絡め合う二人。

584 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/10(木) 21:40:30.61
木の棒でスーっと引き離される二人
「まったく最近の連中ときたら」
ベルゼブブが釜の中をかき混ぜ始めた

585 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/10(木) 22:07:18.87
ベルゼブブのかき混ぜを隣で眺めていたベルフェゴールか問う
「そろそろ流していいか?」
「あ? まだ早ーよ、水洗にしたからってすぐ流そうとすんな!」
「ごめん」
どうやらヘイドレクたちは洋式トイレで茹でられているらしい

586 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/10(木) 22:37:09.73
10時間茹でられたヘイドレクとジェニファー
「もういいよね!」
「ああ、いいぜ」
トイレの中で渦ができ二人は流される
二人は川のほとりで気がつくと辺りを見渡した
どうやらここは事務所のある街を流れる川のようだ、ヘイドレクたちは徒歩で帰宅した
事務所に入ると腹を立てている権田警部が待ちかまえていた
「事件ほっといてなにやってるんだヘイドレク!」

587 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/10(木) 22:43:50.08
「連続殺人事件なんだぞ! いまのところ無差別って報道だ!! まあ地獄じゃ死なないから連続暴行事件って感じか」
権田警部は次いで事件の詳しい内容についてしゃべり始めた

588 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/10(木) 23:10:56.31
とたん、権田警部の頭が爆発した!
どかあああああああん!

589 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/10(木) 23:35:10.31
「おっと失礼」興奮しすぎた権田警部だったが浮き出てくるかのように頭は元に戻った

590 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/10(木) 23:58:04.47
「噂では切り裂きジャックだの豆の木ジャックだのジャック・バウアーだのと言われてるのが犯人らしい」

591 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/11(金) 07:44:09.48
それはヘイドレクを神社で犯した茂吉おじさんの異名だった

592 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/11(金) 10:47:46.37
茂吉おじさんはまだおじさんと呼ばれる年齢には早かった

593 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/11(金) 11:46:24.11
茂吉はそのことを気にしていた

594 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/11(金) 12:11:28.37
気にし過ぎて老けこんだ。

595 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/11(金) 13:13:45.77
まだ20代の後半だった

596 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/11(金) 13:40:33.98
だが、外見はどう見ても80歳以上に見えた。
しかも、外見だけではなく血管も内臓もボロボロだった。

597 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/11(金) 13:56:36.73
とりあえず機械の体を手に入れてロボロボになった

598 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/11(金) 14:41:58.94
あれほど苦労しても手に入れられなかった機械の体に茂吉おじさんがなっていることにヘイドレクは嫉妬した

599 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/11(金) 16:46:35.82
嫉妬にかられてヘイドレクは凶行におよんだ。

600 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/11(金) 17:55:40.95
小学校に忍び込んで女子の縦笛を舐め回す

601 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/11(金) 18:46:21.81
ヘイドレクは興奮のあまり笛を舐めている最中に思い切り息を吐いてしまった。
ぴぃぃぃぃぃっと、学校中に音が鳴り響く。

602 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/11(金) 21:53:10.74
警備員がやってきた

603 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/11(金) 22:22:53.12
「津波が来るぞー!避難!避難!!」

604 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/11(金) 23:24:54.91
「津波がくるだとー!?」元サーファーのヘイドレクの血が騒いだ。

605 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/12(土) 00:24:14.03
地獄の津波は乗れるようなものではない「溶ける」からだ

606 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/12(土) 08:53:28.76
しかしヘイドレクはそれを乗りこなした

607 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/12(土) 08:57:35.67
茂吉おじさんはそれ以上に乗りこなしていた

608 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/12(土) 09:29:02.15
波乗り勝負で勝った者にはジェニファーからキスのプレゼントがあるのだ

609 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/12(土) 09:53:13.82
それを聞いた二人は波乗り勝負を放棄した。
わずか数ヶ月でジェニファーの容姿はひどく劣化していたのだ。
日本人に比べて白人の老化ははやい。

610 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/12(土) 11:28:44.97
ジェニファーは美容整形手術を受けることにした。

611 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/12(土) 12:31:01.98
失敗した

612 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/12(土) 12:53:26.55
なんということでしょう!
ジェニファーは黒髪で直毛で童顔で小鼻で黒い瞳になってしまったのです……
欧米人の「お」の字も無いような外見!身長まで145cmに!体重なんて35kg!

613 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/12(土) 14:51:18.58
しかしそれはロリコンのヘイドレクにとっては成功であった。

614 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/12(土) 15:34:07.02
しかしジェニファーはヘイドレクのロリコン癖を知らなかったので悲しみのあまり姿をくらますのだった

615 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/12(土) 16:30:03.95
ジェニファーをヘイドレクの魔手からかくまったのは権田警部であった。
ジェニファーの後をつきまとい、四六時中監視するヘイドレク。
だがそれだけでは罪には問われず、何かが起こってからでも遅く、権田警部にはそうするしかなかったのだ。
「権田さん、ありがとう」潤んだ瞳で権田警部を見上げた。

616 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/12(土) 17:10:55.83
権田警部の瞳も潤んでいた

617 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/12(土) 17:26:23.11
二人の瞳から溢れ出た涙の水で二人は浸水した。

618 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/12(土) 17:59:33.69
ついでに権田警部は馬から落馬した

619 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/12(土) 18:39:40.00
と、俺は目が覚めた。>>10の翌日だ。
ノートパソコンの横には酒が半分のこったボトルが置いてある。
飲み過ぎてしまった。昨日はいったいどこまで文章を書いたのかも覚えていない。
ひどくくだらぬ夢の内容は克明に覚えているのだが……。

620 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/12(土) 20:05:04.01
そして、ヘイドレイクは脳天を銃弾で打ち抜かれて死んだ。

621 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/12(土) 20:43:05.70
そこへ本物のヘイドレクが現れた。

622 :このスレのファン:2011/03/12(土) 21:33:35.88
面白いスレですねo(^-^)o


623 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/13(日) 01:20:09.96
さらに正真正銘の本物ヘイドレクも現れた

624 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/13(日) 02:00:23.61
本物のヘイドレクと正真正銘の本物ヘイドレクは死んだヘイドレクの葬儀を済ませ掘り愛を始めるのだがそれはまた別の話

こうして無事ヘイドレクは地獄へ帰ってきた

625 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/13(日) 05:44:25.71
なんとかジェニファーの居場所を見つけたが……ヘイドレクは目を疑った
権田警部と赤ちゃんごっこしているジェニファーを見てしまったからだ!

626 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/13(日) 10:32:10.75
髭剃りあとも濃い四十男の権田警部が赤ちゃんの真似をする姿は地獄の鬼以上に不気味であった。

627 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/13(日) 15:42:42.36
しかし母性愛というものは何にも勝るらしくそんな薄気味の悪い権田警部ですらジェニファーは可愛いと思った

628 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/13(日) 17:07:29.99
赤ん坊の真似事をする権田警部にはある思惑があった。
ただ無意味に、あるいは性的な嗜好でこのようなことをしているわけではない。
作戦だ。今、彼は敵の目を欺くことに全力を尽くしている。

629 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/13(日) 18:20:11.86
「けっ、変態野郎が」道ゆく人々は彼らに軽蔑の眼差しを向け、唾を吐く。
作戦は成功に近付きつつあるらしい……。

630 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/13(日) 18:22:49.72
「ダァダァーバブゥー」
そう言いながらジェニファーのオッパイをまさぐる権田警部
敵の目を欺くには完璧な演技が必要なのだ

631 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/13(日) 19:52:58.13
「もうお腹すいたんでちゅね〜」ジェニファーはその巨大なぱいおつを惜し気もなく権田警部に与える。
不思議なことに乳はたっぷりと出た。母性を刺激されて人体に奇跡的な変化がもたらされたのかも知れない。
ごくごくと喉を鳴らして権田警部はそれを飲む。

632 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/13(日) 20:02:28.91
そこにベルゼブブとベルフェゴールが現れた
「キモイから!マジキモイから!!」
「早く連れてこうよー」
権田警部は洋式トイレ釜へ連行されていった

633 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/13(日) 20:48:30.76
取り残されたおっぱい丸だしのジェニファーをガン見するヘイドレク

634 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/13(日) 21:56:03.06
を後ろから犯す茂吉おじさん

635 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/13(日) 23:08:45.37
の影武者

636 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/13(日) 23:41:37.05
が持っていた

637 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/14(月) 02:12:53.49
魚肉ソーセージで茂吉影武者おじさんを殴打してジェニファーの元へ歩み寄るヘイドレク

638 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/14(月) 03:40:51.15
ジェニファーは物欲しそうに魚肉ソーセージを見ている

639 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/14(月) 04:13:49.10
日本人形のような童顔ロリ巨乳ジェニファー(おっぱいモロ出し)にそんな目で見られたヘイドレクは……ヘイドレクは!

640 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/14(月) 05:10:53.39
ヘイドレクはタクシーを拾い事務所へ帰った。もちろんジェニファーもだ。

641 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/14(月) 06:48:35.90
なぜかタクシーの運転手も事務所についてくる。

642 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/14(月) 06:51:26.40
ジェニファーは事務所のソファーで魚肉ソーセージを頬張りだした。

643 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/14(月) 08:24:20.69
魚肉ソーセージとはいっても魚の占める割合が95%だった

644 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/14(月) 10:48:22.82
ジェニファーは残り5%の肉が好きだった。

645 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/14(月) 11:50:45.96
魚は嫌いだった

646 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/14(月) 14:01:11.16
そこへティファニーがやってきて「誰この子?」とジェニファーを指さした

647 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/14(月) 16:08:54.47
「なにを言ってるんだ、しっかりしろ!」茂吉おじさんが怒鳴った。ティファニーにビンタをくれる。「お前の姉さんじゃないか!」
打たれた頬に手を当ててティファニーは呆気に取られていた。
ヘイドレク、権田警部、その他の登場人物たちも同じである。呆気に取られていた。
神社でヘイドレクを犯して以来ロクな役割を担ってきていなかった茂吉おじさんのキャラの変貌ぶりにみな驚いているのだ。

648 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/14(月) 17:39:06.53
しかし茂吉おじさんの豹変ぶりに驚かない者もいた。康夫である。
あのキモブタ三人衆の中では比較的イケメンの部類に属していた男だ。

649 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/14(月) 18:38:33.14
他の二人は体重が120キロあり、康夫は118キロだった。
2キロ軽い分だけイケメンだった。

650 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/14(月) 18:52:13.95
康夫はトラウマを抱えていた。
幼い頃、両親からひどい暴力を受けていたのだ。
ロクに食事さえ与えて貰えず、空腹のあまり炊飯器や冷蔵庫から盗み食いをするとますますひどい暴力を受けた。
だから大人になってからはその反動で過食に走ったのだろう。

今でも人前で食事をすることはしない。幼い頃盗み食いを見つかって折檻された記憶が蘇る。

651 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/14(月) 19:10:45.97
そんな康夫の心を開いたのが残りのキモブタたちだった。
三人は同じバイト先で働いていた。
昼休みに康夫がいつも一人どこかへ行ってしまうことに気づいたキモブタたちがほんの気紛れからその後をこっそりつけた。
康夫はバイト先のゲームショップの建物と隣の建物との僅かな間に隠れてお握りを食べていた。
「なんで、そんなところで一人飯を食ってるんだ?」キモブタのひとりが言った。
「いっしょに食べようぜ」もう一人のキモブタが屈託のない笑顔を浮かべる。
そこで康夫は幼い頃のことから全てを話した。
「だったら俺たちは見ないからさ。お前が飯くってるとこ」
「後ろ向いてるからさ」
「だけど……」康夫はうつ向く。
「俺たち、仲間だろ!いっしょに食うだけでも美味いって、ぜったい!」
康夫の目から涙がこぼれ、コンクリートの地面に染みを作った。
生まれて初めて流す嬉し涙だった。

652 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/14(月) 21:24:32.37
しかしそれはウソだった。
康夫がご飯を食べているところをガン見した。

653 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/14(月) 22:00:28.80
店長が

654 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/14(月) 23:57:31.36
気づかれないように、

655 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/15(火) 00:35:15.63
キモブタたちの群れから離れていった。
「店長もキモブタだったんだ、気がつかなかったよ」

656 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/15(火) 01:12:43.13
そんな回想をヘイドレクの一言がぶち壊した
「犯人は茂吉おじさんだ!」
それを聞きつけてやってきた地獄の鬼たちは
茂吉おじさんと康夫と脱走した権田警部を蓋付き洋式トイレ釜へ連れていった

657 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/15(火) 02:15:05.77
マッチョな鬼どもを見たヘイドレクは欲情した。

658 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/15(火) 02:52:50.38
そんなヘイドレクのニョキニョキニョッキをジェニファーが頬張った

659 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/15(火) 06:43:11.49
ヘイドレクも頬張り返す

660 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/15(火) 10:48:33.80
と、見せかけて

661 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/15(火) 11:54:23.25
やっぱり頬張り返す

662 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/15(火) 11:55:03.66
誰にも気付かれないように、キモブタたちの一団に混じった。

663 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/15(火) 13:02:05.67
こうして権田と茂吉と康夫とヘイドレクは釜茹でにされた

664 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/15(火) 13:46:05.84
と2ちゃんねるの掲示板に書いてあるのを見た。

665 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/15(火) 14:04:34.55
2ちゃんを見たベルフェゴールが木の棒でかき混ぜるベルゼブブに話しかける。
「この連中みたいなのが2ちゃんで書かれてるw」
「ふーん、おまえ2ちゃんねらーなのか?」
「女でも見るんだよーだ」
「あそ、そろそろ混ぜるの交代しろよ」
「えー疲れるのヤダー」
「文句言うな! 混ぜないと茂吉とヘイドレクがくっつくんだから」

666 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/15(火) 15:53:11.11
「あれ……ねぇベルゼブブ、ヘイドレクが……臨界状態っぽいよ?」

667 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/15(火) 18:05:56.29
「クソ、ヘイドレクのやつサナギになってやがる!」
「どうするの?」
「極寒地獄で永久にサナギのままになってもらうしかねーよ。雪女に連絡しといてくれ」
そういってベルゼブブはサナギのヘイドレクを釜から取り上げ極寒地獄へ連れていった
「マジ寒い鼻水凍ったし! おーい、雪女あああ」
「いらっしゃい、まってたわよ」
「モフ」
ベルゼブブを迎えたのは極寒地獄の担当である雪女とイエティだ。二人はさっそくサナギのヘイドレクを巨大冷凍庫へぶっこんだ。
「これで大丈夫だな」
「そうね、でもまさかサナギになる死者がいるなんてびっくりだわ」
「モフ」
「ああ、ふつうは生きてるときになるもんだが……まあ、俺は閻魔様に報告してくる」
「はい、いってらっしゃい」
「モフ」
「凍えきるまでちゃんと見張っといてくれよー」
ベルゼブブは閻魔様の元へ飛んでいった。


「じゃあ見張りヨロシクネ。ダーリン」
「モフモフ」
そう言い残し雪女は晩飯の買い出しに出かけていった。

668 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/15(火) 20:11:18.70
雪女は倹約家だった。スーパーに入ってまず真っ先に向かったのは生鮮食品の見切り品コーナー。
しかも狙っているのは普段から1番安い鳥ムネ肉だ。
今日もたくさんの見切り品が保冷ケースに並んでいる。
が、雪女は値札を見て辟易した。いつもより高い。
「ちょっと、ふざけてんじゃないわよ」踵を返して入り口付近に向かう。
自動ドアの横で商品の箱を積んでいた中年男の店長を掴まえる。
「見切り品の鳥ムネ肉が100グラム15円なんて、ボッタクリよ!1キロ15円にしなさい!」
無茶な要求を突きつけた。

669 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/15(火) 22:35:55.29
「そんな殺生な……」店長は泣き顔だ。

670 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/16(水) 01:47:31.13
まさしく鬼嫁だ!

671 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/16(水) 06:45:03.84
教育ママでもある

672 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/16(水) 12:15:19.18
母子家庭だった

673 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/16(水) 13:18:06.13
息子はグレていた

674 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/16(水) 14:40:03.48
付き合っている彼女は真面目だ。

675 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/16(水) 17:01:21.13
真面目と書いてマジと読む

676 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/16(水) 17:31:22.85
不謹慎なスレを立てて喜んでいる人がいるようだ。
断固阻止すべき。みんなで抗議して削除させよう!

余震の中で執筆してる人のスレ
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/bun/1300254333/

677 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/16(水) 20:33:51.84
を立てるくらいマジな女だった

678 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/16(水) 22:09:29.10
正確には幼女である

679 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/17(木) 06:53:37.76
メガネをかけていた

680 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/17(木) 09:52:09.27
度は入っていなかった。

681 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/17(木) 10:50:35.91
インテリ願望から伊達メガネをかけているのだ

682 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/17(木) 11:53:45.94
しかし実際はとんでもない馬鹿で、ただ真面目なだけだった

683 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/17(木) 12:45:49.27
雪女の帰りを待てなくなったイエティはお腹が空いたので冷凍庫から凍った鳥モモ肉を取り出したーーつもりだったが誤ってサナギのヘイドレクを出していた

684 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/17(木) 13:10:27.13
サナギのヘイドレクは高級食材のひとつであった。

685 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/17(木) 13:17:39.66
なんせヘイドレクは一人しかいない。
高級食材なのも頷ける。

686 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/17(木) 14:48:06.75
おや? サナギのヘイドレクの様子が……

687 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/17(木) 14:50:32.35
いつもよりなんかムカつく……

688 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/17(木) 16:15:02.96
ムカついたイエティはサナギのヘイドレクにボディブローした

689 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/17(木) 16:36:48.21
視界が霞む。観衆の声が遠くなる。ヘイドレクは膝からリングに崩折れた。
「ワン、ツー、スリー」情け容赦ないレフェリーの声だけが耳に響く。
俺はなんのためにここまで頑張ってきたんだ!?
誰もが手にする当たり前の幸せさえも捨て去って……。

ボクシングに、命を掛けてきたんじゃないのか!?

690 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/17(木) 18:55:41.95
「立て、立つんだヘイドレクー!」黒い眼帯をしたハゲ親父が叫んだ。

691 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/17(木) 20:19:02.68
実はハゲヅラで中はふさふさだった

692 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/17(木) 21:21:16.94
眼帯もただカッコイイと思ってしているだけだった。

693 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/17(木) 23:07:16.24
ハゲヅラと眼帯を取るとなんとあのティファニーだった!

694 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/17(木) 23:32:16.77
ような気もするが、まだハッキリとは分からない・・・

695 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/18(金) 01:05:42.15
なぜならヘイドレクはサナギでありあらゆるパーツが不完全だからだ

696 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/18(金) 02:53:05.08
そのかわり、空を翔ぶことができた。

697 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/18(金) 06:46:08.74
空を飛ぶとはいっても正確にはムササビのような滑空だった

698 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/18(金) 08:40:23.44
ムササビのような滑空が見たいのでヘイドレクを高いところに連れって行った。

699 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/18(金) 11:54:47.78
高さ40メートルの巨木からサナギ状態で身動きの出来ないヘイドレクをぶん投げてみた。

700 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/18(金) 13:03:34.84
落下するヘイドレクは覚醒した
殻を脱ぎ捨て超人ヘイドレクとなったのだ!

701 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/18(金) 14:45:42.04
超人とはいってもただたんに人を超えているというだけの意味で、肉体的には何も凄くはなかった。
見た目がこの世のものとは思えないくらい不細工になったのだ。

702 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/18(金) 18:31:34.13
しかし蓼食う虫も好きずきで、そんなヘイドレクにも彼女が出来た。
その娘はヘイドレクの心の美しさに惚れたのだった。

703 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/18(金) 19:52:14.77
「私以外の人を好きになったら許さないからね!」と、彼女は口癖のように言う。
なかなか嫉妬深い女だ。
だが、ヘイドレクはそんな彼女をますます可愛いと思う。

704 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/18(金) 21:08:23.82
彼女との生活も三年目になる。いつまでも内縁の妻というわけにはいかない。
ヘイドレクは決意をした。

705 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/18(金) 21:11:37.75
「あー、今あの娘を見たでしょう!」
デート中に彼女はふくれてヘイドレクを見上げた。
「み、見てないって」うろたえるヘイドレク。「あのお店の看板を見てたんだって」
「もう、しらない!」

とにかく平和で素敵なある日の街のひとこまだ。

706 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/19(土) 09:30:45.88
「泥棒ーっ!」道に倒れた主婦が叫んだ。

707 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/19(土) 13:15:35.54
だが、泥棒は主婦の方だった。

708 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/19(土) 14:12:47.41
ヘイドレクとその彼女には何の関係もないのでそのまま通り過ぎた

709 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/19(土) 15:22:48.11
「ちょっと、そこのお二人」白髪の老人が後ろから呼び掛けた

710 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/19(土) 16:10:44.60
ヘイドレクたちはそれも無視した

711 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/19(土) 17:09:40.37
老人は追いかけた

712 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/19(土) 17:54:55.32
目で。すでにヘイドレクと彼女の姿はそこにはなかった。一体どこへ消えたのか…

713 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/19(土) 18:25:42.50
老人の背後に立っていた

714 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/19(土) 19:13:31.33
老人は振り向かずに言った。

715 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/19(土) 19:57:12.56
「AKB48のメンバーの名前、何人いえる?」

716 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/19(土) 20:18:21.53
「全員が不細工という稀有なアイドルグループということしか知らないな」
そう老人の背後から声が聞こえた。

717 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/19(土) 21:30:32.74
「お、お前は!」老人の顔が恐怖に歪んだ

718 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/19(土) 22:35:01.62
背後から声をかけた者の顔も恐怖に歪む。

719 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/19(土) 22:52:51.68
どちらかといえば声をかけた者の方の顔が恐怖に大きく歪んでいる

720 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/19(土) 22:55:53.82
でかくなりかたが亀頭みたいである
さしずめシャア板の某エマさんコピペである

721 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/19(土) 23:48:41.43
すべては権田警部の陰謀だった

722 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/20(日) 00:19:48.11
陰毛ではない

723 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/20(日) 02:25:22.74
それが老人の最期の言葉だった。

724 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/20(日) 02:35:54.10
この謎を解かなくては。今こそ名探偵ヘイドレクの復活だ!

725 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/20(日) 10:07:09.19
元々ヘイドレクは名探偵らしいことなど何一つしていなかったので、復活のしようがなかった。

726 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/20(日) 10:41:37.24
しかし、ヘイドレクはとりあえず言うだけ言ってみた。
「犯人は今までの登場人物の中にいる!」


727 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/20(日) 11:29:56.95
全員のアリバイを調べていったところ、いちばん怪しいのはなんとヘイドレクだった。
外出時以外を蛹となって暮らしているはずのその中身を確認した者が一人もいないのだ。
「実に巧いトリックを考えたものだな」取調室の机をどんと叩いて権田警部は怒鳴った。「お前がやったんだろ!」

728 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/20(日) 12:05:44.60
「はい、僕がやりました」ヘイドレクは無様にも迫力と恐怖に押し負けた。

729 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/20(日) 13:14:16.04
だが、ヘイドレクは正直もう刑務所に行くのは嫌だった。
だから、ヘイドレクは実に自然に懐からS&WM66を取り出した。
ヘイドレクが引き金を引くと、ハンマーは下がり、その後で打ち上がった。
その間、シリンダーは少しだけ回転したが、ハンマーが全て打ち上がる頃には、
ちょうど良い場所に弾薬を持ってきていて、ハンマーは何の気兼ねもなく、気持ちよく
それを叩くことができた。そのため、弾薬の中では瞬間的に爆発が起き、
小さなクレヨンのような鉄の塊を吹き飛ばすことができた。
その小さなクレヨンのような鉄の塊は薬莢に別れの挨拶をすると、シリンダーの中から飛び出し、銃身の中を通り抜けた。
そして、小さなクレヨンのような鉄の塊は回転しながら、銃口から銃の外へと飛び出した。
だが、小さなクレヨンのような鉄の塊はまたすぐに「中」に入ることとなった。
むろん、権田警部の頭の中である。最初に少しだけ硬いものに衝突したが、小さなクレヨンのような鉄の塊はそれを難なく打ち砕いた。
そのあとは、少し間、柔らかく、水分を多く含んだ物の中を通り抜けた。
それから、再度、硬いものぶつかった。小さなクレヨンのような鉄の塊は勢いにまかせて、それをも砕くことに成功した。
そのスピードからどこまでも飛んでいくかに思えた小さなクレヨンのような鉄の塊だが、それは幻想だった。
権田警部の頭から出た小さなクレヨンのような鉄の塊は権田警部の後ろにあった壁に衝突すると、めり込んだ。
めり込んだまではよかったが、小さなクレヨンのような鉄の塊はそこで勢い失い、止まってしまったのだった。
そうして、旅は終わったのである。
だが、その旅は何の成果も残さなかったわけではない。
権田警部はその旅によって死んだのだから。

730 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/20(日) 17:03:51.70
権田警部の死体は二目と見られぬほどにひどい状態だった。
頭部のみならず顔面の半分以上もふっ飛び、筋繊維の剥き出しになった血まみれの残り半分弱の顔面から眼球をだらりとぶらさげている。
取調室の壁には権田警部の吹き飛ばされた顔面の部分が筋肉の粘着力によってへばりついていた。
ヘイドレクは権田警部の死体を見下ろしながらS&WM66を懐にしまうと携帯電話でジェニファーへ連絡する。
「かたづけたぞ」煙草に火をつけ、旨そうに煙を吸い込んだ。

731 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/20(日) 19:08:37.35
天井から忍者の如くひらりと舞い降りたジェニファーは手早く死体を片付け、ヘイドレクと共に警察署を脱出した

732 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/20(日) 19:54:03.58
ヘイドレクとジェニファーが抜け出した取調室に権田警部と数人の警察官たちが入ってきた。
「俺の影武者がやられた……。奴らを追え!」

733 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/20(日) 21:42:28.82
と、とつぜん警察官たちが喉を掻きむしりながら倒れた!
みな口から泡を吹いている。
「ど、どうしたんだー!」権田警部は狼狽えた。

734 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/20(日) 22:33:56.96
なんと蚊が大量発生していた。喉を刺されて痒かったのである。

735 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/20(日) 23:15:15.25
というより権田警部が巨大な蚊柱ごと取調室に入ってきたのが悪かったのだ

736 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/21(月) 10:06:13.06
その様子を茂吉おじさんが盗み見た。

737 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/21(月) 10:44:11.44
その時仕掛けてあった爆弾が爆発した。
それは取り調べ室のみならず、警察署全体が破壊された大規模な爆発であった。
むろん、権田警部は一瞬で消し飛んだ。茂吉おじさんもそれに巻き込まれた。
つまるところ二人とも爆死したのである。

738 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/21(月) 15:12:02.96
権田警部の場合はそうでもなかったが、茂吉おじさんの告別式には多くの人々が集まった。
五万人を越える長蛇の列が出来上がった。
茂吉おじさんは見た目とは裏腹にまだ若く、しかも、シンガーソングライターとしてのいち面も持っていたのだ。彼のファンは数多い。
茂吉おじさんはその素晴らしい感受性によって若者の気持ちを代弁した名曲を次々と発表し、カリスマとして崇められていた。
小雨の降る中、彼の棺を乗せた霊柩車が歩道を走る。
――と、警察官の制止を振り切ってひとりの若者が飛び出してきた。「茂吉ーっ!」
霊柩車まであとほんのわずかのところ。そこで若者は警察官たちに取り押さえられる。
その様子はテレビで全国中継もされた。

739 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/21(月) 18:15:00.49
その頃テレビ中継を見ていた夜神月少年は変な黒いノートを持って僕が正義だとか叫びながら人の名前を書いていた
もちろんLなんて人間は居ないしダイヤモンドは砕けないし砂糖菓子の弾丸は撃ち抜けない

740 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/21(月) 20:01:48.53
まぁ、そんなことなどどうでもいいヘイドレクはシコッていた。
シュッシュッシュッシュッ、シュッシュッ、シュッシュッ。

741 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/21(月) 20:39:16.26
どっぴゅつ

742 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/21(月) 20:49:10.23
なんとヘイドレクの発射したものは黒いノートにかかり人の名前を書いてしまった。その名前は…

743 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/21(月) 20:59:51.63
口にするのも恐ろしい

744 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/21(月) 21:08:33.02
伝説の

745 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/21(月) 22:25:51.69
魚を釣り上げた

746 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/22(火) 06:35:36.15
漁師さんの隣にいた

747 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/22(火) 07:51:03.30
ヤクザ

748 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/22(火) 09:10:03.33
であったが、黒いノートはただの黒いノートであったために、
人が死ぬようなことは一切なかった。

749 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/22(火) 09:47:53.19
黒いノートの横には赤いノートがあった。

750 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/22(火) 11:13:10.45
その横には緑色のノートが

751 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/22(火) 15:21:48.17
ヘイドレクはピンクのノートを手に取ってみた

752 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/22(火) 15:52:00.74
ビッチ雑誌の付録の、モテカワ女子になるための秘訣が書かれた小冊子であった

753 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/22(火) 15:54:44.08
「ふむふむなるほど…」ヘイドレクは真剣に読んでいる。

754 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/22(火) 16:08:05.54
中卒のヘイドレクには分からない漢字もあったが前後の文章でだいたいの意味を推測して読んでいく

755 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/22(火) 16:40:45.27
ヘイドレクは英語圏の人間であるから、中国語は苦手なのだ。

756 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/22(火) 16:53:29.55
ついでにいうとピーマンも苦手だ。

757 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/22(火) 18:52:10.12
しかしピーマンの肉詰めは好きだ

758 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/22(火) 19:34:01.51
そんなヘイドレクに母は手を焼いたものだ

759 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/22(火) 20:07:00.46
ヘイドレクの母はアルコール依存症だった

760 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/22(火) 20:57:43.16
離婚してから酒に溺れるようになったのだ。

761 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/22(火) 21:08:25.37
酒は近所のスーパーで買っていた

762 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/22(火) 22:35:02.31
でも最近では新しいコーチのおかげで溺れることなく酒プールで泳げるようになってきた

763 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/23(水) 08:37:41.75
彼女彼女の水泳の腕前はめきめきと上達して、ついにはオリンピッツクの強化選手に選らばれることとなった。

764 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/23(水) 09:52:40.84
バタフライだった

765 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/23(水) 10:56:45.15
母と言っても、彼女の外見は若かった。
20代後半にしか見えなかった。
美人であり、背が高かった。しかし、性格は極めて母性的であり、家事もよくこなした。
彼女はもともと頭が良く、大学では物理を専攻していて、大企業の研究機関への就職も決まっていたが、
ヘイドレクの父親と結婚した際に何の迷いもなく家庭に入り専業主婦になることを決めたのだった。
これは推測の域をでないが、ヘイドレクがジェニファーを好きになったのも、彼女の影響かもしれなかった。

766 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/23(水) 11:51:06.78
しかし彼女には人目をはばからずクリトリスオナニーをする悪癖があり、それで何度も警察に捕まった。

767 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/23(水) 12:22:18.44
それをたまたま目撃したのがヘイドレクで、その時欲求不満だったものだからたちまち惚れてしまったのだ。

768 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/23(水) 14:43:39.20
ヘイドレクが惚れても彼女がヘイドレクを好きになることはなかった。
鼻息荒く下心丸出しで近寄ってくるヘイドレクに嫌悪感を抱いたくらいだ。
ヘイドレクを好きになる女性などいるわけがない。

769 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/23(水) 15:06:48.54
むろん、それは恋愛感情は抱かなかったという意味で親子としての愛情は持っていた。
というか、深い母性の持ち主である彼女がヘイドレクを愛さないはずはなかった。


770 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/23(水) 15:25:53.58
彼女のヘイドレクに対する愛情表現は過酷を極めていた。
それはライオンが幼い我が子を崖から落とすようなもので、ヘイドレクはことあるごとに鈍器で思い切りぶん殴られていた。
今まで命があったのが不思議でならない。

771 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/23(水) 16:49:57.27
現に、>>2でヘイドレクの頭を撃ち抜いたのは母親であった。

772 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/23(水) 17:08:36.25
徐々に毒に体を慣らしていけば常人の致死量の毒を飲んでも死ななくなるように、
幼い頃から母の過酷な愛情を受けてきたヘイドレクは銃で撃たれたくらいでは死ななくなっていた。

773 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/23(水) 18:00:39.25
しかしデコピンには弱かった

774 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/23(水) 19:17:20.39
デコピンとは指でおでこを弾くことではなく額にピンを刺すのをいう。
ヘイドレクの弱点は額にある微小なホクロで、そこをピンで寸分の狂いもなく刺されるとたちまち絶命するのだ。

775 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/23(水) 21:02:28.72
その秘密を知っているのは茂吉おじさんだけだった

776 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/23(水) 22:13:55.65
茂吉おじさんはそれをネタにヘイドレクを恐喝し続けた

777 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/23(水) 23:08:38.73
「ぼ、僕……お金、持ってないです……」
「あー、嘘つくんじゃねぇぞ、ゴルァ!ジャンプしてみろや!」
その場でジャンプするヘイドレク。
チャリン、チャリン。
「金持ってんじゃねぇか、やっぱり!」
「ひ、ひぃぃぃぃぃぃ」

778 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/24(木) 01:38:13.32
どかああああああん!

779 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/24(木) 08:20:10.70
ヘイドレクの黒子が爆発した。

780 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/24(木) 08:33:56.84
ヘイドレクの黒子には放射能が含まれていた。

781 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/24(木) 09:21:06.02
だが半減期が0.00000000000000000001秒だったのでほとんど無いに等しかった。

782 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/24(木) 11:43:10.62
無いに等しいと無いは違う。
ごく僅かでも放射線漏れのあったヘイドレクはただちに国会の手によって地下牢へと監禁された。

783 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/24(木) 12:04:16.61
もちろん、すぐにヘイドレクの母が助け出した。

784 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/24(木) 12:20:54.41
しかし母に捕まるくらいなら地下牢の方がまだましだと思った

785 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/24(木) 14:29:38.78
ヘイドレクは母の手によって地下牢へと監禁された

786 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/24(木) 15:33:41.30
ヘイドレクは痩せて鉄格子と鉄格子の間から脱出した。

787 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/24(木) 17:45:08.76
しかし栄養失調でぶっ倒れ、すぐに連れ戻された。

788 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/24(木) 18:30:36.71
今、ヘイドレクは死の縁にいる

789 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/24(木) 20:30:05.11
病院に運ばれた。

790 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/24(木) 22:40:07.98
間違えて美容院に着いてしまった

791 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/25(金) 01:02:34.60
ついでだから髪の毛を切ってもらった

792 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/25(金) 03:08:52.15
美容師さんのおっぱいが後頭部に当たって、ヘイドレクは鼻の下を伸ばした。

793 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/25(金) 04:33:11.71
美容師さんは体重100キロの男だった。

794 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/25(金) 07:45:34.56
食後は103キロになった。

795 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/25(金) 09:29:01.25
食べる量は2キロなのになぜか3キロも増えてしまうのだった。

796 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/25(金) 11:59:00.33
飲み物が残りの1sだった

797 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/25(金) 12:55:16.69
とくに卵スープが好きだった

798 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/25(金) 13:23:18.68
卵スープとは卵を浮かべたスープという意味ではなく、要するにただの生卵であった

799 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/25(金) 15:17:41.84
ヘイドレクは生食可能な日本の物をガン無視してわざわざ外国から卵をお取り寄せしていた。
映画のロッキーに憧れていたのだったが、その裏話をまったく知らないままでいる。

800 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/25(金) 16:36:22.70
生卵の食べ過ぎでヘイドレクはお腹が痛くなった。

801 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/26(土) 09:12:10.82
病院に行ってみたら妊娠していることが発覚した。

802 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/26(土) 12:35:00.31
むろん、病院側のミスであるから、ヘイドレクが妊娠している事実はない。

803 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/26(土) 14:35:12.08
しかし病院側のミスであるにもかかわらずヘイドレクには妊娠を示す症状が現れ始めた。
ヘイドレクは別の病院に行ってみた。

804 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/26(土) 15:38:44.69
「妊娠はしていませんが」と、医者は物珍し気な目でヘイドレクを見た。「これは極度の想像妊娠です」
「想像妊娠!?」
「ええ。想像がここまで身体に影響を与える症例は、おそらく世界でも初めてのことでしょうが」

805 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/26(土) 16:10:01.25
ただの想像だと言われたことで、精神的に落ちついたのか、
病院に行った次の日には症状は治っていた。
後から考えてみると、なんてくだらないことだったのだろうとヘイドレクは思った。

806 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/26(土) 18:17:00.37
とりあえず想像妊娠完治パーティーを開くことにした

807 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/26(土) 19:34:37.56
そう、ヘイドレク一人だけの寂しいパーティだ。
ヘイドレクはワインを片手に星空を眺めながら、大粒の涙を流した。

808 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/26(土) 20:00:52.21
ひとりカラオケにひとり焼き肉、ひとり遊園地、ひとり花火と何でもひとりでこなしてきたのに何故だろう……。
何故にひとりパーティーだけはこんなにも悲しいのだろう……。
ヘイドレクはそう思った。

809 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/27(日) 04:37:52.59
すると後ろから肩を叩かれた。

810 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/27(日) 04:54:46.71
振り向くと人差し指でほっぺを突かれる

811 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/27(日) 06:03:59.44
「えへへ」と、彼女は笑った。
「あ、やったな。こいつ」まんざらでもない様子のヘイドレク。
そのまま二人は抱き合った。

812 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/27(日) 08:32:34.92
彼女とヘイドレクとの出合いは三年前にさかのぼる。
ヘイドレクが働いている会社に、彼女が新入社員として入ってきたのだ。
金髪に青い瞳の美青年ヘイドレクに彼女の方が恋をした。
「何か分からないことがあったら、僕に遠慮なく聞いてね」と、優しくもされた。
「は、はい」声が上擦ってしまったのをハッキリと覚えている。
あの時、私はきっと真っ赤な顔をしていたに違いない。
今、彼女はヘイドレクの腕に抱かれてそう思う。

813 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/27(日) 10:22:50.31
彼女の名前は斎藤佳奈。
身長は163センチ。体重は51キロ。
短めの黒髪に眼鏡が彼女のトレードマークだ。
一見すると、穏やかで優しそうな女性だが、学生時代には陸上部で短距離と中距離の選手をやっていた。
だから、彼女はただ細身なだけでなく、引き締まった健康的な体をしていた。
もちろん、現役時代に持っていた一種のナルシズムさえ感じるようなあのふくらはぎのふくらみはもう彼女にはない。
しかし、彼女にとって走ることは自分が喜びを感じられる瞬間であることには今も変わりなかったから、
彼女はお気に入りのランニングウェアを着ると、ほとんど毎朝、朝走れないときは、仕事が終わってから夜に必ずジョギングに出かけた。

814 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/27(日) 15:06:02.38
ジョギング中には彼女はおっぱいはぶるんぶるん揺れていた

815 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/27(日) 16:06:36.87
ノーブラだった

816 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/27(日) 17:35:40.19
貧乳なので絆創膏でじゅうぶんなのだった。

817 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/27(日) 18:33:57.79
Cカップだ

818 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/27(日) 18:38:28.20
いや、よく見るとDっぽい…

819 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/27(日) 19:22:51.31
むしろB

820 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/27(日) 19:41:09.18
に限りなく近い

821 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/28(月) 06:39:51.88


822 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/28(月) 08:29:38.37
のような

823 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/28(月) 09:12:14.78
ヘイドレクはひどく酔った状態で斎藤佳奈の乳房を愛撫していたので、
斎藤佳奈の乳房のサイズを確かめることにとても難儀した。
しかし、そのうちに耐えきれなくなって斎藤佳奈が言う。
「もう、ヘイドレクさん。さっきからおっぱいばっかり……私、そんなに大きくないから恥ずかしいのに……」
「いや、すごく柔らかくて、さわってるすごく気持ちいいよ。ところでさ、佳奈ちゃんは何カップなの?」

824 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/28(月) 12:02:55.18
[Bだったかしら、Dだったかしら、Fのような気もするし、うーんよく分からないわ」佳奈もかなり
酔っているようだ。

825 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/28(月) 14:48:10.36
ヘイドレクが無理やり飲ませたのだった

826 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/28(月) 15:44:49.31
佳奈は嫌がる様子もみせずにヘイドレクと酒を楽しんだ。

827 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/28(月) 18:17:47.30
ヘイドレクはそれ以上に楽しんでいた

828 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/28(月) 19:35:16.81
酒に目薬を落として

829 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/28(月) 22:33:02.02
目薬を探して

830 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/29(火) 00:50:51.87
ヘイドレクは途方に暮れた。

831 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/29(火) 01:57:21.35
交番に目薬の届け物があった

832 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/29(火) 02:28:07.78
酒に目薬を落として、はポチャンと落としたんじゃなくて

一部の目薬は酒に入れると眠っちゃうとか催淫効果があるから
女とやれるとかあったんだよな
今はそんな目薬ないけどさ
懐かしいな、>>828はおっさんなんだろうな

と、ヘイドレクは思った

833 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/29(火) 02:46:33.90
そんなことを言う>>832もおっさんに違いないと、ジェニファーは確信した。
>懐かしい、のひとことでそれは明らかだ。
「創作文芸板はおっさんの巣窟なのね……」ジェニファーは溜め息をつきながら頭を振った。

834 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/29(火) 05:01:33.66
それを見たヘイドレクはマスクをした、ジェニファーのようにPu238を吸い込みたくなかったからだ

835 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/29(火) 08:35:11.06
しかし時すでに遅し、ジェニファーはすでにpu238を吸い近でいた。

836 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/29(火) 08:49:06.02
そして、何事もなかったかのように3Pへ突入するヘイドレクと斎藤佳奈とジェニファー
二人は裸で仰向けの状態のヘイドレクの上に同時にまたがった。
佳奈はヘイドレクの股間の上で、自らの中にヘイドレクのペニスを導き、ゆっくりと腰を振る。
ジェニファーは自分の胸を自ら揉みしだきながら、ヘイドレクの顔面に騎乗し、女性器全体を丹念に舌で愛撫させる。
二人は快感に甘い吐息を吐きながら、ヘイドレクの上でお互いの舌を絡ませる。

837 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/29(火) 11:44:33.82
ヘイドレクはたちまち射精した。
スケベなくせにあっちの方の弱いヘイドレクはそれっきり立たなくなった。
役立たずなヘイドレクを佳奈とジェニファーが面罵する。
「最低!」
「死ねばいいのに!」

838 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/29(火) 12:15:40.16
ヘイドレクはその言葉を鵜呑みにして本当に死ぬこととした。

839 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/29(火) 13:25:26.06
むろん、ジョークである。三人は酔っている。
ヘイドレクのペニスは少し経つとまた天を突くほどにそそり立った。
佳奈とジェニファーはそれを二人して隅から隅までねっとりと舐め上げる。
ヘイドレクのペニスは二人の唾液でベトベトになる。
下半身の感覚が快感に支配される。

840 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/29(火) 16:05:30.71
ヘイドレクはこの支配からの卒業をするため夜の校舎、窓ガラス壊してまわった。

841 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/29(火) 16:24:41.01
そういう妄想をして、ヘイドレクは射精しそうになるのを必死に耐えた。

842 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/29(火) 17:15:43.98
耐えに耐えてもいっこうに良くならない我が身を憂いてヘイドレクは絶望的な気持ちになった。
いったい僕の何がいけなかったのだろう……?
何か罪なことをしたというのか?この僕が。
耐えるばかりで人並みの幸せさえ手にできないでいる……。
せめて、せめて、人並みの幸せ。――それくらいはあってもいいじゃないか!
老いた母を看病し、学校では壮絶なイジメに遇い、腹をすかせ、何ひとつ娯楽の ない日々……。
普通の人なら自ら命を断っていても不思議でない。
そんな日々に、ただ耐えるだけの日々っ!
原罪、という言葉がヘイドレクの脳内を駆け巡った。

843 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/29(火) 21:30:27.81
転がり続ける 俺の生きざまを

844 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/30(水) 06:45:32.84
時にはぶざまな

845 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/30(水) 08:31:52.60
格好で

846 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/30(水) 09:51:56.63
むしろ涙をこらえながら

847 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/30(水) 10:59:06.73
ベッドの上でくすぐりプレイ

848 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/30(水) 11:42:58.15
「うわははははひーっ」爆笑するヘイドレク。

849 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/30(水) 13:45:41.33
しかし、S気のある佳奈とジェニファーは容赦しない。
淫靡な笑みを浮かべつつ、器用な手さばき、指さばきでヘイドレクをこれでもかと責め立てる。
ヘイドレクは口では嫌がりながらも、下半身のそれは先ほどからずっと勃起したままである。

850 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/30(水) 14:31:09.70
ヘイドレクの貧相なチンコは勃起しても肉眼で捉えることが困難だった

851 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/30(水) 15:02:05.11
ヘイドレクはいつの間にか女体化していたのだった。

852 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/30(水) 15:17:00.57
ヘイドレクは女体化した自分を鏡に映してシコッた。
シュッ、シュッ、シュッ。

853 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/30(水) 15:55:27.56
しかし、女体化しているのでシコることができなかった。

854 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/30(水) 16:13:34.67
シコッることが出来ないヘイドレク欲求不満になった

855 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/30(水) 17:01:01.03
なので、そのまま佳奈、ジェニファーとレズ3Pへ突入した。

856 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/30(水) 17:20:42.32
権田警部が乱入して4pになった。

857 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/30(水) 18:34:12.03
茂吉おじさんも乱入してきた!

858 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/30(水) 19:20:53.40
しかし茂吉おじさんは皆からウザがられ、体育館の裏に呼び出された。
ソリ込みを入れたリーゼントのヘイドレクが改造学生服をはためかせ詰め寄る。
「てめー、生意気なんだよ!」

859 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/30(水) 21:02:58.60
茂吉「俺は《ゴム逝き》だ」

860 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/31(木) 00:51:03.13
誰もその意味が分からなかった

861 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/31(木) 06:44:42.27
茂吉おじさんは壮絶なリンチを受け、ゴミのように捨てられた。

862 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/31(木) 08:29:31.59
燃えないゴミだった

863 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/31(木) 08:49:30.53
というか、そもそも茂吉おじさんと権田警部は爆死したはずだから、
登場できるはずもなく、その二人は別の新キャラである可能性が高かった。

864 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/31(木) 11:44:22.11
不測の事態に備えて茂吉おじさんと権田警部のクローン人間は常に大量にストックされているのだ

865 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/31(木) 12:01:25.45
そのクローンたちは仲が悪かった

866 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/31(木) 12:36:28.39
その仲の悪さはあるとき殺し合いに発展した。
殺し合いはアイデンティティをかけた壮絶なものとなり、銃や爆弾を使った凄惨な戦いになった。
結果、生きのこったクローンは2体だけとなり、
研究員はどさくさの中で全員殺害され、研究所は破壊されて跡形もなくなってしまった。
そして、その2体というのが、今の茂吉おじさんと権田警部である。
だが、彼らにはクローン製造時のミスにより遺伝子に欠陥があった。
それは細胞分裂に関する場所で、そのせいで彼らは異常なほど寿命が短く、
また免疫機能も正常に作用していなかったので、すぐに健康を壊し、病気になって、苦しみながら死亡したのだった。
そうして、この世界から茂吉おじさんと権田警部は消失したのである。
そして、二度と生き返らなかった。

867 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/31(木) 16:29:37.84
茂吉おじさんと権田警部の思い出がヘイドレクの脳裏をよぎる。彼らとの楽しかった日々。
自分のような人間にも、彼らは優しく接してくれた。たしかにそこには友情があった。
今度は自分が救いの手を差し伸べる時だ。
「よし」ヘイドレクは思い立ったら吉日とばかりに猛勉強を始め、東大を主席で卒業し、大学院に進み、死人を蘇らせる研究に没頭した。
その研究はわずか二年で実を結び、青い液体の入ったフラスコを片手に二人の眠る墓地へと赴いて、
棺に眠る茂吉おじさんと権田警部の死体へぶっかけ二人を生き返せることに成功した。

868 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/31(木) 17:23:18.14
倫理的な問題を軽く飛び越えてしまった馬鹿なヘイドレクは世間からの厳しい批判にさらされた。
それによって、ようやく自分のしたことに大きな罪の意識を感じ、自らの手で二人を再度殺し、
自分の研究データを完全に破棄し、それ以降、二度と死人を生き返させることはなかった。

869 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/31(木) 18:31:14.76
――完――

870 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/31(木) 18:32:32.65
第6部・茂吉おじさん、権田警部復活の日!

871 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/31(木) 19:09:13.14
を前にヘイドレクはシコッていた。
シュッ、シュッ、シュッ。

872 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/31(木) 20:32:39.09
茂吉おじさんの丸い尻を思い浮かべてだ。
権田警部はヘイドレクの好みではない。
茂吉おじさんは中性的な外見で、権田警部は男性的に過ぎた。

873 :名無し物書き@推敲中?:2011/03/31(木) 21:44:36.87
そんな悪夢を見てヘイドレクは目覚めた。
寝汗をびっしょりかいている

874 :名無し物書き@推敲中?:2011/04/01(金) 08:35:51.00
隣には裸の権田警部が寝息を立てている

875 :名無し物書き@推敲中?:2011/04/01(金) 09:14:12.40
ヘイドレクはすぐさま台所から持ってきた包丁を左胸に突き立て、権田警部を殺した。


876 :名無し物書き@推敲中?:2011/04/01(金) 11:39:20.33
天才外科医のジェニファーの手によって生き返った。

877 :評価お願いします:2011/04/01(金) 12:17:02.37
しかし生き返るには生き返ったが杜撰な外科手術のせいで権田警部は女性の肉体になっていた

878 :名無し物書き@推敲中?:2011/04/01(金) 13:33:49.52
権田警部は喜んだ。これで女の裸が見放題である。

879 :名無し物書き@推敲中?:2011/04/01(金) 15:06:03.83
しかし角刈りで髭の濃いごつごつした顔の権田である。
いくら体が女性のそれでも興奮するわけがない。
「ついでに上戸〇みたいな顔に整形してくれよ……。ジェニファーの奴」
権田警部は深い溜め息をついた。

880 :名無し物書き@推敲中?:2011/04/01(金) 15:48:40.14
ジェニファーはせっかく治療してあげたのに、文句を言われたことに腹を立てた。
ジェニファーは大金を払ってヒットマンを雇うと、そのヒットマンに権田警部を射殺させた。
その後で、ジェニファーはヒットマンから渡された権田警部の死体をバラバラにすると、人気のない場所に運びガソリンをかけて焼いた。
残った灰は海に捨てた。
こうして、この世から権田警部は永遠に消え去ったのだ。

881 :名無し物書き@推敲中?:2011/04/01(金) 16:08:30.77
と思ったやさき、権田警部がジェニファーの前に現れた!

882 :名無し物書き@推敲中?:2011/04/01(金) 17:01:36.88
人違いだった。

883 :名無し物書き@推敲中?:2011/04/01(金) 17:20:50.74
「なんだよ。人違いか……」権田警部は本物のジェニファーの元へ向かった

884 :名無し物書き@推敲中?:2011/04/01(金) 18:42:09.71
人違いされた女性はスーザンボイルだ

885 :名無し物書き@推敲中?:2011/04/01(金) 23:33:03.38
「助かったわ」お礼を言ってジェニファーはスーザンボイルの口から出ていった

886 :名無し物書き@推敲中?:2011/04/02(土) 05:53:50.40
いっぽうその頃、ヘイドレクは

887 :名無し物書き@推敲中?:2011/04/02(土) 06:17:18.10
竜宮城にいた。目の前でタイやヒラメが舞い踊っている。
一体自分はなぜここにいるのか。

888 :名無し物書き@推敲中?:2011/04/02(土) 07:26:37.54
亀を助けた覚えなどない。
むしろヘイドレクは動物が嫌いだ。生き物苦手板に常駐しているくらいである。
もし子供たちが亀をイジメている現場に出くわしたら、ヘイドレクも子供たちに加勢していたことだろう。
「うーむ。本当にわけがわからん……」

889 :名無し物書き@推敲中?:2011/04/02(土) 10:26:53.89
「何を考え込んでいらっしゃるの?」着物から胸の谷間の大きくのぞいた乙姫が、ヘイドレクの側にゆってきた。
匂い立つような色気にたちまちヘイドレクは勃起した。脳内がエロ一色に染まる。
「何でもない何でもない。いやー、楽しいなあ」カウパー氏線液でズボンの前を濡らしながら破顔一笑だ。
乙姫はヘイドレクの太股にそっと手を置いた。

890 :名無し物書き@推敲中?:2011/04/02(土) 13:20:40.54
ヘイドレクは鼻の下をのばした

891 :名無し物書き@推敲中?:2011/04/02(土) 14:46:03.16
乙姫も伸ばしている

892 :名無し物書き@推敲中?:2011/04/02(土) 17:26:08.53
いっぽうその頃、権田警部は

893 :名無し物書き@推敲中?:2011/04/02(土) 18:22:50.12
YouTubeで全盛期の江川卓の動画を観ていた。

894 :名無し物書き@推敲中?:2011/04/02(土) 18:59:45.62
権田警部はネカフェ難民だった

895 :名無し物書き@推敲中?:2011/04/02(土) 20:21:01.39
その前は難民キャンプにいた。

896 :名無し物書き@推敲中?:2011/04/02(土) 20:29:05.42
ことがあったような気もする・・・

897 :名無し物書き@推敲中?:2011/04/02(土) 21:45:33.86
が、実は

898 :名無し物書き@推敲中?:2011/04/02(土) 23:02:42.54
ジェニファーが

899 :名無し物書き@推敲中?:2011/04/02(土) 23:33:25.32
「2週間前とか、3週間前とか、おかしな日本語よね」と呟いた。
「間の前ってwww」

900 :名無し物書き@推敲中?:2011/04/03(日) 00:17:49.57
乙姫が鼻の下を伸ばしてどうする
「全部ボツ」
くしゃくしゃに丸めた原稿をゴミ箱に投げ捨てた

901 :名無し物書き@推敲中?:2011/04/03(日) 04:11:48.39
「残り100か」ヘイドレクは収拾がつくのだろうかと悩んだ

902 :名無し物書き@推敲中?:2011/04/03(日) 06:45:19.55
「案ずるより、産むが易しだ」と権田警部に励まされた

903 :名無し物書き@推敲中?:2011/04/03(日) 10:57:55.15
「僕、権田さんの子供がほしい!」ヘイドレクはそう言った

904 :名無し物書き@推敲中?:2011/04/03(日) 12:37:10.11
愛の力によってヘイドレクは権田警部の子を身籠った

905 :名無し物書き@推敲中?:2011/04/03(日) 13:27:58.61
流産した。

906 :名無し物書き@推敲中?:2011/04/03(日) 13:32:39.86
がんばって再び孕んだ。

907 :名無し物書き@推敲中?:2011/04/03(日) 14:36:33.74
それは血の滲むような努力だった。
しかし孕んだ子は権田警部のものではない。
ヘイドレクは浮気をしまくったのだ。

908 :名無し物書き@推敲中?:2011/04/03(日) 14:40:23.96
権田警部は死んだ。理由はわからない。そして、二度と生き返らなかった。

909 :名無し物書き@推敲中?:2011/04/03(日) 14:50:39.70
権田警部はよほどこの世に未練があったのだろう、幽霊となってヘイドレクの前に現れた。
白の死に装束に額の三角巾、足の先はぼやけて消えている。
あの円山応挙の描く幽霊そのものだ。
ヘイドレクは腰を抜かした。

910 :名無し物書き@推敲中?:2011/04/03(日) 15:07:59.24
ヘイドレクは十字架のペンダントを首から下げると、はっきりとした声で聖書を朗読した。
すると、どこからともなく涼やかな風が吹いた。
少し経って、ヘイドレクが聖書を朗読するのを止めるとそこに権田警部の姿はなかった。
そして、それからは一切、権田警部がヘイドレクの前に姿を現すことはなかった。

911 :名無し物書き@推敲中?:2011/04/03(日) 15:12:43.44
そう権田警部の意思で現れることはなかった。
警部は河川敷の茂みで変わり果てた姿で発見された。
検視の結果、他殺と判明した。
取調室に呼ばれたのは大河原早苗、第一発見者であった。

912 :911:2011/04/03(日) 15:54:54.49
とちったあああー

913 :911:2011/04/03(日) 15:57:57.18
幽霊になって成仏して、その後に他殺体で発見されて
取調室に呼ばれたのが第一発見者の勅使河原早絵とかで続きドゾー

914 :名無し物書き@推敲中?:2011/04/03(日) 16:52:07.60
大河原早苗は胸元の大きく開いたワンピースを着て、しかも踵の高いハイヒールを履いていた。
また、見事にセットされた長い髪は今しがた美容室から帰ってきたばかりのようだ。
濃い化粧によって強調された目が自らの無実を訴えている。
海千山千の女――その場の誰もがそんな印象を抱いた。

915 :名無し物書き@推敲中?:2011/04/03(日) 19:09:09.54
目の錯覚だった

916 :名無し物書き@推敲中?:2011/04/03(日) 19:26:28.34
ヘイドレクは2ちゃんの各板に立てた自分のスレを巡るのに忙しかった

917 :名無し物書き@推敲中?:2011/04/03(日) 19:38:01.17
ヘイドレクは「踵の高いハイヒール」てなんだよ
踵が高いからハイヒールつうんじゃねえのか??
とも思った

918 :名無し物書き@推敲中?:2011/04/03(日) 20:07:46.07
踵が高いのがハイヒールという概念を越える意味で「踵の高いハイヒール」と書いたのに、なんて馬鹿な奴なのだろうとジェニファーは鼻で笑った。読解力のないこと、おびただしい。
背の高いアメリカ人と書けば、日本人より平均的に背の高いアメリカの中でもさらに背が高いと分かるはず。
「ダメだこりゃ」ジェニファーはいかりや長介の物真似でそう言った。

919 :名無し物書き@推敲中?:2011/04/03(日) 22:40:27.58
このスレが終わりを迎える前にフクシマの状況が好転するのだろうか?
ヘイドレクは世界規模で悩み始めた
亀裂から流れ出る1ccあたり100億Bqの汚水は今も海へ流れているのだ

920 :名無し物書き@推敲中?:2011/04/03(日) 23:15:05.82
悩み抜いた挙句、人々のため
ヘイドレクは自らの個人資産を全て寄付することにした。

921 :名無し物書き@推敲中?:2011/04/04(月) 06:43:42.08
ヘイドレクの資産は95円だった

922 :名無し物書き@推敲中?:2011/04/04(月) 08:50:26.82
無一文になった彼は朝はやくから炊き出しに並んでいた

923 :名無し物書き@推敲中?:2011/04/04(月) 08:54:19.63
アメリカ人に背の高いという意味はないけど
ハイヒールはハイなヒールなんだから
一緒にしたらだめだろ ばかじゃね?

どうしても言いたいなら(高さの強調を)
Xセンチはあるハイヒールとか
ちょっとないくらい高いハイヒールとか
だろ

アメリカ人の例で言うなら
アメリカ国籍のアメリカ人だった、は無意味で
強調したいなら
一生海外旅行もしなかったアメリカ人とかだろ
とジェニファーも思い直した
ちょーさんの唇はそのままだった


924 :名無し物書き@推敲中?:2011/04/04(月) 09:45:13.30
伝わるかどうかで判断すれば、おれ個人は踵の高いハイヒールは伝わった。
ちゃんとそれを頭の中で想像できた。
それに、同じハイヒールでもヒールの部分の高さが低いやつもあるし、高いやつもある。それは事実。
だからグダグダ言う必要はないと思う。
そう天から声が降ってきた。

925 :名無し物書き@推敲中?:2011/04/04(月) 10:50:28.37
もめてんのにちゃんと物語にしようとしてるお前らわろす
と権田警部(って死んだんだっけ?)の声が仏壇からきこえた

926 :名無し物書き@推敲中?:2011/04/04(月) 11:32:34.62
だがそれは925だけに聞こえた幻聴だった。

927 :名無し物書き@推敲中?:2011/04/04(月) 12:01:30.19
「幻聴ではないぞ」と、権田警部が現れた

928 :名無し物書き@推敲中?:2011/04/04(月) 12:04:46.69
だから、権田警部は死んだって言ってるだろ。ふざけんなクズ。

929 :名無し物書き@推敲中?:2011/04/04(月) 12:24:25.79
「生き返ったんだんよ、ハゲ!」権田警部は怒鳴った

930 :名無し物書き@推敲中?:2011/04/04(月) 14:21:50.90
怒鳴ったとたん頭に血がのぼって息たえた

931 :名無し物書き@推敲中?:2011/04/04(月) 15:06:48.44
権田警部のいない世界は平和であった。

932 :名無し物書き@推敲中?:2011/04/04(月) 15:12:52.04
そんな平和も残り70を切ったからには自然なことである
権田警部以外の人物たちも自分たちを締めてくれとなだれ込んでくるのであった

933 :名無し物書き@推敲中?:2011/04/04(月) 15:42:25.84
権田警部は死にました。これは決定事項です。空気の読めない書き込みはやめてください。

934 :名無し物書き@推敲中?:2011/04/04(月) 16:46:16.49
「きれいな顔してるだろ……?嘘みたいだろ?死んでるんだぜ。それで……」ヘイドレクは権田警部を見てそう言った。
ジェニファーがヘイドレクに口づけをする。
ヘイドレクは権田警部に代わって甲子園を目指した。

935 :名無し物書き@推敲中?:2011/04/04(月) 17:18:08.29
目指すだけなら誰でも出来る。
しかしヘイドレクには致命的なほど運動能力が欠けていた。
スパイクの紐を結んで怪我をすることさえあったくらいだ。
キャッチボールなんて、とんでもない。一度も相手の投げる球を取れなかった。すべて顔面で捕球した。
原型をとどめぬほど膨れ上がった顔で野球部を辞めてしまったのは、2週間後のことだった。

936 :名無し物書き@推敲中?:2011/04/04(月) 17:53:38.13
ヘイドレクは野球部の監督に呼び出しを受けた

937 :名無し物書き@推敲中?:2011/04/04(月) 18:02:27.89
しかし馬鹿なヘイドレクは指定された場所を間違えて行ってしまった。

938 :名無し物書き@推敲中?:2011/04/04(月) 19:09:40.58
ヘイドレクは串をささずに焼き鳥を食べていた

939 :名無し物書き@推敲中?:2011/04/04(月) 19:39:35.12
串はジェニファーがオナニーでコケシ代わりに使っていたのだ

940 :名無し物書き@推敲中?:2011/04/04(月) 20:23:27.25
その横では可愛い子猫たちがまどろんでいる

941 :名無し物書き@推敲中?:2011/04/04(月) 20:50:21.00
母猫が育児を放棄したのだ。

942 :名無し物書き@推敲中?:2011/04/04(月) 21:08:13.65
ヘイドレクは新品の箒を買った

943 :名無し物書き@推敲中?:2011/04/05(火) 04:09:10.98
ホームズが箒を奪った

944 :名無し物書き@推敲中?:2011/04/05(火) 06:47:07.62
ヘイドレクは箒を返してもらった

945 :名無し物書き@推敲中?:2011/04/05(火) 08:20:40.97
自分の箒なのに泣いて頼んだのだった。

946 :名無し物書き@推敲中?:2011/04/05(火) 09:29:01.80
もちろんその理由はその箒が最高級でプロ仕様のファイアボルトだったからである。
それに乗れば、10秒で時速240キロまで加速できる。

947 :名無し物書き@推敲中?:2011/04/05(火) 09:36:31.16
時速240キロは呼吸ができない、そして寒い

948 :名無し物書き@推敲中?:2011/04/05(火) 10:18:00.36
時速300キロ以上出るバイクが市販されているので、呼吸はできた。
そもそも、常に時速240キロのスピードで飛んでいるわけではないので、くだらない心配はいらなかった。


949 :ワイスレ杯参加作品:2011/04/05(火) 12:05:40.56
呼吸はできたがその前にヘイドレクごときに乗りこなせる代物じゃなかった。
無用の長物とは、まさにこれだ。
ヘイドレクはひがな一日ただぼうっとその箒を眺めていた。

950 :名無し物書き@推敲中?:2011/04/05(火) 12:14:27.47
おれもそう思う、バイクで300キロとかきっとヘルメットしてるし
つなぎも着てるだろうからな
と、ヘイドレイクはつなぎとかヘルメットを買いに行くことにした

951 :名無し物書き@推敲中?:2011/04/05(火) 13:31:38.03
しかし、呼吸はできるし、箒にヘルメット着用を義務づける法律はなかったために、
ヘイドレクはゴーグルだけを買った。

952 :名無し物書き@推敲中?:2011/04/05(火) 14:23:00.36
ゴーグルが盗品であることを知らずに買ったヘイドレクは運悪くそのゴーグルの元持ち主とばったり町で出くわした

953 :名無し物書き@推敲中?:2011/04/05(火) 15:14:56.72
「まてまて逃げるな」
「え?」とヘイドレイク
「俺の出すなぞなぞに答えられたらゆるしてやろ」
「ど、どんな」
「あたまが蛙で、胴体が……」

954 :名無し物書き@推敲中?:2011/04/05(火) 15:19:31.16
「蛙なのは」
「蛙!!」とすかさずヘイドレイク
「…ですが、頭がキリンで、胴体が亀そして足が…」

955 :名無し物書き@推敲中?:2011/04/05(火) 16:33:29.41
「スフィンクス!」と、また何も考えずに答えるヘイドレク。

956 :名無し物書き@推敲中?:2011/04/05(火) 16:49:01.94
「正解だ。正解したからそのゴーグルはお前にやろう」

957 :名無し物書き@推敲中?:2011/04/05(火) 16:55:36.14
ヘイドレクはゴーグルを投げ捨てた
「フェイクだったのか!」
みるみるうちに怒りの表情へと変わっていく

958 :名無し物書き@推敲中?:2011/04/05(火) 17:11:08.96
単純明快で直情径行な馬鹿カワユスなヘイドレク。
みんなが集まってきて抱きしめられ、キスをされ、最後は胴上げまでされた。
「わっしょい、わっしょい、わっしょい」

959 :名無し物書き@推敲中?:2011/04/05(火) 18:39:13.97
そのどうあげをする人たちの中に見おぼえのある人がいました。ヘイドレクさんの

960 :名無し物書き@推敲中?:2011/04/05(火) 18:51:08.23
師匠で魔貫光殺砲を教えたあの

961 :名無し物書き@推敲中?:2011/04/05(火) 18:57:05.72
たぶん鬼武者の

962 :名無し物書き@推敲中?:2011/04/05(火) 19:13:48.59
とりあえず生中って言っちゃう

963 :名無し物書き@推敲中?:2011/04/05(火) 19:20:53.63
ような嘘を平気でつく

964 :名無し物書き@推敲中?:2011/04/05(火) 19:31:46.97
ジェニファーの友達の

965 :名無し物書き@推敲中?:2011/04/05(火) 19:35:54.61
叔父さんの伯父さんの息子の従兄弟の叔母さんの伯母さんの娘の従姉妹の

966 :名無し物書き@推敲中?:2011/04/05(火) 19:37:54.22
隣の家に住んでいる人

967 :名無し物書き@推敲中?:2011/04/05(火) 19:38:48.45
はやく生中出してって言っちゃう

968 :名無し物書き@推敲中?:2011/04/05(火) 19:39:31.19
みたいな

969 :名無し物書き@推敲中?:2011/04/05(火) 19:42:34.02
中学二年生の頃の友達によく似た

970 :名無し物書き@推敲中?:2011/04/05(火) 19:47:32.83
かもしれない

971 :名無し物書き@推敲中?:2011/04/05(火) 19:48:13.10
男がパソコンを購入した店の店員が、

972 :名無し物書き@推敲中?:2011/04/05(火) 19:49:04.48
けむくじゃらの

973 :名無し物書き@推敲中?:2011/04/05(火) 19:50:40.85
犬みたいな動物を飼っていて

974 :名無し物書き@推敲中?:2011/04/05(火) 19:57:47.49
その犬に噛まれてヘイドレクが死んだ

―完―

975 :名無し物書き@推敲中?:2011/04/05(火) 20:13:26.68
第7部・〜最後くらいは名探偵らしくいこうぜヘイドレク!〜

976 :名無し物書き@推敲中?:2011/04/05(火) 20:56:37.91
「普通の人だから気づいたんですよ」ヘイドレクが犯人に詰め寄った

977 :名無し物書き@推敲中?:2011/04/05(火) 22:55:56.38
そう、目の前を歩く女のパンチラに、ヘイドレクはただ一人気づいていた。

978 :名無し物書き@推敲中?:2011/04/05(火) 23:06:49.04
ここに集まっているプロたちは撮影の進行にばかり気を取られていた
そんなで中ただ1人の素人、ヘイドレクだからこそ成し得たパンチラゲットだった
ヘイドレクは床に移り込んでしまった女のパンツと同時に天井にへばりつく犯人の姿も見たのだ

979 :名無し物書き@推敲中?:2011/04/06(水) 08:28:19.50
何の犯人かは分からぬが、それは怪人権田21面相であった!

980 :名無し物書き@推敲中?:2011/04/06(水) 09:26:42.00
だがすぐに怪人権田21面相は射殺された。

981 :名無し物書き@推敲中?:2011/04/06(水) 09:37:25.32
しかし残り20面相もいる。
怪人権田1〜20面相たちは次のお宝を奪う作戦を立て始めた。

982 :名無し物書き@推敲中?:2011/04/06(水) 10:00:09.33
とくに17面相がイケメンだった

983 :名無し物書き@推敲中?:2011/04/06(水) 11:07:35.29
他の怪人たちが不細工すぎただけで、17面相もたいしたことはなかった。

984 :名無し物書き@推敲中?:2011/04/06(水) 11:58:19.86
なぜ同じ権田同士で見た目に差があるのかというと生活環境の違いである。
不摂生な生活をしている奴ほど不細工なのだ。

985 :名無し物書き@推敲中?:2011/04/06(水) 12:40:26.24
その時宇宙から謎の生命体がおりてきた
科学者達はそれを変異性金属生命体・・・elosと名付けた

986 :名無し物書き@推敲中?:2011/04/06(水) 12:59:10.81
elosは全ての権田を殺し、その役目を終えると、自爆した。


987 :名無し物書き@推敲中?:2011/04/06(水) 14:54:15.31
いっぽうその頃、ジェニファーとティファニーは

988 :名無し物書き@推敲中?:2011/04/06(水) 15:27:32.55
密室殺人事件の現場にいた。

989 :名無し物書き@推敲中?:2011/04/06(水) 18:15:35.57
事件は解決した。ジェニファーとティファニーが解決したのだ。
てきとうに「この人が犯人よ!」と指差したら当たってしまい、そのまま投げやりな感じで終わった。
運は良かったのだろう。たちまちジェニファーとティファニーの株が上がった。

990 :名無し物書き@推敲中?:2011/04/06(水) 19:02:55.55
上がった株で株式会社を作った

991 :名無し物書き@推敲中?:2011/04/06(水) 19:27:37.99
経済のけの字も知らぬ女性二人が作った会社などうまくいくわけがない。
すぐに潰れて借金取りたちに追われる日々となった。

992 :名無し物書き@推敲中?:2011/04/06(水) 19:31:53.45
借金取りはキモ豚に撃退された

993 :名無し物書き@推敲中?:2011/04/06(水) 19:54:58.05
その撃退の仕方が過剰であり、借金取りたちは後日それが原因で息絶えた。
キモ豚たちは知恵を絞って事実関係を隠蔽した。
名探偵ヘイドレクの登場である。

994 :名無し物書き@推敲中?:2011/04/06(水) 20:19:10.17
ヘイドレクは登場したものの、何をすればいいのか分からなかった。
ただオロオロするばかりで周りからウザがられている。
「なんだお前は、何しにきた。どけ!」

995 :名無し物書き@推敲中?:2011/04/06(水) 22:01:26.27
そう言ったのは>>996だった
>>996の背後には>>997が腕を組んでヘイドレクを睨んでいる
パニックに陥ったヘイドレクは>>998を刺し殺し>>999を無理矢理車に乗せた
そして>>1000の事象が起きたのだ

996 :名無し物書き@推敲中?:2011/04/07(木) 01:19:51.74
―完―

997 :名無し物書き@推敲中?:2011/04/07(木) 03:36:06.51
―直人―

998 :名無し物書き@推敲中?:2011/04/07(木) 06:48:15.48
―が―

999 :名無し物書き@推敲中?:2011/04/07(木) 08:30:34.35
ちょーん

1000 :名無し物書き@推敲中?:2011/04/07(木) 11:45:23.57
と叫んだとたん今まで屋根裏に隠れていた犯人が笑いだし、捜査員たちに見つかった。
事件はたちまち解決した。

【完】

1001 :1001:Over 1000 Thread
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。

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