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【原書でサクッと】Dubliners【1日1篇】

1 :cotter ◆tsGpSwX8mo :2011/10/21(金) 22:53:33.71
とにかく原書で読んでみる。
その上で各種翻訳を比較してみるのもまた楽しからずや。
最後のThe Deadgは1日じゃ厳しいか。

2 :cotter ◆tsGpSwX8mo :2011/10/21(金) 22:58:58.94
ごめん、The Deadね。
これほかのとちょっと違うのね。
順番にいきましょう。
The Sistersから。

3 :吾輩は名無しである:2011/10/22(土) 00:34:08.06
変な叔父さん出てくるね

4 :吾輩は名無しである:2011/10/22(土) 01:03:20.66
何章目かで小学生にチンポ見せる変態おっさん出てくるよね

5 :cotter ◆tsGpSwX8mo :2011/10/22(土) 13:20:21.88
>>3-4
2つ目のAn Encounterね

で、The Sisterだけど、陰鬱な話だなー。
laughing-likeって、実際のところどんな声を出してるんだろうか。

6 :吾輩は名無しである:2011/10/22(土) 14:09:42.59
DUBLINERS
久しぶりに読んでみるかなオレも。
学生時代読んだけど実は内容良く分からなかった…

7 :吾輩は名無しである:2011/10/23(日) 11:50:58.89
原書あるけどまったく読んでねー
このスレは>>1が読んで報告すんの?

8 :cotter ◆tsGpSwX8mo :2011/10/23(日) 17:10:12.22
>>5
あー、またミス。The Sisters、複数ね。
で、昨日書いたFlynnのlaughing-like、やっぱ訳は様々。
柳瀬、米本、結城、高松、安藤と、一渡り見てみたけど、柳瀬訳かな。
ただ、難しいと思う。
wide-awakeとlaughing-likeにどの程度狂気の説明的な色をつけるかは。

>>7
報告っていうか、原文で読んだ人といろいろ語り合えたら楽しいなってだけ。
ちなみにオイラが使ってるのはPenguin Modern Classics版。
巻末のnotesが親切で助かる。

で、きょうはAn Encounterね。
green eyesをさがすところ。
これは原文を読まなかったら、なんだかワケわからなかったなー。

9 :cotter ◆tsGpSwX8mo :2011/10/24(月) 22:45:21.39
Araby
これ、きれいだな
冒頭のdecent
難しいなー、こういうの

10 :cotter ◆tsGpSwX8mo :2011/10/25(火) 22:17:35.95
一日一篇の予定だったけど、なんとか年内にUlyssesまでいきたい。
で今日は2篇。
Eveline
...; but latterly he had begun to threaten her and say what he would do to her only for her dead mother's sake.
ここ、すべて異なる訳。父娘の性的関係?
あと、Evelineの音。昔の伊藤整のやつで、イヴラインというのがあったような記憶がある。
Gutenbergの朗読ではイヴラインと発音してたけど、訳もこの音は割れてるなー。

次、After the Race
...the cheer of the gratefully oppressed.
ここも微妙。

11 :cotter ◆tsGpSwX8mo :2011/10/26(水) 20:34:48.41
今日も2篇。
Two Gallant
The grey warm evening of....で始まる第一パラグラフ丸ごと美しい。
結城訳がよかった。
あと、たまたま見た『6月16日の花火』という丸谷のジョイス本に
この部分の原文と訳文がでていたが、shuttered for the reposeのところ
完全に誤訳だと思う。

次、The Boarding House
最後のPollyの心の中の様子。
Her hopes and visions were so itricate....のintricate
込み入ってるというより錯綜とした柳瀬訳がよいと思う。
あと、servant Maryの存在が面白い。
Maryはやっぱりmarryと音が違うのが残念。

12 :cotter ◆tsGpSwX8mo :2011/10/26(水) 20:44:58.82
>>11
Two Gallants、sね。

13 :cotter ◆tsGpSwX8mo :2011/10/27(木) 20:36:38.98
今日も2篇。
A Little Cloud
冴えない男の、こちらまで胸塞がれる話。
--You'll put your head in the sack, repeated Little Chandler stoutly, like everyone else if you can find the girl.
地の文に会話を溶け込ませる手法だけど、put your head in the sack、袋にクビを突っ込むでは余んまりでしょ。
会話に関しては柳瀬訳に精彩あり。

Counterparts
対応とするより写しとした柳瀬訳を支持したい。
それにしても悲惨なラストだ。

オイラは柳瀬にまったく義理などないけど、
今日はどちらも柳瀬支持になってしまった。

14 :cotter ◆tsGpSwX8mo :2011/10/28(金) 23:22:54.26
今日も2篇。
Clay
オイラこれが一番好きかも。
翻訳が難しいと思ったのは、..., she had the notions of a common woman.のところ。
訳まちまち。
あと、a sup of porterは柳瀬の言うとおりだ。
ただ、翻訳考えるとものすごくキビシイ。
原文で読まないと楽しめない箇所かな。

A Painful Case
愛の欠如だよなー。
He gnawed the rectitude of his life; he felt that he had been outcast from life's feast.
gnawedとrectitudeだよなー。
ここは米本訳がいいと思った。

明日はIvy Day in the Committee Room
瓶ビール(当時の製造方法、コルク栓、炭酸ガス)に詳しい人の意見が聞けたら嬉しい。

15 :cotter ◆tsGpSwX8mo :2011/10/29(土) 22:07:07.48
Ivy Day in the Committee Room
問題はOld Jack
柳瀬のなぞなぞをつらつら考えてみる。
先ず、I'm dry too, といっていた呑んべえの爺さんが自分であけたbottleに手をつけなかったというのは無理があるように思う。
仮に、爺さんがBlack Eagleから届けられた本数をごまかしていたとしよう(届けた少年もそこにいるのでなかなか難しいと思うが。ただ、そうだとすると少年が帰っていくときのmuttering some form of salutationは実は爺さんを暗に告発したもの?)。
12本から2本ちょろまかし残り10本、これをthe full tallyとしてテーブルに並べ、3本をあける(ちなみに爺さんの息子は17歳、届けに来た少年は19歳。2歳差だ)。
予想外の1本(少年分)が消費されたため、後から来る人間に行き渡らずにちょろまかしが露見するのを恐れて、自分用にあけた1本にコルクをつめ直してテーブルに何気に置いておいたのか?
しかし、少年分を引いても残りはまだ6本ある。
そんな心配するほど少なくなっているといえるだろうか?
あと誰と誰が来るのか爺さんは大体わかっているはず。
とはいえ思いがけない来客はこういう場合よくあること。
そんなこんなで一人当たり何本かとか考えて、自分に3本はさすがに業突くと気が咎めたのか?
そうだとして、しかし温められて最初にコルクが飛ぶ方がapologetic Pok!ってのがわからない。
一度コルクをあけたたらbottleの内圧は低くなっているはずだ。
先に飛ぶか?
あるいはHenchyはbottleの違いに気付いていて、それを承知で温めたのか?
その場合、Lyonsに対してHenchyは何らかの意趣を含んでそうしたのか?
Lyonsのbottleはより火に近くなるように置かれたと考えれば先にPokしてもいい。
あるいはapologeticをそう取らないで(単にParnellに対してと考えて)、Croftonのbottleが一度あけられたものだとしておけばいい。
(つづく)

16 :cotter ◆tsGpSwX8mo :2011/10/29(土) 22:09:26.30
ただ、コルクの飛び方の時間差についてOld Jackを介在させなくても、ワインに比べれば瓶ビールのコルクはあまり上等のものではなく、均質なものは使われていなかったといったようなことなどを考え合わせれば、それほど腑に落ちないことではない。
政治をテーマにした1篇だけに、いろいろな思惑が幾層にもあった方が面白いのだけれど、うーん、ちょっと強引過ぎないか・・・。
そもそも論でいうと、Black Eagleから届けられた本数が問題だ。
というかfull tallyをどうとるか。
もちろん12本でなくてもいい。
しかし、素直に読めば、少年がいるのだから持ってきた本数と確認しているはずだ。
つまりtallyとはそういうことのはずだ。
だからちょろまかしはないと思う。
ならば、あけられたビールは呑んでしまわなければ大損だ。
爺さんはやっぱりその場で呑んでいる方が自然。
渇いている爺さんが自分の分をミスミス他人に呑まれるようなことをするだろうか?
最後、Hynesの朗読の後で…all the auditors drank from their bottles…ともある。
爺さんは員数外?
それならば最初に3本のコルクをあけないでしょ。

17 :cotter:2011/10/30(日) 20:59:42.43
A Mother
お母ちゃんがしゃしゃり出てきて結局娘の将来を(たぶん)台無しにしてしまうというこの話。
女性が、男性の口吻を真似る様子を日本語にするのって、難しい。
しかも、わけのわからない、でもそれなりにそれらしいことばを捨て台詞として使ってとなると尚更。
She tossed her head and assumed a haughty voice:
--You must speak to the secretary. It's not my business. I'm a great fellow fol-the-diddle-I-do.
このセリフを母ちゃんに言わせるというジョイスの皮肉さ加減ってすごい。
しっくり来るのは米本訳かな。
ただ、secretaryの訳は書記よりも柳瀬訳の幹事の方がいいと思う。

18 :cotter ◆tsGpSwX8mo :2011/10/31(月) 21:22:05.17
Grace
Kernanの文字通り舌足らずな英語が痛面白い。
outsiderでPowerがKernanの舌を見るシーンを理解するのに柳瀬の図版が大変役立った。
二輪馬車にアウトサイダーとルビをふってくれているのも親切。
Graceという言葉についてPenguin巻末のnoteを先に読んでおいたおかげで、ぐっと立体的に楽しく読めた。

明日はいよいよThe Dead
ちなみにジョン・ヒューストンの映画、ブツ切れだけどyoutubeにアップされている。
アンジェリカ・ヒューストン、ちょっと大柄すぎな気もしないでもないが、好みの問題だね。

19 :cotter ◆tsGpSwX8mo :2011/11/02(水) 00:52:21.61
The Dead
Dublinersの最後の、そして恐らく最も有名な1篇。
やはり、最後の雪かなー。
まず、Penyeachの中の次の詩を書き写してみる。

She weeps over Rahoon

Rain on Rahoon falls softly, softly falling,
Where my dark lover lies.
Sad is his voice that calls me, sadly calling,
At grey moonrise.

Love, hear thou
How soft, how sad his voice is ever calling,
Ever unanswered, and the dark rain falling,
Then as now.

Dark too our hearts, O love, shall lie and cold
As his sad heart has lain
Under the moongrey nettles, the black mould
And muttering rain.

詩と散文の関係。
主題としては死と記憶と沈黙。
雨でなく雪。

20 :cotter ◆tsGpSwX8mo :2011/11/03(木) 00:36:36.85
The Deadについて何か気の利いたことを最後に書こうと思ったけど、
いまのオイラに気の利いたことなんか書けるわけがないので諦めて最後のパラグラフを先ずは書き写す。

A few light taps upon the pane made him turn to the window. It had begun to snow again. He watched sleepily the flakes, silver and dark, falling obliquely against the lamplight.
The time had come for him to set out on his journey westward. Yes, the newspapers were right: snow was general all over Ireland. It was falling on every part of the dark central
plain, on the treeless hills, falling softly upon the Bog of Allen and, farther westward, softly falling into the dark mutinous Shannon waves. It was falling, too, upon every part
of the lonely churchyard on the hill where Michael Furey lay buried. It lay thickly drifted on the crooked crosses and headstones, on the spears of the little gate, on the barren
thorns. His soul swooned slowly as he heard the snow falling faintly through the universe and faintly falling, like the descent of their last end, upon all the living and the dead.

swoonとfaintの訳し分けが意味的に近接してる分、難しいと思う。
あと、どうしても三好達治の雪を思い浮かべてしまう日本人のオイラは、
この最後の部分を味わう上で、有利なのだろうか、不利なのだろうか。
まあ、そんなことは詮無いことだけれども。
ちなみに三好達治の詩は引用しない。
縦書きじゃないと、あれは。
こっちのは、横書きに合わせるように、横に横に流れて、降り積もる。

これでDublinersは一応読了。
あくまでも一応なので折を見て読みかえそっと。
しばらくしたら別スレたててA Portrait of the Artist as a Young Man読もっと。

21 :moocow ◆tsGpSwX8mo :2011/11/08(火) 01:18:23.31
A Portrait of the Artist as a Young Manのスレを立てようとおもったが立てられんので、
Chamber Musicの詩篇を書き写してみる。

T

Strings in the earth and air
Make music sweet;
Strings by the river where
The willows meet.

There's music along the river
For Love wanders there,
Pale flowers on his mantle
Dark leaves on his hair.

All softly playing,
With head to the music bent,
And fingers straying
Upon an instrument.

22 :moocow ◆tsGpSwX8mo :2011/11/09(水) 00:23:34.68
昨日の詩からPortraitのXのあの有名な詩がくる前段を読んでみる。
...O what sweet music! His soul was all dewy wet. Over his limbs in sleep pale cool waves of light had passed.
He lay still, as if his soul lay amid cool waters, conscious of faint sweet music....
ほんと、ジョイスって、H。
まあ、若いから仕方ないか。

23 :moocow ◆tsGpSwX8mo :2011/11/09(水) 21:16:44.02
U

The twilight turns from amethyst
to deep and deeper blue,
The lamp fills with a pale green glow
The trees of the avenue.

The old piano plays an air,
Sedate and slow and gay;
She bends upon the yellow keys,
Her head inclines this way.

Shy thoughts and grave wide eyes and hands
That wander as they list-
The twilight turns to darker blue
With lights of amethyst.

24 :吾輩は名無しである:2011/11/10(木) 13:52:58.07
利口パン

25 :moocow ◆tsGpSwX8mo :2011/11/10(木) 20:51:09.30
ほよ?

26 :moocow ◆tsGpSwX8mo :2011/11/10(木) 21:45:55.56
あーびっくりした。
こんなスレでも覗きにきてくれるひといるんだ。
よかったらまたきてね。
で、きょうも引き続きChamber Musicから。

V

At that hour when all things have repose,
O lonely watcher of the skies,
Do you hear the night wind and the sighs
Of harps playing unto Love to unclose
The pale gates of sunrise?

When all things repose do you alone
Awake to hear the sweet harps play
To Love before him on his way,
And the night wind answering in antiphon
Till night is overgone?

Play on, invisible harps, unto Love
Whose way in heaven is aglow
At that hour when soft lights come and go,
Soft sweet music in the air above
And in the earth below.

Tと一緒に響いてんだよね、これ。

27 :moocow ◆tsGpSwX8mo :2011/11/11(金) 23:21:36.96
W

When the shy star goes forth in heaven
All maidenly, diconsolate,
Hear you amid the drowsy even
One who is singing by your gate.
His song is softer than the dew
And he is come to visit you.

O bend no more in revery
When he at eventide is calling
Nor muse: Who may this singer be
Whose song about my heart is falling?
Know you by this, the lover's chant,
'tis I that am your visitant.

今日のWはUに対応した詩だね。
shyね、shy。



28 :moocow ◆tsGpSwX8mo :2011/11/12(土) 18:15:06.87
X

Lean out of the window,
Goldenhair,
I heard you singing
A merry air.

My book is closed;
I read no more,
Watching the fire dance
On the floor.

I have left my book:
I have left my room:
For I heard you singing
Through the gloom,

Singing and singing
A merry air.
Lean out of the window,
Goldenhair.

29 :吾輩は名無しである:2011/11/22(火) 01:41:21.80
Chamber Musicはおもしろい
だが、だれも読んでいない

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